第8節 FE名古屋vs三遠ネオフェニックス GAME2
#前フリ
前日のGAME1は61-123という記録的大敗を喫したFE名古屋。
B1最大点差記録だの、ブースターが可哀想だの、三遠強すぎwだの、なんだのかんだの外野からの雑音が沢山聞こえてきましたが、我々のやるべき事は変わりません。
FE intensityを40分間貫き、ひとつひとつのことをきちんとこなす。
そしてその結果としてチームとしても個人としても成長して勝利を勝ち取る。
シンプルですが、とても難しいミッションですね…これをお題目に掲げたFE首脳陣の厳しさにちょっとクラクラしてしまいます。
前日は崩壊してしまったディフェンスをどう立て直すのか、どのような手段で得点を積み重ねるのか、そしてこれ以上の離脱者を出さないで済むのか。
その3点に注目していたのですが、試合開始前に残念なお知らせが()
マシュー・マイヤーの契約解除から緊急補強でチームに加入し、これまでインサイドの得点源としてチームの攻撃を牽引してくれていたジャスティン・ハーパーの欠場が発表されました。
GAME1の途中から出場せず、試合後の泰三HCのコメントでも含みのある感じだったので覚悟はしていましたが、これでショーン・オマラ、アイザック・バッツ、そしてハーパーと3人の外国籍ビッグマンを欠くことになります。
純インサイドの選手がJACKこと曾祥鈞、佐土原遼のみという緊急事態です。
残った2人に大きな負荷がかかるのは間違いなく、更に離脱者を増やしてしまわないか心配です。
そういった意味ではセカンドユニット、特に前日は慣れない4番ポジションをこなしながらも活躍した山崎凛にかかる期待は相当大きいものとなります。
出られる選手で如何に三遠という強敵と対峙するか、チームの底力を問われる展開ですので全員の奮起が必要不可欠です。
対する三遠は前日の大勝で気分良く朝を迎えたはずで、ここも当然圧倒的な勝利で連勝をして豊橋へ帰りたいところでしょう。
FEが更なる苦境に陥ったとはいえ、それで手心を加えるような大野篤史HCではありませんから、相当なエナジーで挑んでくることは必至でした。
前日の大敗から居ても立っても居られず、いつもより早く稲永に向かおうとしたのですが…あおなみ線名古屋駅が大混雑😱
どうやらKing & Princeのライブがポートメッセなごやであるらしく、あおなみ線ではあまり見ないくらいの人数がホームに。
最初は先発の11:00発に乗ろうとしたのですが、あまりの人の多さに「これは野跡で降りられない」と諦めて次発の11:15発にスライド。
その便もそれなり以上の混雑ではありましたが、なんとか野跡駅で降りることに成功。
「辿り着く前から疲れたなあ」などとゲンナリしていると別の車両からお知り合いの方が…同じく予想外の混雑に辟易されていたようです()
チームのことや選手たちのことなどを楽しく話しながら稲永SCまで同行させていただきました。
入場したらまずは腹ごしらえ。
腹が減っては戦が出来ませんからね🤤
焼きそば専門店の「門屋」さんのキッチンカーで台湾辛味噌焼きそばと台湾の唐揚げであるジーパイを注文。
どちらもスパイシーで美味しいです😋
特に台湾辛味噌焼きそばは辛味も塩味もしっかりしていて泡の出る麦茶🍺が欲しくなるような味付けがGoodでした👍
食後にはいつもの勝利(予約)のくずひや。
験を担いで「白」くま味をチョイス。
少し前にもこのnoteに登場している種類ですが、うめさんのお店のくずひやはどの味も甘過ぎない感じが食べやすくて好きです💙
腹ごしらえを終えると応援練習やら試合前イベントやらが始まっていくのですが、ベンチ側に新たなるロックさんのFE girls推し候補であるHimikaさんが!(推しのAkaneさんが卒業してしまって推し迷子なう←)
PSMで初めてパフォーマンスを観てから「笑顔の可愛い素敵なチアさんだなあ」とずっと注目していたのですが、タイミング良くベンチ側に来てくれたので記念に1枚…とカメラを向けると上記のような素晴らしい笑顔を返してくれました。
ええ、確定です。
貴女が第5代ロックさんの推しFE girlsです💘
(過去の4人を知りたい方は会場で🧢に凸ってください←)
~閑話休題~
FE名古屋は前日の大敗からBOUNCE BACK出来たのか?
