【奥田元宋】 日本画 / 紙本・彩色 査定 買取 致します。
作家名: 奥田 元宋
作品分類: 日本画
作品詳細: 紙本・彩色
◎奥田元宋の芸術
奥田元宋は1912年に広島県で生まれた著名な日本画家で、1984年には文化勲章を受章しました。彼の画業は、人物画や花鳥画から始まり、特に風景画で新たな日本画の表現を模索し続けたことで知られています。1938年の第2回文部省美術展覧会(新文展)で「盲女と花」が特選を受賞し、その後も多くの賞を受賞しました。特に彼の作品「秋嶽紅樹」では「元宋の赤」と称される独特の赤を用いた風景表現で知られるようになりました。また、短歌にも優れた才能を示し、日本芸術院会員に推挙されるなど、多方面で活躍しました。
奥田元宋・小由女美術館は、彼と彼の妻である人形作家の奥田小由女を記念して設立された美術館で、夫妻の作品が数多く展示されています。この美術館は彼らの故郷である広島県三次市にあり、夫妻の作品が散逸しないようにとの願いから建設されました。2001年に美術館に寄贈された奥田元宋の日本画作品16点と写生作品4点、小由女の人形作品36点は、美術館の常設展示作品として公開されています。2020年には、小由女も文化勲章を受章し、夫妻揃っての受章者となりました。
奥田元宋の作品は、彼の生涯を通じて変化し続けました。若い頃は人物画や花鳥画に取り組んでいましたが、戦時中の疎開生活を経て風景画に開眼し、特に赤を用いた表現で独自のスタイルを確立しました。奥田元宋の代表的な作品には、「松島暮色」や「湖畔春耀」などがあります。
彼の足跡は、彼自身の作品だけでなく、彼と妻が残した美術館を通しても伝えられています。奥田元宋と小由女の生涯や作品に興味がある方には、奥田元宋・小由女美術館を訪れることをお勧めします。彼らの美術館は、夫妻の豊かな創造力と生涯の業績を伝える貴重な場所となっています。
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