10ヘクタールの自然豊かなキャンパスを有する自由学園。ちなみに、1ヘクタールは、およそ 25mプール 36個分で、甲子園球場の広さは、およそ 3.85 ヘクタール。
もう、すてきな場所に間違いない。そう思いながら読み進める。
お金のないアロからすると、自由学園の学費は「高い」と感じるが、今ない社会をつくる人を育てるための教育に、それほどのお金を投資することは確かに大切である。
自由学園では、野菜の栽培やそれらを使った食事づくり、行事の企画運営、校則づくり、清掃など「自治」が尊重されているそうだ。寮長を務めた女子生徒の言葉は深い。
最高学部の男子学生の言葉も力強い。
男子部教諭の方の言葉で「熟議」という言葉を知った。
そして、「教育」という言葉も知った。
自由学園では、生徒たち自身で自分たち(教員も含む)の食事をつくるそうだ。以前、シェアハウスでみんなで朝食や夕食を囲んだ経験のあるアロからすると、この体験ができる学校は憧れる。
上述のシェアハウスでお世話になり、親炙しているK.Omuroさんは「ご飯の美味しさに関係なく、親が台所に立っていること自体が愛だ」と言っていたのを思い出した。
今、80ページ目に差し掛かったところ。興味をもたれた方はぜひ、一読してみてほしい。ここ(自由学園)で学べなかったなら、子どもをここで学ばせたいけどできないなら、それらを言い訳にせず、つくろう。同じでなくていい。今の教育に疑問があるのなら、できる範囲で、仲間と協力しながら場づくりをする。
アロも、大学卒業後は農家になり、大学生を中心に共同生活ができる場をつくり、互いが互いから学べる場を創ります!
今日も
あなたと私と世界が幸せでありますように。
あなたと私と世界が穏やかでありますように。
あなたと私と世界が健康でありますように。
あなたと私と世界が安らかに暮らせますように。