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第5節 FE名古屋vs宇都宮ブレックス GAME2

届きそうで届かない…そんな悔しい敗戦を喫したGAME1。
宇都宮にリベンジを果たす為にも、連敗を止める為にもGAME2は落とすことが許されない、とても大事な試合となりました。

前日は立ち上がりが悪く、宇都宮に高確率でスリーを沈められて前半のリードを活かされる形で最後も押し切られました。
如何に気持ち良くやらせないか、そして如何にこちらは得点を積み重ねるか…我慢と粘り強さが求められる一戦です。

対する宇都宮は混迷の東地区で千葉ジェッツを独走させない為にもここを連勝して宇都宮へ帰りたいところでしょう。
前日の試合で渡邉裕規が負傷してロスターに不安はありますが、チーム力の高いチームだけに出られるメンバーが力を尽くしてくることは必至です。

シーズン序盤からこんなにバチバチとした試合が出来る…強大な壁として立ちはだかってくれるブレックスに感謝したいくらいです。(ドMの感想)

開場時にはFE girlsやリードくんがお出迎えしてくれるのがFE名古屋名物のひとつ。
チアさんたちは素敵な笑顔でファンを魅了してくれますが、リードはだいたい悪いオトナたちにダル絡みされています。

悪いオトナ…そう、私もそのひとりです←

リードは対戦相手のマスコットを見るとどうやら食べずにはいられないようです。(悪いオトナたちが食べさせています😎)

佐土原から「マスコット総選挙で8位(以上)になったら友達になってやる」という難題を押し付けられていますので、上位常連であるブレッキーを呑み込むくらいの躍進が必要です…彼にはまだまだ伸び代があるので頑張ってもらいたいですね💪(?)

閑話休題

GAME1の雑感はほぼ全部書き上げたところで誤操作で消すという大失態をやらした私もここはカムバックせねばなりません()

まあそんなことは置いておいて、前日を超える激戦となったGAME2を振り返ります!

#試合全体雑感

ジャンプボールはショーン・オマラが勝利。
前日に続いてFEが先攻、佐土原遼のアシストを受けたオマラが押し込んでFEが先制!

対する宇都宮はグラント・ジェレットからボールをもらった比江島慎がスリーを沈めて直ぐ様逆転。
更に次のFEの攻撃が失敗に終わると今度は比江島からのアシストでジェレットがスリー…GAME1から引き続きシュートタッチは良さそうです。

やや宇都宮が押し気味に進めていく立ち上がり。
宇都宮は外からのショット、FEは中の高さと強さを活かした近距離からの攻撃で加点。
一時は宇都宮に7-15と引き離されかけますが、1Q残り4:17、保岡龍斗からのパスを受けたジャスティン・ハーパーが竹内公輔のチェックを振り切ってスリー!(10-15)

その後はやや膠着した時間帯が続きましたが、それを打開したのはここのところやや調子を落として苦しんでいた保岡。

1Q残り2:22、中村浩陸からのサイドチェンジパスを受けると躊躇無くスリー…これが突き刺さって13-15!
肉薄された宇都宮ベンチにチャージドタイムアウトを取得させることに成功します。

保岡はシューターであり、外れても外れても撃ち続けなければならないというタフな役割です。
開幕後はチャンスで一瞬躊躇するようなシーンも散見されたのですが、前節のvs.アルバルクから復調気配。
守備から良い流れを作って迷い無くシュートの準備が出来ているように感じます。

タイムアウト明けは両チーム共に高いディフェンス強度をキープしてなかなか相手に得点を許しません。

先にこの状況を打破したのは宇都宮。
1Q残り0:36、保岡のターンオーバーから得たチャンスを鵤誠司が流し込んで13-17。
結局これが1Q最後の得点となり、前日とは打って変わった守り合いの様相を呈します。

2Q最初の宇都宮のポゼッションは失敗。
FEは浩陸のスリーが成功して17-18とにじり寄り、更に2Q残り8:54、アイザック・バッツとのパス交換で比江島を出し抜いた笹山貴哉が必殺の『天使のフローター』。

