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特別編 B2第6節 信州ブレイブウォリアーズvs山形ワイヴァンズ GAME2


#私と石川海斗

FE時代の海斗withリード🦅

普段はFE名古屋の試合会場でワーワー言っている私ですが、FE名古屋を離れた元FE戦士も変わらず応援しております。
着ているユニフォームが変わっても共に闘った仲間、いわば『戦友』ともいうべき彼ら。
直接対決では応援出来ませんが、FEと関係の無いカードであれば悩むことなく応援出来ます📣

その中でも特に応援している選手がふたり。
ひとりは現・川崎ブレイブサンダースの「燃えるファイター」#12 野﨑零也。

そしてもうひとりが「FE名古屋を変えた男」現・信州ブレイブウォリアーズの #11 石川海斗です。

海斗がFEに加入する以前、チームは毎年のようにB2の上位に喰い込むもののPOで負けたり、B1ライセンスが無かったり…他チームから『(B2の)門番』などと揶揄されることもあるような状況でした。
当時はまだ実業団だった頃の雰囲気も色濃く残っており、本当の意味での『プロ』とは少し毛色が違う感じもしていました。(それが悪いとも言えませんが)

そんな中でチームに加入した海斗。
コート上ではチームを常に鼓舞して華やかなプレーで魅せる華麗な司令塔。
コート外では同季入団の笹山貴哉と共に「プロとは…」ということを言葉でも姿勢でも示してくれた得がたいリーダーでした。
いつだったか「FEの文化はこれからみんなで作っていかないとならない」と海斗が力強く語ってくれたことを今でも覚えています。

本当にプロ意識の高い選手でファンサービスも丁寧。
プレー面でも『#石川海斗被害者の会』というハッシュタグがトレンドに入ってしまうほどのミラクルプレーを連発するエースガードでしたね。

B2優勝、それもリーグもPOも制する完全優勝でのB1昇格に主力として大きく貢献。
翌年のB1昇格初年度もメインPGとしてチームを叱咤激励しながら引っ張ってくれたことはまだ記憶に新しいです✨

当時の私は零也ユニを着ていたので海斗のユニフォームを買う機会はなかったのですが、「もし零也が移籍してしまったら次は絶対に海斗のユニを買おう!」と思っていたほど魅了されていました。

しかしプロの世界とは契約社会であり、厳しい世界です。
2022-23シーズン終了後に海斗の契約満了が発表され、古巣である信州ブレイブウォリアーズへの移籍が決定。(零也も同オフに川崎ブレイブサンダースへ移籍)

そして昨季は敵同士として再会を果たします。
シーズン終盤の邂逅…好調でCS争いを繰り広げていたFE名古屋、連敗が続き残留争いでもがいていた信州。
彼の新旧所属チームは明暗がハッキリ。

3月末のホワイトリングでの対戦時、結果はFEの連勝となったのですが、海斗の姿には鬼気迫るものがあり…試合後に目に光るモノを溜めながらFE側へ挨拶にきた彼に「海斗頑張れ!!!」というエールを思わず投げかけてしまいました。

海斗ほどの熱い男が人前で見せた涙。
そのことからは古巣に負けた悔しさ、チーム状況へのもどかしさ、彼のチームやブースターへの『想い』…色々なモノが瞬時に胸に到来。
「彼の頑張りが報われて欲しい、いや報われねばならない!」と思わずにはいられませんでした。

しかし結果は皆さんもご存知の通り、信州は最終盤に猛烈に追い上げるも僅かに届かずB1全体23位でのB2降格が確定。
オフに海斗は信州と契約を更新し、今季はB2を主戦場とすることとなりました。


#前説

そして迎えた2024-25シーズン。
今節FE名古屋は遠方の地、仙台でのアウェイゲーム。
仙台へ行こうかどうしようか迷ったのですが、予算にも限りがある為、今回は自重しました💸

それでもバスケバカである私は「どこか行ける試合無いかなー?」などと安易に日程を睨んでいると見つけてしまいました…信州ブレイブウォリアーズvs 山形ワイヴァンズ@ホワイトリングの文字列を←

ホワイトリングは特急しなのか中央道&長野道を利用すれば1本です…近いね???(近くない)

B1第2節で零也の個推し活動は完了していたので海斗の個推し活動も行わねば…という謎の使命感に駆られていた私は気づいたらチケットをポチッとしていました…this is安易😇

気づいたら特急しなのの切符も買っていたので中津川駅にてスタンバります。
そして気づいたら長野に着いてました⛰️

特急しなの3号@中津川駅
3月ぶりの長野
シャトルバス乗り場

バスに揺られること約15分、ホワイトリングに到着です🚍

ホワイトリングじゃあ!

