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【小泉清】 油絵、水彩、デッサン、版画など 査定 鑑定 買取 致します


『小泉清—その生涯とコレクション展』は、2023年に小泉八雲記念館が刊行した図録です。この図録は、画家であり小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の三男であった小泉清の生涯と、その作品や関係資料を紹介する展覧会に合わせて制作されました。B5判(182×257mm)、全98ページの構成で、日本語と英語の二言語表記となっています。 図録には、小泉清の曾孫であり、小泉八雲記念館の館長を務める小泉凡氏による「大叔父・小泉清のこと」が収録されており、家族の視点から見た小泉清の人となりや画業についての考察が述べられています。また、小泉清の孫である小泉達矢氏による「ごあいさつ」も掲載されており、家族の記憶とともに清の作品に対する思いが語られています。

◎小泉清の芸術

小泉清(こいずみ きよし、1899年12月20日生まれ、1962年2月21日没)は、著名な作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の三男として東京に生まれました。幼少期に父を亡くし、早稲田中学校在学中に八雲の教え子であった會津八一に才能を見出され、東京美術学校(現・東京藝術大学)西洋画科に入学しましたが、体調を崩し中退しました。

その後、独学で洋画を学び、1946年、46歳のときに第1回新興日本美術展で読売賞を受賞し、画壇にデビューしました。彼の作品は、フォーヴィズムの影響を受け、鮮やかな色彩と厚塗りの技法が特徴で、チューブから直接キャンバスに絵具を絞り出すような力強い表現が際立っています。

1954年には国画会の会員に推挙され、以降も精力的に作品を発表しました。しかし、1961年に最愛の妻・シヅを亡くし、その翌年、自ら命を絶ちました。彼の日記には「西洋的追及か東洋的解脱か。……俺の血管では西欧の血と東洋の血が闘っている」と記されており、自身の中に流れる西洋と東洋の血の葛藤に苦悩していたことが伺えます。

彼の作品は、島根県立美術館や小泉八雲記念館などに所蔵されており、現在も多くの人々に親しまれています。


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