これが決まって18-17と逆転に成功!
勝負所をしっかりと抑えてくる笹山のバスケIQの高さに舌を巻きます😇

更に笹山の連続得点で突き放しにかかりますが、宇都宮がそう易々とやらせてくれるわけもなく。
バッツのターンオーバーからジェレットが得点を挙げると、ジェレットにボールを集中。
彼もチームの期待に応えて都合3連続得点…3本目が決まり20-24となったところでFEベンチがタイムアウト要求。

ジェレットはインサイドでもアウトサイドでも仕事が可能なストレッチ4タイプであり、このまま波に乗せてしまうと厄介です。

タイムアウト明け、FEはオマラにボールを預けて劣勢の打開を狙いますが上手くいかず。
逆にD.J・ニュービルにドライブでの侵入を許して20-28とされたところでオフィシャルタイムアウト突入。

タイムアウト明けもお互いになかなか得点できませんが、ここで仕事をしたのがハーパー。
2Q残り3:45、並里成がボールコントロールをする間にインサイドに侵入、鋭い縦パスが通るとこれをきっちり沈めて22-28と反撃の狼煙。

前日は攻守共に目立つところが無く「消えて」しまっていたハーパーですが、この日はこの時点で既に7PTSと見事にカムバックするあたりが彼の修正能力の高さですね👏

更に追撃の手を緩めないFE。
ニュービルのスリーが落ちたリバウンドをハーパーが確保→佐土原を経由→並里が自らフロントコートへ。
2Q残り3:15、ニュービルがスクリーナーに気を取られた一瞬の隙を見逃さずにプルアップのスリー…これが決まって25-28!

宇都宮ベンチは堪らずタイムアウト要求して流れを変えにかかりますが、流れを渡さないFE。
2Q残り2:36、バッツのキックアウトをワイドでもらったハーパーが撃ち抜いてスリー!
28-28とタイスコアに持ち込んで勝負を振り出しに戻します。

宇都宮も遠藤祐亮のスリーで勝ち越し、FEは並里の再びのスリーで同点…このままタイスコアで前半折り返しかと思われたのですが、ここで輝いたのは宇都宮の誇るエーススコアラーのニュービル。

2Q残り0:04、しつこくマークする内尾聡理を飛ばさせてからのスリー…これが決まって31-34、そのまま時計が流れてほぼほぼブザービーターみたいになってしまい、なんか…デジャヴです()

最後のニュービルのスリーは余計でしたが、前日の最悪な前半を考えたら滅茶苦茶カムバックできていますし、悲観するような内容でもありません。

腹が減っては戦は出来ない…のですが、今節はいつもの清須和菓子工房うめざわさんの出店は無し。
それでも和菓子を食べないとどうもしっくりこないのでエントリオの併設コンビニで和菓子を確保します。

ヤマザキの栗入りどら焼き🌰

この日のハーフタイムもぐもぐは栗入りどら焼きです。
栗が美味しい季節ですからね🌰
糖分補給は大切です…まあ私は応援してるだけですけどね🤣

昨日とは違い前半から競った展開。
両チーム共に後半はどうするのに注目が集まります。
FEは如何に無駄なミスを減らして得点を積み重ねられるか、宇都宮はギャビン・エドワーズが前半に負傷交代しているだけに残ったメンバーでどう戦うか…どう修正をするか、両HCの腕の見せ所です。

3Q立ち上がりのFEポゼッションは失敗、宇都宮はジェレットがジャンパーを沈めて成功。
いきなり明暗がわかれる両チーム。

追い打ちをかけるように3Q残り7:58、並里のターンオーバーから得た好機に遠藤がこの日2本目となるスリーで31-39と宇都宮が前進。
これを受けて泰三HCは早くもタイムアウトを選択。

ひとつの選択ミスが命取りになりかねない強敵が相手なだけに綱渡りのようにヒリヒリしますね…そんな展開、大好きですけども←

タイムアウト明け、並里がプルアップジャンパーでミスを取り返してリスタート。
両チーム共に堅実にスコアを積んでいく展開に。
FEは主にツーポイント、宇都宮は主にスリーポイントをチョイスしていた為、ジリジリと開いていく点差。