…7ヶ月前と比べるとなんか…キッチンカーが少ないような。
その日その日の出店者数の違いもありますので一概には言えませんが、降格するということはこういうことなのだと突きつけられたようで胸が痛いです。

この写真の向かって右側にはアルピコグループさんのブースもあるのですが、それでもキッチンカーの台数は恐らく昨季の2/3程度…降格するということの現実を突きつけられた気がします。
信州のアリーナグルメはBリーグでも随一だと思っていたのでちょっと衝撃を受けました。

気を取り直して腹ごしらえ。
信州名物のプーティンやウォリブーさんたちが「美味しい」と口にしていた塩焼きそばなども気になったのですが、無性に腹が減っていた私の本能に訴えかけてきたお店が…

87’sBBQさん

アリーナグルメのド定番、ハンバーガーです🍔

他会場でもハンバーガー屋さんは結構見かけますが、BBQソースのタイプはあまり見かけない気がしますね。
アウトドアの本場である長野らしい感じがします。

牛タンBBQバーガー

いくつかメニューがあったのですが、戦の前と言えば肉。異論は認めません。

牛タンBBQバーガーというめっちゃ肉々しいハンバーガーを注文してモグモグ…パティとBBQソースのバランスが絶妙で牛タンは肉々しさを強調。
食べ応えがあって美味しいです…やはり信州のアリーナグルメはレベル高いですわ。

腹が満たされたので応援の為に本日の座席に着陣。

ホーム側コーナーシートより

ベンチが近い!
コーナーシートにはアウェイ側で座ったことはあるのですが、ホーム側は初めてなのでとてもワクワクします。
キョロキョロと周りを観察しているとこの男が…

靴紐直してる海斗

海斗だ!石川海斗だ!(大事なことなので2回言いました)

練習からオーラがあるのは変わりませんね。
みんながほぼ同じタイミングで入ってきた栗原ルイスのハピバを祝う中で海斗の姿にキャッキャウフフしてたヤベー奴は私です🤣

渡邉飛勇にアドバイスする海斗

相変わらず若手や外国籍選手と頻頻にコミニュケーションを取って常にチームの輪の中心にいます。
そういう前向きな姿勢、本当に好きです。

海斗の直近で感じていることや、勝久HCへの共感、バスケへの想いなどを語られた記事が信州スポーツキングダムさんから出ていますので海斗ファンの皆様は参考に是非どうぞ。

さて、信州ブレイブウォリアーズはここまで7勝3敗のB2東地区3位。
前日は山形に完敗してしまいましたが、ホームでの連敗は避けたいところ。
3ゲーム差で前を走る首位・アルティーリ千葉、ゲーム差無しの2位・福井ブローウィンズを楽にさせない為にもここは必勝です。

エースであるペリン・ビュフォード、大黒柱のウェイン・マーシャル、生粋の点取り屋であるテレンス・ウッドベリー、若き日本代表ビッグマンの渡邉飛勇などをB2屈指の司令塔である石川海斗がどう使って得点するか…前日は64点と封じられただけに攻撃面の改善は必須です。

対する山形ワイヴァンズは4勝6敗のB2東地区6位。
次節もアウェイで上位の福井との対戦が控えているだけに、連勝して勢いをつけたいところ。
天皇杯2次ラウンドでFEとも対戦しましたが、結束力が強くて粘り強い、一筋縄ではいかない相手です。

前日は守備の圧力が素晴らしく、強力な信州攻撃陣をシャットアウトしての完勝。
しかしながらブラジル代表経験者のレオナルド・デメトリオ、フィリピン国籍の点取り屋であるルーズベルト・アダムスをコンディション不良で欠く状況。
常時on2以下での戦いを余儀なくされるだけにジェームズ・ベルとティモシー・ホリフィールドのふたりに掛かる負担が心配です。

今後の対戦を考えれば両チーム共に落とせないターニングポイント。
熱戦となった試合を振り返ります。

#試合全体雑感

ジャンプボールはウェイン・マーシャルが勝利して信州が先攻も石川海斗のフローターは失敗→山形もティモシー・ホリフィールドがアリウープを狙いますが失敗。
両チーム共にファーストポゼッションは上手くいきません。

ファーストバスケットは信州。
山形の執拗な攻撃を24秒守り切ってチャンスを得ると1Q残り8:36、海斗からのアシストを受けた三ツ井利也がスリーで先制!