文字通りの『総力戦』となったGAME2を振り返ります🔥
#試合全体雑感
ジャンプボールはウィリアムス・ニカが勝利して三遠が先攻。
三遠は前日同様に悠然と襲いかかろうとしてきますが、のっけからフルパワーで守備に入ったFE。
激しい守備でデイビッド・ヌワバのスリーを失敗に終わらせます。
対するFEも「エース」アーロン・ヘンリーに託しますが、ステップバックスリーはリングに嫌われる形に。
ファーストバスケットは三遠。
1Q残り8:43、ディフェンスリバウンドから素早くFE陣内へ運び→佐々木隆成のアシスト→デイビッド・ダジンスキーがスリーで0-3と先制します。
更に並里成のロストから佐々木にスリーを沈められて走られかけますが、今日は何かが違うFE。
失点後直ぐに前へ走り、並里→佐土原遼と渡ってファストブレイクで2-6!
更にニカのターンオーバーからヘンリーがレイアップを決めて4-6!
三遠の攻撃を防ぎ切ると再びヘンリーが突撃、津屋一球のファールをものともせずアタック…バスケットカウントエンドワンで6-6の同点!(ワンスロー失敗)
為す術無く一方的に殴られ続けた前日とはまるで違う展開。
私達も悔しかったですが、選手・スタッフ達も悔しかったことでしょう。
一晩で修正してきたことにプロとしての意地を感じます。
その後は点を取り合う展開。
FEはエースであるヘンリーにボールを集中、三遠はスコアラーであるヤンテ・メイテンを中心に組み立て。
抜きつ抜かれつのデッドヒート…もう熱量が1Qのソレではありません😇
主力外国籍選手同士の激しい撃ち合いの中で渋い輝きを放ったのが、前日に移籍後初のMIPに輝いた山崎凛。
早々に2ファールでファールトラブルに陥ったJACKこと曾祥鈞に変わってコートインすると1Q残り3:56、ハンドリングの怪しいヌワバからスティール→そのまま走り切ってファストブレイクで15-13!
直ぐにヌワバのツースローで追いつかれるも、その裏の攻撃で再び三遠陣内に切り込むと湧川颯斗のファールを誘い出しツースローを確保→2本揃えて17-15!
山崎は今節が始まるまでは10/12のvs.大阪GAME1で4:47の出場のみで他の試合はロスター外orDNPだったのが信じられないほどの活躍ぶり。
天皇杯等でプレーぶりを観た時にも「身体が強く当たり負けしない、よく声も出せていて気持ちの強そうな選手」という印象を抱いていましたが、その見立て通りの選手のようです。
外国籍選手たちの怪我により得た出番ではありますが、このスタイルを磨いていけば今後も戦力として計算出来る選手だと思います🙂↕️
シーソーゲームの様相を呈した立ち上がりですが、徐々に攻勢に転じてくる三遠。
ベテラン・柏木真介の値千金のスリーで追いつくと湧川のフェイダウェイ、ヌワバのダンクと畳み掛けてきます。
更に佐土原のハンドリングを狙ったヌワバがスティール→中村浩陸がメイテンをファールで止めてツースロー…となったところでFEベンチがタイムアウト要求。
インサイドの陣容が最悪な状態である以上、出られる選手たちは攻守共に普段以上にアグレッシブにプレーしている関係からファールやターンオーバーが嵩んでしまっています。
それは首脳陣も折り込み済みだとは思いますが、泰三さんの「このまま相手の好きにさせるな!ウチはウチのバスケをしよう!」というゲキが聞こえてきそうです。(ベンチ裏の民ですが、最後列なので詳細な内容までは聞こえません😅)
タイムアウト明け、メイテンのツースローは1/2。
2本目が落ちたところを吉井裕鷹がオフェンスリバウンド→ダジンスキーが落ち着いて流し込み19-25。
このまま三遠のペースに持ち込まれるのか…となりますが、1Q残り1:06フロントコートでポジション取りに入った佐土原と大浦颯太が接触してツースロー→判定に不服を口にした(たぶん)大浦にテクニカルファール宣告で+ワンスロー、うち1本成功で20-25。
(そしてサドが1本目落としたところで「大丈夫、入るよ」と言ってるのが抜かれる🧢)
佐土原は都合スリースローで1/3しか決めれなかったものの、リードしているわりには三遠側の雰囲気に余裕が感じられず、FEのやっていることの方向性は間違っていないのを確信します。
彼らとしては怪我の3人+コンディション×の笹山抜きで実質10人(しかも外国籍1アジア1でビッグマンは1人のみ)のFEがここまでの激しい抵抗を見せてくるとは思っていなかったのでしょう。
前日の結果も受けて、FEの気力を完全に折りにきていたことはスターティング5のメンバーが不動だったことからもわかります。
それでも三遠は吉井のスリー、湧川のツースローで20-30とリードを広げますが、FEが終了間際にヘンリーのスリー、浩陸のスティール→内尾聡理のファストブレイクで25-30と点差を戻して1Qが終了します。
リードこそされていますが、ただただボコられてしまったGAME1とは雲泥の差があるくらいここまでの出来は良いです。
2Q立ち上がり、FEはヘンリーに託しますがスリーがリングに嫌われてヌワバがディフェンスリバウンド→吉井が速攻に走ってドライビングレイアップで25-32。
2Qも三遠がイニシアチブを取ります。
やや攻撃が停滞したFEは内尾に代えて保岡龍斗を投入。
すると2Q残り8:17、マークマンの柏木を振り切ったところにヘンリーからのパスが保岡へ通りクイックスリー…これが突き刺さって28-34!
