【わたげ】 D.Hさん(Member's Voice#25)
基本情報
プロジェクト:わたげプロジェクト
所属大学:京都女子大学発達教育学部教育学科教育学専攻3回
わたげプロジェクトとは
明日起こるかもしれない災害で、尊い命が失われてしまうことがないように。
「すべての人が災害と向き合う社会をつくる」をビジョンに、防災教育を語り・学び合うコミュニティづくりや、防災教育の担い手育成ワークショップの開催、学校・地域における防災の出張授業など多様な事業を行っています。
PJでの活動を決めた理由について
私自身、身内が東北に住んでいて「東日本大震災」や「復興」についてROJEに入る前から少し興味がありました。しかし、過去の震災から次に起きるかもしれない災害につなげるという考えが今までなく「防災教育」という考えがすごく新しくて、大切なことだと先輩のお話を聞いて感じました。
また、わたげプロジェクトの説明を聞いた時は「防災教育」はハードルが高いものだと感じていましたが、防災ゲームで楽しく学べたり、防災の大切さを大学生の目線から考えたりする活動から、防災はハードルが高いものではないんだと感じて、自分でも活動できそうだと思って入ったのが決め手です。
防災教育実践交流会〜現役教員をお招きして〜
わたげプロジェクトで行う外部イベントの一つに「防災教育実践交流会」があります。企画から広報・運営までやることができます。2022年は防災教育の実践を知りたいという思いから、静岡で現役教員を行っている先生をゲストにお呼びして講演会を行っていただきました。自分自身教員を目指しているので、地域を巻き込んで防災を行うことの難しさや、防災教育を行う熱意を先生の目線から聞けたことが運営を行いながら、とても印象に残りました。
イベント企画からゲスト交渉まで行うのにとても時間がかかりましたが、とてもやりがいのある活動でした。
参考:第8回防災教育実践交流会
フィールドワーク
わたげプロジェクトの特徴として、現地に行き目で見て学ぶ機会があります。この2年間で、神戸の人と防災未来センター・淡路島の野島断層保存館・阿倍野にあるあべのタスカルの防災施設や、福島県南相馬市でのフィールドワークに行きました。震災や災害について学べるほか、「震災」や「防災」をどのように伝えていくのかをわたげプロジェクトの活動の視点から学ぶことができるようになりました。
ミーティングの雰囲気づくり
「ミーティング」と聞くと少しかしこまったイメージがありますが、私たちのミーティングでは「楽しく参加できる」ことを大事にしています。プロジェクトリーダーを務めて時には大変なこともありましたが、大変なことを相談することで解決したり、何気ない話で盛り上がったり、メンバー全員がミーティングに参加して良かったと思えるような雰囲気作りを心掛けています。自分自身も先輩と楽しくミーティングできたことがこれまで印象に残っているので、これからも受け継いでいきたいと思います。
自ら企画・運営
1年生の時に参加した「第6回防災教育実践交流会」では、東日本大震災で大きな被害を受けた大川小学校の語り部さんをゲストにお呼びし、防災教育の大切さを初めて知ることができました。イベントは企画や運営することで得られるスキルですが、自分が知りたいことや興味のある事をイベントとして形にできるのも良さだと思います。
PJやROJEに入ってよかったことについて
先輩後輩、プロジェクト関係なくご飯に行ったり、出かけたりすることができることです!そこで、「教育」について語ったり、趣味の話しで盛り上がったり、色んな一面を見せることができる仲間ができるのも、魅力の一つだと思います!実際に同期と後輩で海までドライブに行ったり、同期メンバーと合宿で朝まで教育について語ったりしたのがとても印象に残っています!
新入生へのメッセージ
rojeでは「教育」を通して繋がれる仲間ができることが魅力の一つです。私は教育学部ですが、メンバーのほとんどは教育学部に限らず、教育学部以外の文系理系の学部に通うメンバーが所属しています。自分が持っていない視点から「教育」を考えるメンバーと繋がれ、新たな視点を得ることができとても新鮮です。是非「教育」に興味を持つそこの君!一緒に活動してみませんか?
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