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【関西まなぷろ】 Yさん(Member's Voice#22)

基本情報

プロジェクト:関西まなびプロジェクト(まなぷろ)
所属大学:同志社大学 文学部 哲学科2回生


関西まなびプロジェクトとは

 中高まなびプロジェクトでは、中学生・高校生に向けた授業企画やワークショップの開催を行っています。コンセプトは「開かれた教室で拓かれた学び」。
 全ての人が、生徒とふれあい、学び合える「開かれた教室」で、五教科の学習や受験のための学習に限られない「拓かれた学び」を目指しています。

PJでの活動を決めた理由

 自己探求学習やキャリア教育に興味があり、またそれらの授業を自ら企画し実践することに関心があったからです。「授業の面白さ」を追究するにあたり、既にある理論だけでなく、実際の現場を経験して得られるオリジナルな着想も必ずあるはずで、それを学びたいと思ったことも理由の一つです。

生徒や教員の方々と接すること

 5月に実際の教育現場(通信制の高校)に赴き、初めての授業実施を経験しました。生徒の方々とどのように接していいか初めはたじろぐばかりでしたが、自分の試行錯誤や先輩からのアドバイスで学生との距離感を学ぶことが出来ました。
 また、生徒の方々と話す中で、今の生徒は何に興味があるのか、何を学ぼうとしているのかが少しづつ見えてきて、授業企画を考えるのに価値ある情報を掴むことが出来ました。


現場での経験

 生徒とのコミュニーケーション、さらに教員(コーチ)の方とのコミュニケーションの力がついたと感じています。また、実際の授業実施で発声の仕方や生徒の指名の仕方、質問を投げかけるコツなど現場だからこそ得られるスキルを学ぶこともできました。

みんなで作り上げる

 僕が新入生の時、新歓期間中のミーティング見学は印象に残っています。そのミーティングは次回の授業の企画をしていて、新入生の僕に積極的にアイデアを出してもらおうと当時の先輩方がフレンドリーに話しかけてくださいました。そして、僕がアイデアを提案すると、それを実際の企画の内容に組み込んでくださったのです。その時、僕の中からアイデアを出す際の特有のためらいは消えましたし、本当に一からメンバー全員で企画しているのだなと温かい雰囲気を実感しました。素直にアイデアが取り入れられたのが嬉しかったので活動を続けようと思いました。

PJやROJEに入ってよかったこと

 まなぷろというプロジェクトに入ったおかげで、頭でっかちな教育への考え方が、実際の現場を経験をすることで解きほぐされていったことは学びの点で良かったです。ROJEに入り、東西合宿を経験したこともあり、教育について考えるさまざまなメンバーと出会えたことで、自分の交友関係や知見が広がったことはここでしか得られない財産だと思います。


新入生へのメッセージ

 僕は教育現場に関心があります。人と人がいかに学び合い、よりよい教育が生まれるか考えている人がいらっしゃったらお会いしたいです。
 「教育」に少しでも興味関心がある人はぜひとも。興味関心がなくても、間違いなくヒトやプロジェクト活動のおかげで自己成長します。もし、社会参画の意思や社会問題解決への関心を持っていながら、居場所が見つからずふわふわしていらっしゃるのならROJEに参加してみてはいかがでしょう?


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