起用の意図を理解して直ぐ様実行出来る、こういうレベルの高い選手がいてくれることは本当にチームにとっての財産です。
この日の保岡は気合い満点で観ていて本当に頼もしかったですね💪
しかし中地区首位を走る三遠がこの程度で沈黙する訳がありません。
2Q残り7:25、ディフェンスリバウンドを確保したヌワバがそのままFE陣内に侵入。
ヘンリーが立ちはだかり上手く身体を寄せますがヌワバは勢いそのままにジャンパーを決めcoast to coast、同時にレフェリーの笛でバスケットカウントエンドワン。
ヘンリーは「俺は何もしてないよ?」とアピールするも判定変わらず。
スローで見るとむしろヌワバの方が肘を使ってヘンリーを押しているように見えるのですが…レフェリーから見えない角度で上手くやっており、ヌワバが一枚上手でした。
ワンスローも決まって28-37。
3つ目の個人ファールでファールトラブルに陥ったヘンリーを下げざるを得ず、内尾を再投入します。
キープレイヤーであるヘンリーが下がった隙を三遠は見逃さず、メイテンが連続得点で28-41とリードを拡大。
これを受けてFEベンチは前半2回目のチャージドタイムアウト。
選手達もそうですが、首脳陣・スタッフ達も昨日の大敗には忸怩たる思いがあったはずで、ベンチ全体から「負けてたまるか」という反骨心のオーラが炎のように燃え上がっているのを感じました。
タイムアウト明け、首脳陣の叱咤に応えるように佐土原が三遠陣内深くまで突貫してレイアップ、これが決まって30-41!
これでも怯まない三遠は佐々木の連続得点などで突き放してきますが、ここでカウンターパンチを繰り出したのはシュートタッチ絶好調の保岡。
2Q残り4:02、内尾からのパスを受け取ると津屋のマークを剥がしてプルアップジャンパー、綺麗に決まって34-49!
一時期はプレーに迷いが見えて不調に陥りかけていた保岡ですが、どうやら本来の調子を取り戻せたようです。
苦しいながらも我慢して守備と反撃を続けるFE、それを払い除けて蹴落としたい三遠。
FEのチームファールが嵩んでいる為にファールがフリースローになってしまうので三遠が徐々に加点していきますが、フィールドゴールは決まらずスコアほど三遠が優勢とは見えません。
三遠のフィールドゴールは2Q残り5:22、佐々木のフローター→2Q残り1:10、湧川のレイアップまで実に4:12も途絶えており、FEの守備が一定以上機能しているのを裏付けています。
このままジリジリとやられてしまうのか、というところでしたがここでスコアを動かしてくれたのはまたしても保岡。
2Q残り0:38、浩陸からパスを受け取るとマークマン・大浦の距離感が甘いことを見逃さず、躊躇なくディープスリー…コレがスウィッシュで44-58!
