【木村 武山】 掛け軸 / 絹本・彩色 査定 鑑定 買取 致します
木村 武山
絹本・彩色 軸装
◎ 木村 武山の芸術
木村武山(きむら ぶざん、1876年 - 1942年)は、明治から昭和初期にかけて活躍した日本画家であり、横山大観、下村観山、菱田春草らと共に岡倉天心のもとで日本画の近代化に努めました。彼は茨城県笠間市に生まれ、幼少期から画才を発揮し、1890年に上京して川端玉章の画塾「天真堂」で学びました。その後、東京美術学校に入学し、下村観山から大きな影響を受けました。
木村武山は、1906年に岡倉天心らと共に五浦に移住し、日本美術院の再興に参加しました。五浦では横山大観、下村観山、菱田春草らと共に研鑽を積み、その後の日本画の発展に大きな役割を果たしました。彼の作品は、伝統的な日本画の技法を基盤としながらも、西洋画の影響を受けた写実的な描写が特徴です。
武山の代表作には、「阿房劫火」(1907年)や「不動」(1916年)、「孔雀」(1917年)などがあります。これらの作品は、彼の卓越した技術と色彩感覚を示すものであり、特に仏教画や歴史画においてその才能を発揮しました。彼の作品は、茨城県近代美術館や東京国立近代美術館などで所蔵されており、多くの展覧会で展示されています。
木村武山は、晩年に脳内出血で倒れ、右手が不自由になりましたが、左手で描くことにより「左武山」としても知られました。彼の絵画に対する情熱と創造性は衰えることなく、1942年に亡くなるまで多くの作品を残しました。
木村武山の芸術は、彼の師である岡倉天心や横山大観の影響を受けつつも、独自のスタイルを確立し、日本画の近代化に大きく貢献しました。
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