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東野圭吾 様作 「恋のゴンドラ」 ちょっとした感想

今回はこの「恋のゴンドラ」のちょっとした読書感想文でも書いてみようと思います。
自分は最初、読み始めた時は長い一つの作品と
思ってました。
男女のドロドロとした関係を書いていく感じだと
だけどそれは1つ目の短編が終わり、2つ目の短編に入った所で違うと分かりました。
そこでこの小説は短編集だと思いました。
だけど、ほんとは全部繋がってます。
まぁ、詳しくはここから



この物語は里沢高原スキー場と言う場所を主な
舞台として繰り広げられる主に男女8人の恋愛
ミステリー。
短編は合計で7つ
短編一つ一つで主人公は違う。
そしてそれぞれのストーリーの中で複雑な恋模様が描かれます。
伏線も多くあり、回収も早い。
だから話が面白い。
テンポがいい話なのですごく読み進めやすかった
その中でもクスッと笑える部分もあり、読みやすかったのだと思う。
そのクスッと笑える部分が自分の中の小説に
対するイメージが変わった瞬間でもある。
自分は今まで小説にちょっとお堅いイメージが
あったりしたのだ。
その点、小説入門でこれを読んで正解だと思えた
そして東野圭吾さんらしい文章だなと思った。
まぁ初めて東野圭吾さんの小説を読んだん
だけどねw
東野圭吾さんについて調べた時に「どんでん返しがあったり先の見えない展開だったり、オリジナル性のあふれる斬新なストーリー。そしてテンポがよく読みやすい文章と、人間の内面を描いた作風」というのが特徴だと知り、まさにその通り
だと思った。
一つ一つの結末が本当に面白い…
もっともっと読みたい!と思えるものばかり
だった。
そして一番衝撃だったのは最後まで読み終えた時
全部が一つのにつながった時だ。
いや、一つのというよりかは繋がりがちゃんと
あるという事かな。
ホントに面白かった…
それとこの小説をよんでわかったことは自分にはまだまだ誰が誰かを覚える力がないということ。
途中、怒涛の会話があるのだ。
男女4〜6人で会話する場面があるのだが、
「〜〜」の前に誰が話しているかを書かれて
いないと誰が喋っているか分からなくなって
しまう。
そこがまだまだ読み足りないなぁと思う所だった


とりあえず簡単な感想はこのぐらいで!
東野圭吾さんの事を好きになれる一作でしたね。
この前かった東野圭吾さんの作品があと2冊残っているので、また読みたいと思います!

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