2010年代の洋楽ベストアルバム100を聞く ~8.Beyonce『Lemonade』~
天下のビヨンセである。泣く子も黙るビヨンセである。特別ファンでなくても、ビヨンセの曲1曲も知らないという人はそんなにいないだろう。いつぞやのサマソニでみた、ビヨンセはやはりエンターティナーとして圧倒的な存在だった。(調べたら2009年だった。)
そんな先入観はいったん捨てて、聴いてみた。やはり、圧巻である。ソウルフルで力強いボーカルは、他の追随を許さないものがある。私はもともと、この手の音楽は得意分野ではないけれど、そんな私でさえ、一聴して好きにさせてしまうだけの歌の力がある。
あれだけ苦戦した、James Blake(『Forward』でコラボ) や、Kendrick Lamar (『Freedom』でコラボ)でさえビヨンセのとのコラボだと、素直にいいと思えてくる。
音楽性の幅の広さもさすがという感じ。ロックよりの曲、EDMよりの曲、いろいろあるなかで、私のお気に入りは、カントリーチューンの『Daddy Lessons』。ビヨンセにそれほど詳しいわけではないのでよくわからないが、カントリー×ビヨンセというのは他にもあるのだろうか?ビヨンセの声がカントリーによくあっている。
もう一曲上げるとすると、『Don't Hurt Yourself』。こちらは、Jack White客演のロックチューン。とにかくかっこいいの一言である。
スーパースター度 ★★★★★
ポップ度 ★★★★
総合評価 ★★★★★
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