裏のポゼッションで三遠はメイテンに託してフックショットは失敗→自らオフェンスリバウンドを取って押し込み44-60。
FEの前半最後のポゼッションは山崎がバックドアカットからメイテンを振り切りリバースレイアップを狙いますが、脅威の身体能力で追いつきブロックしてきたメイテンに阻まれ、零れ球をフェイダウェイで狙うもエアボールで2Q終了。
44-60…普通に考えればそれなりの点差ではあるのですが、FEのロスター状況と三遠の攻撃力を差し引きして考えれば、むしろよく辛抱出来ているスコアだと思います。
これだけのエナジーをもって闘えるのならば後半に逆転出来るチャンスは充分にありますし、前日とは打って変わって三遠側がFEのしつこさを相当嫌がっているように見えた前半でした。
前半からなりふり構わぬフルブーストを続けていたので身体が「甘いモノを早く寄越せ」と催促してきます😇
恒例のハーフタイムもぐもぐは栗バターどら焼きです🌰
確か数節前にもこのどら焼きを食した気がするのですが、栗はいまが旬の時期ですからね。
甘味と水分を補給して残り20分間の闘いに備えます( ー`дー´)キリッ
3Qは三遠のポゼッションから。
メイテンがドライブからレイアップを決めて44-62と先手を主張。
FEのポゼッションは保岡に託してプルアップスリーを狙いますが失敗。
それでもめげないFEは3Q残り8:40、ヌワバのターンオーバーから並里がプルアップジャンパーで46-62。
更に3Q残り8:03、メイテンの3秒バイオレーションを誘ってターンオーバーを奪うと佐土原がフェイダウェイで48-62と猛追。
三遠は吉井のレイアップで点差を戻してきますが、喰らいつくFEは3Q残り6:55、ヌワバから並里がスティール→ヘンリーがファストブレイクで50-64!
隙を見逃さない並里もしっかり走りきったヘンリーもグッジョブです👍
点差は15点前後で推移。
必死に突き放そうとする三遠、決して離されまいとしがみつくFE。
一進一退の攻防を繰り広げる両チーム。
3Q残り4:57、湧川の油断を見逃さなかった保岡がスティール→そのままイージーバスケットで56-68!
保岡はシュートだけでなく、全てのスキルを高いレベルで備えており本当に頼りになります。
これを見た三遠・大野HCは迷わずタイムアウトを要求。
点数的にもそれなりに取られており、且つ突き放せていないこともあったのでしょうが、ハーフタイムで修正したゲームプラン通りには進められていないのでしょう。
タイムアウト明け、三遠は時間を使って攻めてきますが、山崎とのマッチアップに手こずるダジンスキーから保岡がヘルプに入ってスティール→プッシュして佐土原に預けファストブレイク!
58-68と射程圏内まで点差を戻します。
それでも揺るがない三遠。
直ぐに大浦がレイアップで返すと、更に3Q残り3:51、ヘンリーから湧川がスティール→吉井がファストブレイクで58-72と14点差に。
ここで泰三HCはタイムアウトを要求、テコ入れを図ります。
すると3Q残り3:35、ヘンリーとヌワバがバチバチとマッチアップしている間隙を縫って保岡が接近→保岡を吉井が追いかけるも山崎がスクリーン(+ペイント近くに居た柏木の注意も引き付ける)→ヘンリーがエンプティに飛び込んだ保岡にパス→保岡がクイックスリーで61-72!!!
一連の流れるようなプレー…狙い済ましたセットオフェンスでしたね。
全員がやるべきことをきちんとやってもぎ取れたこの得点には大きな意味があると思います。
三遠の得点ペースを落として更に点差を縮めたいFEですが、3Q残り2:48に相手陣内でリバウンド争いをしていたJACKがファールの判定。
JACKはこれで個人ファール5でファールアウト。
唯一のビッグマンである彼のファールアウトは痛すぎますが、ここまで三遠の強力外国籍ビッグマンを相手に奮戦してくれました。
彼の頑張りを無駄にしてはいけません。
JACKが退いたことで三遠が一気に突き放しにかかりますが、それを許容しないFE。
ヘンリー、浩陸がスコアを積み重ねて何とか繋いでいきます。
3Q残り0:25、保岡からパスを受けたヘンリーがトップでボール保持→山崎がペイント付近に侵入し「ボールを寄越せ」のジェスチャー→これに反応して意識を向ける津屋と吉井→無警戒の逆サイドから佐土原が侵入してヘンリーが鋭い縦パス→慌てて吉井が寄ってくるも敢えてブロックに飛ばさせてから交わしてジャンパーを決める佐土原…69-81!