山形の攻撃に移りますが、on2ということもあってか限られる選択肢。
相手が単調になった隙を見逃さなかったのは勿論この男、我らが海斗。

相手陣内に切り込んだマーシャル、外で待ち受けていたテレンス・ウッドベリーへと連続して好機を演出して配球。
両スコアラーもしっかり決めきって一気に8-0のランに成功。

これを受けて山形ベンチは早くもチャージドタイムアウト。
前日はしっかりと信州を抑えていましたが、この日は一転して序盤から劣勢。
陣形・戦術の修正を余儀なくされます。

タイムアウト明け、山形はホリフィールドに託しますがマーシャルがブロック!グッディ!

良い流れを離さなかった信州は1Q残り6:59、海斗からのパスを受けたウッドベリーがペリメーターからのジャンパー…これが突き刺さって10-0と更なる突き放しに成功。
海斗はこの時点で4本目のAST…どうなっとんねん笑

それでも簡単にやられはしない山形。
岡島和真がスピードのミスマッチを突いてフローターを決めて反撃の狼煙を上げると、ジェームズ・ベルもプルアップスリーで続いて10-5と反撃。

これを危険な兆候と見たか、信州の勝久マイケルHCがタイムアウト要求。
前日は手酷くやられているだけに慎重です。

タイムアウト明け、勝久HCの「相手の思うようにさせるな」という意図を汲んだ海斗が山形陣内へ突撃。
岡島が慌てて寄ってきますが海斗は構わずジャンパー…これが決まって更にレフェリーの笛。
バスケットカウントエンドワン!
ワンスローも成功させて13-5。
海斗の流れを読み切る力も流石ですが、ここまで全ての得点に絡んでいるのが凄すぎます😇

追い上げたい山形ですが、信州の堅いディフェンスを前になかなかスコアを伸ばせません。
するとここで追い打ちをかけたのが、信州の新たなるキングであるペリン・ビュフォード。

渡邉飛勇のキックアウトからスリー、次の攻撃でもフェイダウェイ、更に次の攻撃でペリメーターからのジャンパーを難なく決めて3連続得点で20-6。
島根時代もそうでしたが、「ここ!」という場面は絶対に逃さない勝負強さがあり、味方だとこんなに頼もしいのか…と思わざるを得ません😅

反転攻勢をかけたい山形ですが、信州が攻守共にクオリティが高く苦戦。
岡島の速さやベルの万能性、ホリフィールドの得点嗅覚でジリジリと加点はするものの単発止まりでなかなか縮まらないスコア。
最後にベルが意地のミドルショットを沈めて28-19と山形がやや詰めて最初のQを終えます。

2Qの立ち上り、山形はホリフィールドで押しますがコレをマーシャルがブロック!
オフェンスリバウンドを拾った山形ですが、工藤貴哉のペイント内ショットもエリエット・ドンリーがブロック!
ドンリーがそのままリバウンド→ビュフォードが走って速攻が決まり30-19。

山形の攻撃が悪い感じではなく、信州の守備のintensityが高いように見受けられますね。
特にインサイドで奮闘しているホリフィールドに対するマークが執拗で、彼に決定的な仕事はさせまいとする姿勢は試合開始から一貫しています。

更に山形の攻撃が失敗に終わる間にマーシャルのファストブレイク、ビュフォードのファストブレイク・ダンクと一気呵成。
2Q開始2分弱のうちに34-19となって山形ベンチは早くも前半2回目のタイムアウトを選択。
攻守共に前日ほどハマっておらず、信州側が相当に山形対策をしてきたのは素人目にもわかります。
山形はこうなってくると前日のような守り合いではなく、被弾覚悟の殴り合いに持ち込まざるを得ません。

タイムアウト明けはホリフィールドが2機会連続でスリーを決めるなどやや持ち直す山形。
腹を括った山形はホリフィールドとベルにボールを集中。
2Q残り4:52、ウッドベリーから村上慎也がスティール→齋藤瑠偉を経由→ホリフィールドがこの日15PTS目となるスリーを沈めて43-33となったところで前半オフィシャルタイムアウト。