3Q残り4:46、ジェレットからのキックアウトをフリーでもらった比江島がオープンスリー…突き刺さって39-48となったところでFEベンチが再びチャージドタイムアウト。
ジェレットがマークを引きつけている間にスルスルとフリーになっていた比江島。
周知の事実ですが、日本代表でも主力選手である彼の能力の高さを再認識することとなりました。

タイムアウト明けのFEのポゼッション、保岡のスリーはエアボールで24秒バイオレーション。
外れこそしましたが、保岡が迷い無く撃ってくれていることは嬉しいです。

宇都宮はアイザック・フォトゥの連続得点でFEを振り切りにかかりますが、これを許さなかったのは完全に立ち直った保岡。
3Q残り3:18、浩陸のエンドラインからのスローインがバッツを経由して保岡へ…迷い無く撃ったスリーはスウィッシュ!(42-52)

ナイスシュート、ヤス!!!

これをキッカケに追撃態勢に入るFE。
比江島のスリーなどで被弾はするものの、それに構わず反撃。
笹山がスリー1本とアシスト1本を含む7PTS、1ASTと僅か3分あまりの間に大暴れ。

笹山は言葉で積極的に引っ張るタイプのリーダーではないかもですが、背中でチームを鼓舞できる男であり、こういう燃えるような展開がとても似合う男でもあります🔥
笹山の活躍で51-57と一気に点差を詰めて3Qを終え、残りは10分。

宇都宮のポゼッションからスタート、フォトゥがレイアップを決めて宇都宮が先手を主張。
対するFEは笹山のスリーが落ちて加点出来ず。

お互いの守備が堅く、なかなか思うようにスコアを伸ばせない両チーム。
FEはオマラとJACK、宇都宮はニュービルとジェレット、外国籍選手を中心としたゴリゴリとしたパワープレーの展開に。

そんな中で光り輝いたのはここ最近好調をキープして6thマンとして脚光を浴びている浩陸。
4Q残り5:30、保岡からのパスを受けてスリー…マークマンの高島伸司が慌てて飛んできますが時既に遅し。コレが突き刺さって58-64!

浩陸の躍動はこれで終わらず、続く4Q残り4:58にはJACKのリバウンドからボールを受け自ら宇都宮陣内に斬り込むと竹内が後ろからチェック、前にはジェレットが立ちはだかりますが構わず突進。
難しい体勢からのドライビングレイアップをねじ込んで60-64と追い上げてオフィシャルタイムアウトに突入です。

一時期は怪我や不調などでやや伸び悩みを見せていた浩陸ですが、最近は本当に頼もしいポイントガードに成長してくれました。
彼が出てくると何かしてくれるのではないか、という期待感が満ちていますね✨

泣いても笑っても残り5分弱。
なんとか逃げ切りたい宇都宮は比江島を再投入して攻守の活性化を企図。
するとマークが薄くなったニュービルがJACKのチェックの上をぶち抜くスリーで加点。
しかし喰らいつくFEも負けじとオマラがゴール下で働いて加点。
タイムアウト明けはお互いフィールドゴールを決め切ります。

お互いに突き放せない、追いつけない拮抗した展開で過ぎていく時間。
宇都宮が4Q残り2:28に竹内のスリーで62-72と突き放しにかかりますが、それでもまだ諦めないFE。

浩陸のツースロー、オマラのダンクなどで反撃し、4Q残り0:29にはオマラのファストブレイクで68-74!
更に前線からプレッシャーをかける守備でニュービルから浩陸がスティール…グッデイ!
浩陸からのパスを受けた並里が渾身のスリーを放ちます…しかしこれはリングに嫌われて万事休す。

最後はお互いに2点ずつ加点したところでフルタイム。
70-76で宇都宮が逃げ切りに成功してアウェイでスイープを達成。
敵ながら接戦を勝ち切る底力は流石でした…試合後の「GO GO EAGLES📣」コールもしっかり届きました。
次回対戦ではまたバチバチとした試合をしましょう。ナイスゲームでした👏



FEは強敵相手に連日の接戦を演じたものの、またしても僅かに届かず涙をのむ結果に…これで3連敗、連敗を止めることが出来ませんでした。
ここまでなかなか勝てずに苦しい展開が続いていますが、悲観するような内容ではなく、今後の展開に期待が持てる状況なのが不幸中の幸いです。

試合後のインタビューで笹山や泰三さんも触れていましたが、下を向くような内容ではないですし、みんなで成長していくしかありません。
いつの日か、この悔しさがあったから俺達は強くなれた…そう言えるようにしようじゃありませんか!