チームプレーってのはこういうのの積み重ねですよね…いやー、良い連携でした😤
最後は大浦がブザービーターを狙ってきますが、マークについた保岡がそれを許さず、13点ビハインドで3Qを終えます。
残り10分、如何にして強敵・三遠に追いつき追い越すか…劣勢なのに何だか凄くワクワクしてきます。(ドM変態ブースターの感想)
私自身もここまでのフルブースト📣でかなり体力と喉を消耗している自覚はありましたが、チームが勝ってくれるなら私のダメージなど最早どうでも良くなります…これはアドレナリン出まくってますね笑
勝負の4Q。
浩陸のフローターが外れたところからスタート…流れを奪い取る為にもここは決めたかった…
それでも浩陸は次のポゼッション、しつこくマークしてくる佐々木を相手にしながら突進、激しいチェックに体勢を崩されながらもタフショット。
これがゴールに吸い込まれ、同時にレフェリーの笛…バスケットカウントエンドワン!
ワンスローも沈めて72-83!
4Q残り8:28にはヘンリー→保岡と繋ぎファストブレイクで74-83と遂に1桁点差に!
ヘンリーはこの日4本目のアシスト、保岡は22PTS目。
ここから両者10点前後を行き来する攻防。
4Q残り7:25、メイテンのジャンパーが決まって76-87…でリスタートとなりかけたのですが、メイテンがボールに触れてしまい遅延行為でテクニカルファール宣告。
メイテンは「そんなつもりじゃなかったんだ…マジかよ、俺かぁ😇」と笑顔で頭を抱えていましたね…たぶんきっと凄く性格の良い人なのでしょう。
敵チームの選手ですが、こういう性格が窺い知れるシーンは好きです。
これで得たフリースローは保岡が冷静に沈めて77-87。
更にFEポゼッション、浩陸が佐々木と激しくやり合いながらフロントコートへ…もつれたところで接触して笛。
浩陸がファールを取られて個人ファール5に到達、ここでファールアウト。
浩陸も佐々木も激しいプレーを信条とする選手同士であり、ここは浩陸のファールとなってしまいましたが、果敢に闘った彼のことを誰が責められるでしょうか。ナイスファイト!
これで火がついたのがFEのエース・ヘンリー。
4Q残り6:52、吉井のマークをものともせずにゴールに向かって突撃してねじ込み79-87!
これがエースの意地だ!!!🔥🔥🔥
更にヘンリーは4Q残り6:01にもファールドローンでツースローを獲得、2本揃えて81-88!
畳み掛けたいFEはここまでフル出場の佐土原にオフェンスを託しますが…4Q残り4:56、ギリギリを攻めた佐土原が吉井と接触。
判定はオフェンスファールで個人ファール5に到達、佐土原もここでファールアウト。
ヘンリーと共に攻撃を牽引してくれた佐土原が勝負どころで退くのは痛すぎますが、残ったメンバーでやり切るしかありません。
サド、ナイスガッツ!!!
三遠はこのターンオーバーから得たチャンスを吉井がフックショット成功、更にFE攻撃失敗からの次のポゼッションで佐々木がスリーを突き刺し81-95。
ここでFEベンチが後半2回目のタイムアウト。
しかし3人怪我、1人ここまでDNP、3人退場で実質7人となってしまったFEはなかなか流れを呼び戻せません。
並里のジャンパーで加点は出来たものの相手の得点ペースが上回り、4Q残り2:31に佐々木のスリーを被弾して83-102と100点ゲームに突入。
集中力が切れてしまいそうな展開ですが、4Q残り2:05、ディフェンスリバウンドから速攻で3vs2のアウトナンバーの状況を作って内尾がアタック。
ファストブレイクで85-102と追撃。
ここにきて疲労からやや脚が重くなるFEのディフェンス。
その隙を見逃さなかった三遠は津屋、吉井が連続スリーで85-108と安全圏に持ち込み残り76秒。
それでも反撃の手を止めないFE。
山崎のアタックはメイテンのブロックで阻止されますが、スローインから神田壮一郎がボールを受け並里にパス→神田が山内盛久と太田敦也を牽制している隙に並里がスリー…スウィッシュで88-108!