お互い付かず離れずで10~15点差あたりで推移。
結果論ではありますが、最初のランがなければもっと競った形になっていた訳で試合の入り方って大事なんだと改めて痛感します。

タイムアウト明け、ジリジリと加点していく両チーム。
信州はウッドベリー、山形はベルと外国籍スコアラーを軸として合間合間で他の選手も上手く得点して拮抗。

特に山形の #9 岡島が冴えており、2Q残り2:20には村上からのアシストを受けてコーナースリーを沈めて信州ベンチにタイムアウトを取らせることに成功。
更に直後の信州の攻撃が落ちると畳み掛けるようにフローターで連続得点。

岡島は決して派手な選手ではありませんが、自分の仕事をキッチリこなせるタイプ。
まだ21歳になったばかりで今後の成長次第ではより上のステージを目指していけそうで、注目していきたい若手ですね。

そのまま2桁点差で前半終わるか、となったのですが2Q残り0:17にスリーを狙った村上に三ツ井が接触してスリースローの判定。
ベテラン・村上は落ち着いて3本揃えて53-44と1桁点差まで詰め寄り、信州にとっては嫌な流れ。

このまま終わるか…となったところでしたが2Q残り0:01にマーシャルがゴール下を押し込んで55-44と2桁点差に戻してハーフタイム突入。

お互いに堅守を売りにしているチーム同士としてはかなりハイスコアな展開。
狙ったものなのか、たまたまそういう展開なのかはわかりませんが、後半がどうなるのか楽しみです。

後半立ち上りの3Qは信州のポゼッションから。
ウッドベリーのアシストを受けたマーシャルがジャンパーを落ち着いて決めてスタート。
対する山形は岡島のフローターがリングに嫌われて明暗がわかれる形に。

3Q残り8:43、海斗→ウッドベリーのホットライン(スリー)で60-44となって信州が勢いづいたところで山形は早くも後半1回目のチャージドタイムアウト。
ハーフタイムに立てたプランが上手くいっていないと暗に示している展開です。

しかし流れは信州のまま。
ホリフィールドのハンドリングミスを見逃さずターンオーバーを奪うと栗原ルイス→マーシャルと渡ってフローター、決まってポインツオフターンオーバーで62-44。

山形は外国籍選手4人のうち2人を欠いており、出ずっぱりのホリフィールドとベルは疲労の色が濃く、普段のプレーが出来ているとは言い難い状況だったかも知れません。

それでも山形は岡島が連続得点、2本目はバスカン(ワンスローも成功)で追い上げムード。
漸く山形へ流れが傾くかと思われたのですが、これを断ち切ったのが相次ぐコンディション不良から先日久方ぶりにコートに戻ってきた生原秀将。

岡島にバスカンを与えてファールトラブルに陥ったアキ・チェンバースに代わってコートインすると海斗とのツーガードで相手守備陣を撹乱。
3Q残り7:04、ドライブで突っ込みレイアップを決めてみせて64-49。
直後のポゼッションで山形・ベルにスリーを決められると、今度は「お返し」とばかりにスリーで67-52。

ともすれば相手に一気に攻め立てられかねない場面で登場してチームを落ち着かせて流れを持ってくる。
ベテランらしい堅実な仕事ぶりであり、勝久HCが以前から獲得を熱望していたという理由がわかったような気がします。

この直後にまたしても岡島にインサイドを切り裂かれて失点しタイムアウトを取ることになったので、もし生原のプレーが無かったら…と思うとゾッとします。

タイムアウト明けはお互いにイーブンな展開。
山形は岡島がゲームコントロールをしつつ、ホリフィールドを中心にスコア。
信州は海斗、生原、ビュフォードと3人のハンドラーが相手に的を絞らせず、フィニッシュはウッドベリーにボールを託して加点。

ウッドベリーはB2屈指の点取り屋としてBリーグ界隈で知らぬ者はいないほどの選手。
FE名古屋もB2時代には散々苦しめられた相手であり、彼の得点嗅覚は本当に素晴らしいものがあります。
ウッドベリーは日本で10年以上プレーしているレジェンド級の外国籍選手ですが、実績を積み重ねてもなお進化を止めない姿勢には我々も学ぶべきことが沢山あります。

