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【山本 丘人】日本画 / 絹本・彩色 査定 鑑定 買取 致します

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山本 丘人
絹本・彩色


◎山本 丘人の芸術

山本丘人(やまもと きゅうじん、1900年-1986年)は、日本画を代表する画家であり、20世紀の日本画の革新を推し進めた重要な存在です。彼の作品は、戦前・戦後を通じて作風を変えながらも、常に「詩情」をテーマにした深い情感が込められており、日本画の伝統的な技法と現代的な感性を融合させた点で評価されています。

東京出身の山本は、1920年に東京美術学校(現・東京藝術大学)に入学し、松岡映丘に師事しました。彼の初期の作品は大和絵の影響を受けたものが多く、繊細な線描と伝統的な色彩が特徴です。しかし、戦後になると作風が大きく変わり、力強い描線を取り入れ、自然や風景を表現する中で、詩的な感覚を強く反映させるようになります。この頃の作品には「地上風韻」(1975年)や「流転の詩」(1974年)などがあり、それらは日本画の枠を超えた新たな表現の模索を感じさせます。

山本は1948年に創造美術を結成し、1951年には新制作協会日本画部のメンバーとして活躍。さらに1974年には創画会を設立し、同会を中心に日本画の革新運動を推進しました。彼の芸術は「現代の漢画」と称され、そのダイナミックで抒情的な表現が高く評価されました。1977年には文化勲章を受章し、日本画界におけるその功績が認められました​。

◎新制作協会とは

新制作協会は、1936年に設立された日本の美術団体で、従来の日本画の保守的な伝統から脱却し、より革新的で自由な表現を追求することを目的としました。主に日本画、洋画、彫刻などの分野で新しい試みを行うアーティストたちが集まり、毎年展覧会「新制作展」を開催しています。この協会は、戦後の日本美術の革新運動を推進し、多くの著名な画家や彫刻家が参加しました。

山本丘人展/1994年・東京国立近代美術館

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