4Q残り0:15、三遠は太田がゴール下で働き今季初得点で88-110。
4Q残り0:12、並里がロングスリーを狙いますがリングに嫌われて柏木がディフェンスリバウンド、そのまま時計を流してノーサイド。
88-110で三遠が前日に続き100点ゲームで連勝という結果になりました。
三遠は中地区首位らしい堂々とした戦いぶりでした。
どの選手も満遍なく活躍し、選手層の厚さ、大野HCの有能さを見せつけてくれました。
「こんなチームにいつか勝ちたい」と強く思わせてくれる相手でした…次は絶対に負けません!!!
FEは連敗となりましたが、前日の62点差から22点差まで点差を圧縮してBOUNCE BACK。
結果としては同じ負けですが、多くの欠員を抱える中で若手たちが中心となって強敵を相手にここまでの試合をしてくれたことに感動しました。
しかし心底悔しかった。勝ちたかった。
苦しい状況においてもリーグでも屈指の強さを誇る三遠を相手に逃げずに立ち向かった選手・スタッフ達の後押しをもっとしてあげたかった。
出られない選手の分はブーストで僅かでも埋めてフォローてあげたかった…声援で後押しなんてファンのエゴかも知れませんが、それでも自分の無力さに打ちひしがれました。
なので試合後の「フェニックス」コールは出来ませんでした。本当に心の底から悔しかったので…そしてそれはいつか三遠に勝つ日までの宿題とさせてください。
コートの方を見ると選手・スタッフ達も一様に悔しさを滲ませていましたのでそれを見て尚更悔しさが募りました。(もちろん素晴らしい試合をしてくれた対戦相手にエールを送りたい人達の気持ちを否定したい訳ではないので悪しからず🙇♂️)
でもフェニックスブースターのみなさんからの「GO GO EAGLES」コールは凄く嬉しかったのでなんとか気を持ち直して脱帽して手を振り返しました。
三遠もFEとはまた違った苦労や困難を乗り越えてここまで強くなったチームだと思います。
そんな三遠のみなさんから「ナイスゲーム!」とエールを送られたのは心から嬉しいです。
次も良い対戦をしましょう…次こそは負けんけどね🔥
選手、コーチ、スタッフ…全ての人が頑張ってくれたから出来た試合ですし、負けはしましたがここまでの闘いを見せてくれたチームを誇りに思います。
そして2日間共に厳しい試合でありながら、最後まで諦めず声援を止めなかったファン・ブースターのみなさんのことも誇りに思います。
このチームと出会えて本当に良かった、そう思える試合は人生でそうそう立ち会えるものではないですねらね✨
負けてしまいましたが言わせてください。
素晴らしい試合をありがとう、と。
そして次は必ず勝とう!
今後も厳しい闘いが5月まで続いていきますが、このチームならきっと大丈夫。
みんなでCS出場という目標に向けて頑張っていきましょう!
#個人雑感
並里 6.5
PTを得た唯一のベテランとしてチームを鼓舞
7PTS、6ASTとスタッツも安定
佐土原 7.0🔥
ファールアウトするまでフル出場、闘志溢れるプレーでチームを牽引
天昇 ー
試合に絡めなかった…バイウィーク明けの奮起を期待
ヘンリー 7.0
普段より中寄りのポジションで攻守共に奮闘
「エース」としてプライドを見せた
浩陸 6.5
激しいファイトで三遠ガード陣を封殺
ファールアウトは勲章、よくやった!
神田 ー
ガベージタイムのみの出場であったが、アシストを決めるなど存在感はあった
内尾 6.5
得点に絡むシーンは少な目も守備での貢献大
もっと良くなるはずで末恐ろしい
笹山 ー
彼の力が必要な場面は沢山あったがDNP
バイウィーク明けは元気な姿を見せて欲しい
保岡 7.0👑
高いシュート精度で23PTS、更に粘り強い守備で4REB、2STLとエース級の活躍👏
JACK 6.0
唯一のビッグマンとして5REBをもぎ取るもファールが嵩み早々にファールアウト
この悔しさとバイウィークでの台湾代表としての経験を糧に成長しよう!
山崎 6.5
前日に続き登録ポジション外での起用に応える
攻守共にアグレッシブなプレーでチームを勇気づけた
泰三 7.0
厳しいロスター状況、厳しい相手チーム、厳しい過密日程という中での大敗からチームを立ち上がらせた手腕は流石
三遠 MIP
メイテン 8.0
29PTS、11REB、8BLKでトリプルダブル未遂
1試合で8BLKはB1最多記録タイだそうで…手強かったです、おめでとうございます㊗️(でも次はやらせんよ)
厳しい試合でしたが、素晴らしいエナジーを見せてくれたFE名古屋のみんな、そして大きな壁として全力で立ちはだかってくれた三遠ネオフェニックスのみなさんに感謝を申し上げたいです。
心に炎を灯すような、素晴らしい試合をありがとう!
