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◎糸園和三郎の芸術
糸園和三郎(いとぞの わさぶろう、1911年8月4日生まれ、2001年6月15日没)は、大分県中津市出身の洋画家であり、シュルレアリスムの影響を受けた独自の作風で知られています。幼少期に骨髄炎を患い、学業を断念せざるを得ませんでしたが、16歳で上京し、川端画学校や前田寛治が主宰する写実研究所で絵画を学びました。1930年には春陽会展に初入選し、翌年には独立美術協会展にも入選するなど、若くして頭角を現しました。
1934年、斎藤長三らとともに前衛的なグループ「飾画(かざりえ)」を結成し、シュルレアリスム的な作品を発表しました。その後、福沢一郎を中心とした美術文化協会の創立に参加し、さらに1943年には松本竣介や鶴岡政男らと新人画会を結成するなど、戦時下においても積極的に創作活動を続けました。
戦後は、自由美術家協会に参加し、1957年にはサンパウロ・ビエンナーレに出品するなど、国際的な評価も得ました。1968年には、ベトナム戦争をテーマにした「黒い水」「黄色い水」を発表し、第8回現代日本美術展でK氏賞を受賞しました。これらの作品は、戦争や社会問題に対する糸園の深い洞察と強いメッセージが込められています。
晩年には、日本大学芸術学部で後進の指導にもあたり、多くの若手画家の育成に尽力しました。その教育者としての姿勢は、弟子たちからも高く評価されています。2001年6月15日、肺炎のため89歳で逝去しましたが、その作品と影響力は現在も多くの人々に感銘を与え続けています。
糸園の作品は、静謐でありながら詩情と人間の温もりを感じさせるものが多く、シュルレアリスムの要素を取り入れつつも独自の表現を追求しました。その生涯を通じて、社会や人間の内面を鋭く見つめ続けた糸園和三郎の芸術は、今なお新鮮な感動を呼び起こします。
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