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2月5日開催!「定例セッションまとめ」 #1 採用ブランディングの考え方と転職エージェントのリアル

◆アジェンダトピック
1.「錯覚資産」と「体験資産」
2.「転職エージェントのリアル」


濱田さん
皆さん今日もよろしくお願いします!

山口さん
今日はこんなことやりたいと思ってるんですけど…

1.錯覚資産に関して

山口さん
今日は「錯覚資産と体験資産」について話を始めてみようと思います。
初回から1mmもHR関係ないところから始めて、新しい視点をガンガン投げていこうと(笑)

濱田さん
いいんじゃないでしょうか!(笑)

鈴木さん
やりましょー!

山口さん

自分が所属している「TOKYO BRANDING大学校」というコミュニティで使った資料を参考にしながら、Twitterで流行っている「錯覚資産」について話していきたいなと。

「錯覚資産」とは肩書きやステータスなどの力で、自分を”自分の実力以上に”見せるようにする行為とその結果を指す言葉です。
元電通、TOEIC900点...などなど、一見凄そうに見えるけど、話してみると実はそうでもないということもよくありますよね?

反対に、噂通りに本当にすごい人もいる。そういう人は「錯覚」ではないので、「体験資産」と呼んでいます。

一同
ふむふむ。

山口さん
というわけで!
今ここにいる濱田さん・かおりさん・ながたく君の3名で、「自分の”錯覚資産”と”体験資産”」を分けて書きまくって整理してみましょう!







山口さん
一例として…
なるほど、ながたく君はこんな感じになるんですね。

永田さん
面白いなぁ、上の錯覚資産だけみるとすごい人に見える。体験資産はどういう基準で書けばいいですか?

山口さん
人に褒められることが多ければ「錯覚ではなく実際に体験させられた人数が多い」と判断できるので、そういうイメージ感で書いてもらえると嬉しいです!

永田さん
完成しました!

一同
パチパチパチ

山口さん
こんな感じで錯覚資産と体験資産を分けてみましたが、皆さんが作っている間にふと思ったのが「求職者の錯覚資産」と「採用する側の企業の錯覚資産」ってどうなんでしょうね?

ぶっちゃけどっちもお化粧し過ぎて、よく見えるとかあるような気が...。

鈴木さん
面白い!それちょっと話させて欲しいです!私と濱田さんはエージェント側でそれぞれ法人側とCA(キャリアアドバイザー)側でやっていたので色々お話できるかと!

2.転職エージェントのリアル

山口さん
転職エージェントから見る錯覚資産を見極めるために意識していることってありますか?

鈴木さん
個人(=候補者)担当をしていた視点で言うと…

ファクトの確認
 例えば営業の方で120%達成をされている方に対して、
 数字ではなくなぜ結果を出せたのか?等その具体的アクションや背景。
 あとはMVPや学歴、社歴などなど。


濱田さん
僕は以下ですね。

言葉の定義の確認
例えば「頑張った」と言う言葉に対して、その方の頑張ったと言えるレベル感は?頑張ったと言える状態とはどんな状態か?などを確認します。

永田さん
一方で企業はどうですか?


濱田さん
企業サイドはこんな感じでしょうか?

制度の確認
例えば「当社は残業時間が短い」に対して、具体的な数字を確認。
仮に残業平均20時間でも人によっては多いと感じる候補者もいるため。
逆に自社は誇れるものがないとおっしゃっている企業でも、実は光る素材があったりするケースは往往にしてあると思っています。

山口さん
エージェント観点での錯覚資産ってありますか?

濱田さん
いろいろありますよ(笑)

【転職エージェントあるある】
・友人から「転職したい」と相談を受けた場合に紹介したいと思えるCAは少ない。
・自分の利益か?候補者様の意思か?で圧倒的に前者のスタンスが多いと感じるため。
・「あなたの友人が転職を考えています。どんなCAであれば紹介したいと思いますか?」など

鈴木さん
あるあるですね(笑)

濱田さん
なので元いた僕が言うのもあれですがこんな取り組みや制度などはあったりします。

パーソルキャリアの場合

【車座(くるまざ)】
役職者も含めて複数人でディスカッションをする場です。
内容はこんな感じです。(答えはありません!)

・月末の中、自分が担当している候補者様がAという企業で内定がでました。
・ただし、候補者様の希望に沿うかは総合的に見て50%。
・この候補者様がA社に入社意思を決められるとあなたは今月達成します。
さぁ、あなたならどうしますか?

鈴木さん
他にもこんなものがあります。

【顧客親密道場】個人側営業(=CA)、企業側営業(=RA)共に。
業界No2との立ち位置で、今後顧客から選ばれるためには顧客満足度の向上を図りたいという背景からできた施策です。
階層別研修で、0段から5段までの段位制度があり、それぞれにクリアすべき課題が与えられる。
【NPS制度】(参考:https://www.emotion-tech.co.jp/resource/2015/nps-vs-cs-whitepaper)

CA側は、候補者様とのカウンセリング後や転職決定後に専用のアンケートに回答いただき算出している。
どのタイミングで回答を得ることが一番体験価値として適切か?を見極めるため今でも日々改善されている。

永田さん
おもしろい!(笑)こんなのあるんですね、知らなかった!

山口さん
へー!!!!!!!!

鈴木さん
こんな驚かれるとは(笑)

濱田さん
パーソルって辞めてから思いますが、いい会社でした(笑)

山口さん
これは大きな価値のある体験資産につながるものですね!

鈴木さん
客観的に制度に対してFBをもらえるのはいい機会になりますね。

濱田さん
こういう場だからこその気づきですね!

山口さん
では、本日はこちらで終わりまーす!


今後の定例会は以下を予定しております。

2月:19日(火)
3月:5日(火)、19日(火)

いずれも19:30〜です。場所はご連絡ください!

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