信州スポーツキングダムさんの記事で彼の近況などが語られていますので、気になる方はそちらも参照してくださいm(_ _)m

ウッドベリーの3連続得点で流れを呼び戻した信州は順調に加点。
守備でも山形に良い形を作らせないように粘り強く守ってペースダウンさせることに成功。
ドンリーの連続得点→ビュフォードの連続得点と一気に点差を拡大させて83-63と20点差までリードを開いて3Qを終えます。

11人ロスターで回している山形は主力選手の疲労が色濃く、徐々に集中力が切れてきています。
対する信州はフルメンバーが揃っており、展開次第では4Qは若手たちにも出番が回ってきそうです。

3Qにジャンプボールシチュエーションがあったので4Qも信州の攻撃からスタート…ビュフォードがペリメーターからあっさり決めて先手を主張。

その後お互いスコアを重ね点差は概ね20点前後で推移。
試合終盤にきて守備のチーム同士らしい重たい展開に変化。
突き放せない信州、詰められない山形…といった感じでしたが、これを切り開いたのが日本代表として招集されている渡邉。

4Q残り7:05、ビュフォードがディフェンスリバウンドを確保している間に相手陣内へ突進。
ビュフォードからのパスが通ってレイアップ、ファストブレイクで91-67!
まだまだ荒削りな部分はありますが、リバウンドをもぎ取る力や迫力はかなりのモノがあり、彼もまた今後の成長が楽しみな選手です。

このプレーを受けて山形ベンチはタイムアウトを要求。
連勝を掴み取る為に、反撃に向けて立て直しを図る石井HCの執念を感じます。

タイムアウト明け、なかなかスコアを伸ばせない両チーム。
信州はサードチャンスまで持ち込むも決められなかったり、山形は2本連続でスリーを落としたり…難しいですね、バスケットボールは。

この停滞感を打破したのは山形の誇るベテランガード・村上。
4Q残り5:23、工藤のオフェンスリバウンド→岡島のアシスト→村上のスリーで92-70。
村上は得点やアシストはもちろんですが、守備の場面での距離感やスティールの嗅覚など司令塔として高いスキルを持ち合わせておりB2を代表するポイントガードのひとりだと思います。

村上のスリーで動き出したかと思われたのですが、またしてもステイするスコア。
お互いにグッディなプレーもあり、残り5分を切ってもプレーが途切れず。
4Q残り4:08にビュフォードが佐藤巧からファールドローンしたところで後半オフィシャルタイムアウト。

ということは1分以上スコアが停滞した訳で、信州としては上手く時間が使えている≒山形は時間を浪費してしまった、ということになります。
得点を積み上げるばかりがバスケではない、細部に拘ってやり切ることの大切さがわかりますね。

ビュフォードはツースロー成功で94-70。
山形は主力を下げて4枚替えでガベージタイムに突入。
直後に信州もこの日初登場となる小玉大智を投入でタイムシェアを開始。

すると4Q残り3:03、渡邉のブロック→生原のリバウンド→生原が一気にフロントコートへ持ち込み→ワイドに開いて走り込んだ小玉にパスが通ってスリー…突き刺さって99-70、ファストブレイク成功!

小玉はなかなか出番を得られない若手ではありますが、ムードメーカーとして愛されている選手のようで彼のスリーが決まった瞬間、アリーナは割れんばかりの大歓声でした。(隣席のお兄さんが小玉のシューティングシャツを着用しており、決まった瞬間とても喜んでいた姿が良かったです🙂‍↕️)

お互いに普段は出番の少ない選手にスポットが当たるガベージタイム。
山形は白戸大聖、信州は生原が得点。

信州は更に渡邉に変えてこちらも期待の日本人ビッグマンである狩野富成を投入。
狩野に得点させようとボールを集めますが、なかなか決まらず。
それでも狩野はリバウンド争いでオフェンスリバウンドを3本奪い取るなど実力の片鱗を見せてくれました。

4Q残り1:09、生原がフリースローを沈めて102-72。
少ない残り時間の中、山形は白戸が2本連続で決めて102-76。
最後の信州のポゼッションは24秒バイオレーション、残り2秒では何も起こらずそのまま試合終了。

102-76で信州ブレイブウォリアーズが山形ワイヴァンズを降して連敗を阻止。
100点ゲームの快勝で上位争いに踏み留まり、他会場で福井が敗戦した為、B2東地区2位に浮上することとなりました。

対する山形は敵地での連勝ならず。
少ないロスターで決して悪くないバスケをしていただけに結果が伴わなかったのは残念でした。
特に2日間で70分以上プレーしたホリフィールドとベルのハッスルには拍手を送りたいです👏

たまたま行けた試合ではありましたが、見どころが沢山あって楽しい試合でした。
両チーム共にありがとうございました!

