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第31節 シーホース三河vsFE名古屋

桜も散り始めて季節の移ろいを感じますね🌸
ここ最近続いた荒れ模様と寒暖差も漸く落ち着きを見せて春らしい気候になってきましたね。

FE名古屋はアウェイ・刈谷の地でシーホース三河と水曜ナイターで激突しました。

3月バイウィーク明けにCSが見える位置につけたものの渋谷、島根とCS出場を争うチームに連敗で一歩後退したかに見えたFE名古屋。
そこから立て直し、前節は粘る富山を振り切り5連勝を達成。
試合開始前の時点で26勝24敗の中地区4位(全体12位)とここにきてCS争いのジョーカーになりつつあります。

対する三河は前節東地区の強豪・アルバルク東京とのアウェイゲームを1勝1敗。
30勝20敗の中地区2位(全体7位、CSシード順6位)と古豪復活を印象付けるシーズンを送っています。
若く才気に溢れるリッチマンHCのもと、昨季までとはチームエナジーが大きく変わり変革の時期にあるチームです。

CS圏内を捉える為にもここは取っていきたいFE名古屋に対し、地区2位を死守する為に是が非でも負けられないシーホース三河。
今シーズン4度目となるこの2チームによる「愛知ダービー」がこんなにも痺れる試合になろうとは前回対戦時の両チームブースターの殆どが想像もしていなかったのではないでしょうか。

個人的には昨季ウィングアリーナ刈谷での対戦が無く、FEブースターとして是非行きたいアリーナのひとつでした。(他の立場では何度も訪れてはいましたが…)
来週の枇杷島今季最終戦であるvs.川崎とどちらの水曜ナイターに行くか非常に悩んだのですが、アウェイは帯同するFE FAMILYの数が限定されてしまうこともあり、少しでも選手の後押しになりたいと刈谷を優先しました📣
土日休みの岐阜県民なので名古屋での水曜ナイターは基本厳しいのです()

近場アウェイとはいえ熱心なファンの多い三河が相手とあり現地でも周りを取り囲まれる可能性も高く、応援部隊の人数的には劣勢か…と思っていたのですが、そこに強力な援軍が!

そうです、FE名古屋が誇る天使たち「FE girls」がアウェイ・刈谷まで応援に駆けつけてくれたのです!

軽く夕飯でも買おうかと屋台村に出たら前から枇杷島でよく見たお顔がふたり並んで歩いてきてビックリ!
ふたりとも直ぐに気づいてくれたようでオッサンは嬉しかったよ…つーかもしかしなくてもSakuraさんにも認知さているのか((((;゚Д゚)))))))gkbr←

最終的にチアさんたちは8人も来場してくれていたらしく、こんなにもチームのことを応援してくれる子たちがチアをしてくれているのは本当に有り難いことだと思いました。
これでリードくんもゲストとして来場してくれてたら完璧だったんやけどなあ…それは来季以降に期待しましょう🦅

また、試合前に入口でお出迎えをしていたバスケ界のレジェンド・佐古賢一さんを発見。
お写真をお願いすると気さくに応じてくださり、とても良い思い出も出来ました。
筆者の腹回りが酷いのは目を瞑ってください←

佐古賢一さんと筆者

両チーム共に「青」をチームカラーとするチーム同士のダービーマッチ。
順位争いも絡んできて白熱の一戦となりました!

それではふり返りの雑感です。

初の刈谷でのリーグ戦対戦の結果は…🦅

#試合全体雑感

オマラがジャンプボールに競り勝ち、佐土原が冷静に沈めてFEが先行。

立ち上がりは両チーム共に落ち着いてスコアを重ね合いますが、DFの強度で上回るFEがやや優勢。
粘り強く守ることで三河のターンオーバーを誘発。
1Q残り4:26で24秒バイオレーションをもぎ取った直後にルークがしっかり加点したところで三河が堪らずタイムアウト。

FEのリバウンドやスティールの意識が強いというのはもちろんなのですが、マークマンが各々のマーカーをしつこく守ることにより三河がフワッと入ってしまった…という感じでした。

