【片岡球子】 版画 / シルクスクリーン 「When you are smiling」 査定 買取 致します。
作品名: 春:「富士四題」より
作家名: 片岡球子
作品詳細: リトグラフ 36×48cm
作品名: めでたき山と樹
作家名: 片岡球子
作品詳細: 木版 34.2×54cm
作品名: 湖畔の富士
作家名: 片岡球子
作品詳細: リトグラフ 43.9×28.5cm
◎片岡球子の芸術
片岡球子は、1905年に北海道札幌市で生まれ、2008年に103歳で亡くなるまで、昭和から平成時代にかけて活躍した日本の女流日本画家です。彼女の作品は、独創的な構図と鮮やかな色彩で知られており、従来の日本画にはない斬新な表現を取り入れたことで、日本画の新境地を切り拓きました。
片岡球子は、女子美術専門学校(現・女子美術大学)を卒業後、神奈川県立横浜市大岡尋常高等小学校で教諭として勤務しながら創作活動を続けました。彼女の初期の作品は不当な評価を受けることもありましたが、1975年に日本芸術院賞・恩賜賞を受賞し、1989年には文化勲章を受章しました。女性画家としては上村松園、小倉遊亀に次ぐ第三位の受賞者とされ、「日本三大女流画家」と称されることもあります。
片岡球子の作品の中でも特に有名なのは、彼女の「富士山」シリーズや「面構」シリーズです。これらの作品は、大胆な構成と斬新な色使い、力強い筆使いが特徴です。彼女は生涯独身を通し、晩年まで現役の画家として活動を続けました。
片岡球子の作品は、東京国立近代美術館やフジヤマミュージアム、メナード美術館、世田谷美術館など、多くの美術館で展示されています。彼女の作品は、今なお多くの人々に愛され、日本画の新たな可能性を示すものとして評価されています。
◎片岡球子のリトグラフ
片岡球子のリトグラフ作品は、彼女の独特の芸術スタイルを表現しています。彼女の作品では、「富士に花咲く」や「めで多き富士」など、日本の象徴である富士山をモチーフとして用いています。これらの作品では、リトグラフ技法に加えて、本金箔や本プラチナ箔を使用しているものもあり、その結果、圧倒的な存在感と美しさを放っています。片岡球子のリトグラフ作品は、彼女の鮮烈な色彩と力強い筆使いを感じさせる一方で、伝統的な日本画の枠を超えた独創的な表現を見せています。
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