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【児玉希望】 日本画 / 絹本・彩色 査定 鑑定 買取 致します
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児玉 希望
絹本・彩色
◎ 児玉 希望の芸術
児玉希望(こだま きぼう、1898年 - 1971年)は、広島県出身の日本画家であり、その多様な画風と旺盛な創作活動で知られています。彼は大正7年(1918年)に上京し、川合玉堂に師事しました。1921年に第3回帝国美術院展覧会(帝展)に「夏の山」で初入選し、その後も数々の受賞を重ねました。
児玉の作品は、特に風景画や花鳥画、歴史画で評価されています。彼のスタイルは伝統的な日本画の技法を基盤としながらも、西洋近代美術の影響を取り入れたもので、時代の変遷に応じて多彩な表現を展開しました。戦後には、水墨画や抽象画、油彩画にも挑戦し、新しい作域を開拓しました。
昭和32年(1957年)から翌年にかけてヨーロッパに滞在し、水墨画に新たな意欲を燃やしました。彼の作品には、自然を写実的に描写するだけでなく、象徴的で装飾的な要素も見られます。特に晩年の作品では、抽象表現や仏画など新しい解釈を試みる姿勢が顕著です。
児玉はまた、数々の展覧会に参加し、その多彩な画業を広く紹介しました。生誕120年を迎えた2018年には、茨城県天心記念五浦美術館で大規模な回顧展が開催され、初期から晩年までの代表作が展示されました。
児玉希望の芸術は、日本の伝統的な美術と西洋の影響を融合させた独自のスタイルを持ち、その作品は現在も多くの美術館で展示されています。彼の功績は日本画の発展に大きく寄与し、後世の画家たちにも大きな影響を与え続けています。
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