2Qに入ってもFEの優勢が続き、三河はなんとか崩そうと仕掛けてくるものの守備に弾き返されるシーンを繰り返します。
特にこの辺の時間帯は普段ならゴリゴリ押してくるダバンテ・ガードナーやザック・オーガスト、ジェイク・レイマンという強力な外国籍トリオが攻め方に苦慮していました。
司令塔の久保田や長野も組み立てに困っているようでFEの守備が上手く機能しているようでした。

FEはハードに守ったルークがFトラブルに陥った誤算はありましたが、ジリジリと加点。
ヘンリーとオマラを中心に堅実に得点を稼ぎ、ここ最近元気の無かった浩陸も連続得点などで中押し。27-43と15点もの望外なリードを持って前半を終えます。
三河はあの手この手を用いてFEに傾く流れを止めようとしましたが、FEがスピードのミスマッチと守備の強さで上回った前半20分間でした。

しかし三河がこのまま大人しく沈黙するとは考えられず、後半20分間をどう戦うのか。
本気でCSを狙っていくのならば避けては通れない、本当に強い相手と対峙した時に自分たちのやりたい事を貫き通せるか。信じ抜けるのか。
それが問われた後半だったと思います。

後半立ち上がりこそイーブンな雰囲気でしたが、オマラがリバウンド争いで負傷。
軽度ではあったようで直ぐに戻ってはきたのですが、ドタバタした間隙を突かれて三河が反撃開始。
オーガストの不運なアンスポなどはあったものの、前半は静かだった「エースキラー」西田優大、そして「オフェンスモンスター」ダバンテ・ガードナーが牙を向きます。

西田自身はこの日決して好調とは言えなかったのかも知れませんが、デコイとしてFE守備陣を引き付け、ガードナーやイ・デソンといったスコアラーたちの活躍を影からアシスト。
ガードナーはエースらしくドンドンとFE陣内に切り込み、ゴリゴリ押して得点量産体制。
3Q残り1:05にはガードナーがアリウープを叩き込み50-55とFEを猛追。

FEはその後のポゼッションで笹山が渾身のスリーを沈め切って再度突き放しにかかりますが、三河は喰らいつき離れません。
レイマンの3連続得点で58-62と4点差まで詰め寄ると流れの悪さを察知したFEベンチがここでタイムアウト。
「絶対に追いつかせない、抜かせてなるものか」という泰三さんの将としての気迫を感じます。

直後のポゼッションでヘンリーがきっちり得点し、その後の4Q残り5:47にはJJのスティールが炸裂。
JJはこの日初のスティールでしたが、こういう勝負どころでやれるのがJJのCOOLなところですね。

FEはここが勝機と判断したのかオフェンスではボールをヘンリーに集中。
ヘンリーが気持ちよく攻撃出来る形を作り、ヘンリーもその期待に応えるように連続得点。
58-70と一気に突き放しに成功します。

三河は最後まで勝負に拘りファールゲームを仕掛けてきますが、主に狙われることとなったJJが落ち着いて成功を重ねて加点。
いつもCOOLなJJがFT撃つ前に一瞬ニコッとしたのを見た時、「コレは決まるな」と思いました。(結果そのFTは2本とも成功でした)

最後はここまでDFの中心として踏ん張ったルークがファールアウトしたものの、刈谷凱旋となったネゴさんがきっちりクロージング。

粘る三河を振り切り、71-81でFE名古屋が勝利!
連勝をB1昇格後最長の「6」に伸ばすと共に中地区3位・渋谷に1ゲーム差、CSワイルドカード下位・島根と3ゲーム差、更に中地区2位・三河とも3ゲーム差と肉迫する結果となりました。

三河は地区内の順位争い的にここは絶対に落としたくなかったはずですが、手痛い敗戦。
特に後半は強い圧力で押していただけに2桁リードを作られた前半の入り方が勿体なかったですね。

ここにきてだいぶ追い上げてきたFEですが、まだ何も成し遂げていません。
最後の最後までFE Intensityを貫き、目の前のひとつひとつの試合やプレーを大切に我々らしく闘っていきましょう🦅

でも大アウェイのウィングアリーナ刈谷での勝利は痛快だったよ!ナイスゲーム!

最終スコア

#個人雑感

ルーク 6.5
守備の中心として貢献、ファールアウトは勲章

根來 ー
出番は短かったが存在感は流石
ケッタのくだりはちょい不発でしたか?😅‪‪

佐土原 6.5
スリーは決まらなかったが最低限の役目は果たす

ヘンリー 7.5👑
トリプルダブル未遂、TOは減らしていこう

浩陸 6.5
ここ最近では1番良かった…上げていこう!

