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サウナで考える宴(うたげ)の話
前回の「サ道」の話の続きというか、サウナ室で感じた一種の祝祭的な空間について
「サ道」に関しては前回の記事に簡潔にまとめています。
こんなご時世でも、サウナにはたくさんの人が入ってくる(もちろんある程度のフィジカルディスタンスと人数制限はある)
ロウリュ(サウナストーンにアロマを垂らして蒸気を発生させてタオルであおいでくれるもの)を初体験したが、ロウリュを行うサウナ室は密であった。ロウリュはサウナの醍醐味らしい。
サウナの密な空間と、みんなでサウナ石のほうを向いて座っている景観が、原始人が焚き火を囲んで宴を開いてるようだった。そこに一種の宗教的なものを感じるし、キャンプファイヤー的な祝祭感というものをここ1年失っていると思った。
イベントもライブもオリンピックも、僕たちがそういった祝祭的な宴を忘れかけているが、本能的に取り戻したいと思った。