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【長谷川潾二郎】 油彩作品 査定 鑑定 買取 致します
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◎長谷川潾二郎の油彩
長谷川潾二郎(はせがわ りんじろう、1904年生まれ、1988年没)は、函館市出身の洋画家で、独学で絵画を学びました。1924年に上京し、川端画学校に入学しましたが、数ヶ月で退学し、その後は独自に研鑽を積みました。1931年から翌年にかけてパリに滞在し、現地の美術に触れることで自身の画風を深めました。
彼の油彩画は、静物画や動物画が中心で、特に卓上の静物や愛猫を描いた作品が知られています。その作風は、奇抜な構図や派手な色彩を避け、シンプルでありながら深い味わいを持つものが多いとされています。例えば、宮城県美術館に所蔵されている1966年制作の『猫』は、愛猫の太郎を描いた作品で、片方の髭がないのは、太郎が特定の姿勢で寝るのが年に数回しかなく、その間に他界してしまったため、片方の髭は生前のデッサンから描き加え、もう一方はそのままになったと伝えられています。
晩年には、卓上の静物を好んで描き、奇抜な構図や大袈裟な色使いを避け、長時間対峙しても飽きのこない作品を生み出しました。
また、葉書にも満たない小さな油彩画も制作しており、そのための特別な額装が施された作品も存在します。
彼の作品は、国内外の美術館や個人コレクションに所蔵されており、その独特の静謐な世界観と緻密な描写で高く評価されています。また、探偵小説家として地味井平造のペンネームで活動していたこともあり、多才な人物として知られています。
◎コレクターの間で高い人気
長谷川潾二郎の油彩画は、その独特の作風と寡作ゆえに、コレクターの間で高い人気を誇っています。
彼の作品は、写実的でありながら幻想的な独自の世界観を持ち、観る者に深い感動を与えます。特に、愛猫タローを描いた作品「猫」は、完成までに6年を費やした逸話があり、その緻密な描写と愛情深い視点が高く評価されています。
また、長谷川は画壇と距離を置き、独自の制作活動を続けたため、作品数が限られています。この希少性も相まって、彼の作品は美術市場で高い評価を受けています。
このように、長谷川潾二郎の油彩画は、その独自の芸術性と希少性から、コレクターの間で非常に高い人気を博しています。
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