夫とエクササイズ(1)
毎日夕方5時から1時間弱運動する。以前は近所のジムに通っていたが、コロナで閉館を繰り返すうち、自宅で運動するようになった。当時在宅勤務だったが、夕方5時になると仕事を切り上げ、録画したテレビの体操番組やYouTubeの動画を見ながら、毎日一時時間弱運動するようにしたら、いつの間にか夕方の運動をしないと気が済まなくなった。つまりルーティン化に成功したのだ。
81歳のアメリカ人の夫は、以前はほぼ毎日ウォーキングをし、筋トレも行っていた。しかし今では週に2回ほどウォーキングをしたら良い方で、それ以外の運動をしなくなった。しかも冬は最高温度が10度を超えないとウォーキングに外に出ない。夫の携帯の天気のアプリは、10度でも強風だと「体感温度は4度」などと余計なことを表示するので、それを言い訳に出かけない。
これではいけないと夫に運動しないのか尋ねると、夫も危機感を感じていたのか、年が越してから私と一緒に運動することにするという。彼のNew Year Resolutionsの一つだ。
早速今日5時に夫を誘い、一緒に体操やエアロをした。動きが鈍臭くて、笑いを誘う。なるべく夫の動きを見ないようしたが、夫はワンテンポ遅くなったりするので、ぶつかりそうになったり、目が合うこともあった。自分1人の時は応用の動きを加えたりしているが、今日は基本的な動きに忠実に動いた。がそれでも彼に取っては難しそうだった。実質30分ほどだったが、夫は疲れたようで、最後のヨガストレッチには加わらず、Lazy Boyの椅子に座って、私がヨガストレッチングするのを見ていた。
いつまで続くかはわからないが、一緒に運動するのは楽しい。これが夫の健康に貢献してくれたら、多少動きが鈍臭くても笑わないようにしよう。