#次節に向けて
代表戦ウィークであるバイウィーク前の過密スケジュールを終えたB1リーグ。
FE名古屋は4勝10敗の中地区8位(全体20位)と借金が6となりスタートダッシュには完全に失敗しました。
しかしこの14試合で当たったチームの殆どが昨季のCS出場チームor今季上位につけているチームという、にわかには信じ難い鬼のような対戦カードが続きましたね。
誰だよ、アルバルクの次にブレックスを組んだドSは?(まだ根に持ってる)←
もちろん楽な相手などB1にはいませんが、この偏り方はさすがにBリーグの日程を作っている担当者のセンスを疑わざるを得ません😇
開幕前にマイヤーが契約解除で退団、開幕はヘンリーが故障者リスト入りで間に合わず、ヘンリー復帰と入れ替わるようにアイクがリストin、1週間後にオマラまでリストin、そして追い打ちをかけるようにハープがコンディション不良でロスター外+笹山が恐らくコンディション不良でDNP。
これだけのアクシデントが起きながらここまでで大敗したのがvs.三遠GAME1だけというのはチームの底力を感じずにはいられませんし、むしろよくこの勝敗で収められたな…とすら思います。
バイウィーク中にチームは連携などのケミストリーを高めつつ、故障者達のリハビリも進められるのでこのタイミングでのリーグ中断はFEにとっては追い風となりそうです。
FEは基本追い込み型のチームだと思っていますし、若手の多い今季は特に伸び代が大きそうでシーズンが進むほど楽しみが増えそうです😊
また、前日のFE史上ワーストワンと言っても過言ではない大敗を受けて、自分自身の無力さと「もっとやれるだろ!」という猛反省からこの試合は間違いなく過去イチの熱量で応援したつもりです📣
選手達にも後押しの気持ちが届いてくれていたら嬉しいです。
さて、バイウィーク明けの次節はアウェイに乗り込んで越谷アルファーズとの対戦が待っています。
越谷はここまで3勝11敗の東地区7位(全体22位)とFEと似たようなポジションにつけているチームです。
勝ち星こそFEより1つ少ないですが、3勝を上げた相手の中には西地区首位の島根も含まれており、大敗も少ないことから星取りを額面通りに受け取るのは危険過ぎる相手です。
Bリーグ屈指の名将である安齋竜三HCが鍛え上げているチームであり、安齋バスケを熟知する大ベテランのジェフ・ギブス、万能系センターのティム・ソアレス、安定した得点力を誇るスコアラーのLJ・ピーク、フィリピン代表の若きビッグマンであるカイ・ソットと外国籍選手は超強力。
そこに経験豊富なベテランの橋本竜馬や喜多川修平、伸び盛りの四家魁人、星川堅信、井上宗一郎など日本人プロスペクトたちを擁する布陣。
そして我々FE名古屋の『戦友』のひとりであり、越谷の絶対的司令塔に成長した松山駿がいます。
FE名古屋を、そして川辺バスケをよく知っている駿が相手にいるのも気をつけねばならないポイントですね。
越谷は今節もアウェイでのGAME1にて横浜BCを破っており、チーム状態はかなり良化していると思われますし、FEはB2時代に何度も悔しい敗戦を喫しているだけに非常に難しい相手だと思います。
チームとして調子を取り戻し、シーズン中盤に向けてポジションを上げていけるのか…その試金石になる大事なバイウィーク明け初戦になるはずです。
私も越谷に帯同予定です🙋
越谷に行かれる方は一緒に熱いブースをしましょう🔥📣🦅
留守番組のみなさん、みなさんの分まで選手にパワーを与えられるように現地ブースト頑張りますので、バス生からのファイアーと勝利への熱い念をよろしくお願いします!
今節の悔しさを糧にもっともっと成長していく為に…これからもFE名古屋一丸となって頑張っていきましょう!
寒暖差の激しい季節になってきましたが、バイウィーク中も健康に過ごして元気にバイウィーク明けを迎えましょうね💪
それでは次回noteで。アディオス👍