川嶋 6.5
もう少し得点欲しいが、スタッツ外での活躍多し

満尾 ー
出番は自ら勝ち取らねばならない

笹山 7.0
要所で決め切る勝負勘は流石‪🎋‬

JJ 6.5
マッチアップ的に短時間になったが効果的に働く

鍵冨 ー
好調そうなのに使われないのは勿体なかった

オマラ 7.0
アクシデントに見舞われながらもガードナー&オーガストを相手に奮戦🔥

川辺 7.0
強敵相手に上手く立ち回らせた

三河 MIP
ガードナー 6.5
オフェンスモンスターとしての本領発揮
孤軍奮闘していただけに黒星は痛い

ガードナー、レイマンなどのスコアラー個々人の活躍が目立った三河に対して、スコアこそヘンリーが突出したものの出た全員が各々の役割を全うしようと努めたFE。
勝負を分けたのはそういう部分だったかと。
上手いファールドローンなど「流石三河は鍛えられている」という部分も散見はされたのですが、この試合に関してはチームよりも個人…という風に見受けられましたね。

先月島根に連敗した時に「細かいディテールで上回られた」と記しましたが、今回は逆にそういう部分で三河を上回ることが出来たように見えました。
物事を継続して粘り強くやっていくことは簡単ではありませんが、「FE Intensity」をお題目に掲げてやっていくのであれば細事まで徹底していくしかありません。

タイムシェアが上手く出来ず太雅や満尾の出番がなかったこと。
天昇がコンディション不良で引き続き不在だったこと。
オマラがアクシデントに見舞われながらも気合いで出続けてくれたこと。
気になるポイントは幾つかありますが、全員でカバーしあってシーズン最終盤を駆け抜けて欲しいと思います📣

全員でやり切ろう!

#次節に向けて

三河との愛知ダービーを終えて一息つきたいところなのですが、Bリーグの過密スケジュールはそれを許してはくれません。
次節は今週末、敵地ドルフィンズアリーナに乗り込み名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの「名古屋ダービー」です。

敵地とはいえ、我々FE名古屋と同じく名古屋市をホームタウンとする名古屋DD。
今季の名古屋DDは開幕前から優勝候補の一角に挙げられていた前評判通りの戦いを見せており、今節は敵地での琉球との西地区首位攻防戦をオーバータイムの末に勝利。
34勝17敗で西地区2位(全体5位)、西地区首位の琉球と3ゲーム差で優勝争いを繰り広げており、戦意旺盛なのは間違いないでしょう。

誰が出てきても「ドルフィンズのバスケ」を実行してくる高い戦術理解力のある選手たち。
誰もがエースにもロールプレイヤーにもなれる、非常にチーム力が高くて組みし難い相手です。

特にエースガードの齋藤拓実、日本代表でもある万能シューターの須田侑太郎、大黒柱のスコット・エサトンといった紛うことなきエースクラスの選手たちに対してFE名古屋のチームDFがどう抑えていくか。
名古屋DDは当然ここを連勝するつもりで臨んでくると思いますが、負けられないのは俺たちも同じです。
CSに進む為に、そしてCSで勝ち上がっていく為には名古屋DDのような強敵を上回らねばなりません。

次節は古巣対戦となるキャプテン・笹山貴哉の爆発に期待をしたいと思います‪🎋‬
昨季の対戦では気合いが空回りしているようなシーンもありましたが、今季は一味違う「オトナの男」に成長した姿を見せつけてもらいたいものです。
赤く染まったアリーナを沈黙させるようなCOOLなプレーを待ってるぞ!

今季の中でも指折りの難しい戦いになるのは間違いありませんが、挑戦者らしくひたむきに挑んでいきましょう!
vs.三河から中2日とタイトなスケジュールですが、私もしっかりコンディション整えて参戦します📣

現地組のみなさん、会場で共に闘いましょう!
バス生組のみなさん、ドルアリに念とファイアー🔥を飛ばしてください!

それでは次回のnodeで。アディオス︎︎👍

決戦・名古屋ダービー!

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