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年末、暗算対決で祖父と息子の絆が深まった話 -そろタッチVSそろばん-

「そろタッチ」で暗算力向上に励む息子

「そろタッチ」で1日15分〜30分程度、1年4ヶ月継続してきた息子。継続は力なりとは言ったもので今やU5ステージに到達。いまや、3年生の姉のレベル(U4で算数塾へ移行)も超え、6歳にして家族の中で暗算王の名をほしいままにしていた。

今年も、やめてくれと言っているにも関わらず、年末のM1グランプリで、順に発表される7人の審査員の合計点を瞬時に計算し、順位を言ってしまうという離れ業で見事私のドキドキ感を奪ってくれた。

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2021年末、息子に強敵?が現れた

2年ぶりに家族で帰省した12月30日の実家でのこと。毎日のルーティンのようにそろタッチをしている息子を見て、私の父親、つまりおじいちゃんが言った。

「なかなか早いけどまだまだ負けそうにないな。」

御年70歳。幼い頃は近所のそろばん教室に通っていたらしい。エクセルもスプレッドシートもなかった時代、会社では、計算が早いということで経理関係の仕事はもちろんのこと、麻雀大会でも重宝されたらしい。暗算には相当の自信を持っている。そして、多少は丸くなったとはいえ、人を褒めることも負けることも嫌いな堅物だ。

一方で、息子は、かけっこはもちろん、夕食を食べる終わる速さ、寝入るまでの時間までも競争したがる性格である。

「僕のほうが暗算できるよ、やってみる?」いつもの半笑いで挑発するこの言葉で世代を超えた対決が実現することになった。

いざ暗算対決!

暗算対決には、そろタッチのゲームにある「フラッシュ」暗算を用いた。足し引きで、モードは「ふつう」、桁は「2けた」、速さは「くるま」。くち数は3口から始めて1口ずつ増やしていく方式を取った。

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フラッシュ形式で表示される数字が表示された後に息子とおじいちゃんが同時に答えを言う流れ。不正を防ぎ、公平を期すために、長女(U4ステージ)に審判をお願いした。

結果は、3口では両者譲らず、全問正解。4口では両者1問ミス。5口では息子は全問正解。おじいちゃんはついていけず脱落。。

これみよがしに10口の計算を解いてみせる息子の姿におじいちゃんも目を丸くして「参った」の一言。。

世代を超えた暗算対決は息子に軍配が上がった。

その後、祖父と息子に起こった変化とは?

2年ぶりの実家への帰省で場所見知り、人見知りをしていた息子はこの祖父との暗算対決で一気に打ち解けた。そろタッチの珠の置き方とそろばんの違いなど話も弾んでいたようだ。久しぶりに会う孫と共通の話題ができておじいちゃんも嬉しそうだ。

そして何より、最新のテクノロジーを駆使した「そろタッチ」で学習する息子と60年以上前にそろばんを学習していた祖父が、暗算を通して世代を超えたコミュニケーションをとっている姿になんとも言えぬ感動を覚えた。

そして、孫との共通の話題ができたのが嬉しかったのか、祖父はこれから数字を使ったトレーニングに勤しむようだ。早速、近所の本屋で数独の問題集を購入している。

偶然にも、そろタッチはそろタッチ学習の中高年齢者の認知機能及び生活の質への影響を研究しているようだ。認知能力の改善に効果があるということであれば、是非父親にもそろタッチを薦めたい。

最後に、対決に勝った息子のおじいちゃんへの言葉が忘れられない。

「勝ったから、お年玉いっぱいちょうだい!」

この強欲さも祖父、私、息子と脈々と受け継がれているものなのだろうか。。

暗算対決を通して3世代の交流ができた素敵な一日となった。

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