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【村上友晴】 油彩 査定 鑑定 買取 致します


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◎村上友晴の芸術

村上友晴(むらかみ ともはる、1938年生まれ)は、日本の画家であり、その作品は深い精神性と独自の技法で知られています。幼少期から長谷川等伯などの日本古美術に親しみ、1961年に東京藝術大学日本画科を卒業後、当初は「村上友康」の雅号で日本画家として活動を開始しました。しかし、1964年にグッゲンハイム国際賞展でアメリカ抽象表現主義の作品に触れ、その影響を受けて独自の表現手法を模索するようになります。

彼の作品は、漆黒や赤色を中心とした色彩で画面全体が覆われ、木炭の粉末を混ぜた油絵具をナイフでキャンバスに塗り込むことで、重厚な質感と深みを持たせています。この手法により、作品には独特の奥行きと静謐さが生まれ、観る者に深い印象を与えます。

1979年、北海道のトラピスト修道院を訪れたことをきっかけにカトリック教会の信徒となり、以降、修道院の生活に倣いながら、神への祈りを捧げる絵画の制作を続けています。深夜に起床し、日の出まで制作、その後教会での祈りや食事、休息を挟み、再び制作に取り組むという日課を守り、一つひとつの作品を丹念に仕上げています。

1990年代には、白い紙の表面に鉛筆やニードルの痕跡を残した繊細な作品を発表し、新たな表現の境地を開拓しました。これらの作品は、従来の重厚な黒の作品とは異なる軽やかさと透明感を持ち、彼の多彩な表現力を示しています。

主な展覧会としては、1981年の「村上友晴・庄司達」(ロサンゼルス現代美術研究所)、2010年の「静けさのなかから:桑山忠明/村上友晴」(名古屋市美術館)、2018年の「村上友晴展 ― ひかり、降りそそぐ」(目黒区美術館)などがあります。これらの展覧会を通じて、彼の作品は国内外で高く評価されています。

村上友晴の絵画は、修道院の生活に倣いながら、一つひとつの作品を丹念に制作し、神に祈りを捧げる静謐な絵画は深い精神性を湛えている。その独特の技法と深い精神性は、観る者に深い感動と静かな祈りの時間を提供します。


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