最終スコア

#個人雑感

ビュフォード 7.5👑
25PTS、8AST、13REBのトリプルダブル未遂
B2でも無双モードは変わらず

ドンリー 7.0
途中出場で8PTSは立派、力強くなってきた

小玉 ー
腐らず出番に向けて準備をする姿勢、ベンチで声を出し続ける姿勢はいつか報われて欲しい

海斗 7.0🔥
得点こそ序盤の3PTSのみだが、12ASTと司令塔としての役割を十二分に果たす

栗原 6.0
誕生日だったが得点を奪えず、3ファールと良いところ少なく空回り…挽回に期待

狩野 ー
僅かな出番ながらO.REB3は出色
渡邉と切磋琢磨して成長して欲しい

チェンバース 6.5
要所でスリー2本と勝負強さを発揮

ウッドベリー 7.0
欲しいところで決め切るスコアラーっぷりは健在

三ツ井 6.5
持ち前の守備力でチームを落ち着かせる役割を全うした

渡邉 6.5
相手外国籍選手を相手にも引かず
5PTS、4REBと一定のスタッツも残した

生原 6.5
ベテランらしい渋い活躍、チームを安定させた

マーシャル 7.0
中心選手としても精神的支柱としてもなくてはならない存在感

勝久マイケル 7.0
前日の完敗からのBOUNCE BACKという難しいミッションを達成👏

山形 MIP
ベル 7.0
2日間に渡る長時間出場の中で21PTS、7REB、6FDと奮戦、ホリフィールドと共に苦しいチームを支えた

スコアは離れてしまいましたが、激闘を見せてくれた両チームに拍手を送りたいです。
ナイスゲームをありがとう!

信州勝利後のハドル

#試合を終えて

海斗の個推し活動で現地行きたいな…などという軽い気持ちから決めたホワイトリング遠征。

信州の勝利の為に信州ブースター(仮)として声を枯らしたつもりです📣(おかげでいまは喉が死んでます😇)
昨季の対戦時にはFE名古屋が引導を渡すような形になってしまったこともあり、動向が気になるチームのひとつでもありました。

少年期を長野県で過ごした元信州人である私にとって信州という土地にプロスポーツの文化が根付いていることはとても誇らしいです。
信州人の皆さんにとって信州ブレイブウォリアーズが「オラが街のチーム」として今後も愛されることを期待してやみません。

そして久しぶりに味方として見た海斗は相変わらずとても熱く、格好良く、心を揺さぶってくれる選手でした🔥
最後のコート1周の時には試合中に掲げていた信州のタオルの方ではなく、FE時代のタオルを掲げてエールを送るとチラッとコチラを見て会釈してくれた気がします。(たぶん、いやきっとそう←)

海斗に「俺たちも頑張っているよ。貴方から沢山のことを学んで成長出来てるよ。お互いに頑張ろう!」という気持ちを伝えたくて決めたホワイトリング遠征。
海斗が笑顔で暴れ回る姿を見られて本当に来て良かったと思える遠征でした。

…帰りのシャトルバスが全然来なくて辟易したのはナイショです笑

また機会があればホワイトリングやことぶきアリーナにも行きたいです。
そしてそれはお正月あたりに…と思っていたのですが、日程表を眺めていると年末にバンビシャス奈良vs信州ブレイブウォリアーズ@ロートアリーナ奈良の文字列が←

恐らく次の海斗個推し活動はアウェイでになりそうです💸
奈良には林瑛司という『戦友』も居ますので、ますます楽しみですね((o(。>ω<。)o))

今季こそ海斗が、そして海斗が愛するチームが望むべき結果を出せるように今後も陰ながら応援していきたいと思います。
海斗、君ならきっと出来るよ!!!

それでは次回noteで。アディオス👍

石川海斗を信じてる🍎🏀⛰️

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