【北沢映月】日本画 / 絹本・彩色 査定 鑑定 買取 致します
北沢 映月
紙本・彩色
◎北沢 映月の芸術
北沢映月(1907-1990)は、昭和から平成にかけて活躍した日本画家で、特に女性を描いた美人画で高く評価されています。彼女は京都出身で、1923年に上村松園に師事し、そこで人物画の基礎を学びました。1935年には、土田麦僊の山南塾に入門し、画家としてのさらなる技術向上を図ります。
映月の作品は、繊細な筆遣いと洗練された装飾性が特徴で、静かで気品のある女性像を描き続けました。彼女の美人画は、観念的な作風でありながらも、明るく鮮やかな色彩が施されているのが特徴です。また、文様の描写が丁寧で、全体的に柔らかく優しい印象を与えています。これにより、彼女の作品には「映月様式」ともいえる独自のスタイルが確立されました。
1941年には、日本美術院賞第三賞を受賞し、女性としては小倉遊亀に次いで二人目の日本美術院同人に選ばれました。1960年代には歴史上の女性や文学に生きた女性たちを題材とした作品を多く制作し、淀君や樋口一葉、八百屋お七などを描いた作品が特に知られています。また、彼女は「内閣総理大臣賞」や「文部大臣賞」などの多くの賞を受賞しており、日本美術院の評議員も務め、画壇で重要な役割を果たしました。
映月の作品は、京都国立近代美術館や東京国立近代美術館をはじめ、多くの美術館に所蔵されています。代表作には、「娘」(1935年)や「花と舞妓」(1961年)、そして「女人卍」(1972年)などがあり、それらは彼女の作品に見られる気品と美しさを象徴するものです。
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