私はFE名古屋を信じていますし、このチームならきっと目標を成し遂げられます。
いまは苦しい時間帯、我慢の時間帯ですが、全員で乗り越えていけるように頑張りましょう💪

最終スコア

#個人雑感

並里 6.5
要所で決め切るも最後はリングに嫌われた

バッツ 6.5
オマラがなかなか仕事をさせてもらえない中でインサイドのもうひとりの柱として躍動

佐土原 5.5
今日は彼の日ではなかった①
でも強者に挑戦し続ける姿は良いです

天昇 5.5
今日は彼の日ではなかった②
調子を上げて出番を勝ち取りたい

浩陸 7.0🔥
6thマンとして苦境のチームを助ける
12PTS&6ASTはお見事の一言👏

内尾 6.0
守備では相手バックコート陣をある程度防いだ
4Fは課題だがこれもまた勉強だよ

笹山 6.5
後半の追い上げを牽引、主将の役目果たす

保岡 6.0
要所でのスリー2本成功、粘り強い守備…『らしさ』が戻ってきた

ハーパー 7.0👑
前日からの変わり身を見せ、14PTS&12REBでダブルダブルと攻守で躍動!

オマラ 6.5
マークがキツく苦しい状態でも地道に仕事をこなせるのは彼の長所◎

JACK 6.0
スタッツこそ伴わなかったが、相手インサイドとサシでやり合える力があるのを証明

山崎 ー
出番こそなかったが、彼の前向きにやり切ろうという姿勢はいつか華を咲かせることでしょう

泰三 6.5
前日同様に難しい試合だったが、いま持てる力は充分出させたと思う

宇都宮 MIP
D.J・ニュービル 7.5
前日の鬱憤を晴らすような活躍
変幻自在のプレーでFE守備陣を翻弄した

結果は悔しい敗戦ですが、FE intensityを発揮して明日への希望を残してくれた選手たち。
次こそきっとやってくれると信じています!

#次節に向けて

前節のアルバルク、今節のブレックスと強敵相手のタイトな3連戦で3連敗。
星を伸ばせず、現在2勝7敗で中地区7位(全体18位)でステイ。

結果が伴っていないのがとても歯がゆいのですが、連敗中も一貫して内容は悪くなく、少しの噛み合わせの問題のように感じます。
若手たちの成長、ベテラン陣のフィット、チームケミストリーを更に向上していけば一気に好転する気配すらあります。

次節は仙台に乗り込んで仙台89ersとのアウェイ戦です。
B1昇格同期でもある仙台はここまで3勝6敗の東地区6位(全体16位)と順位表上はFEの真上にいます。
今節はホームで越谷をスイープして上昇気流に乗っていますので要注意です。

仙台はリーグ屈指のスコアラーであるスタントン・キッド、元NBAプレイヤーでブラジル代表のクリスティアーノ・フェリシオ、経験豊富なセンターフォワードのネイサン・ブース、韓国代表の若き実力者ヤン・ジェミンと強力な外国籍カルテットを擁しています。

彼らと相対するであろうFEの外国籍カルテットと佐土原がどのような活躍を見せてくれるのか、いまからワクワクして堪りません😇

遠方のアウェイということで現地組は少数精鋭となることと思いますが、現地に行かれる方たちが良い試合を観られることを祈っています。
熱い現地ブーストをよろしくお願いします🙇
留守番組のみなさん、中継などを通して応援のパワーを仙台の地に飛ばしましょう!

厳しい相手、厳しい日程が続きますが、なんとしても勝利をもぎ取って全員が無事に帰って来られますように…🙏
連敗ストップを、そして勝利の栄光を!

それでは次回noteで。アディオス👍

俺らは常に挑戦者🦅


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