いらいら【詩】

昼間っから外へ出て 街の中をパトロール 
塀にのぼって つらつらと バランスとって歩いてく 
雨が降っても 傘なんてシャレたもんは 持ち合わせてないさ
たべものの心配はない だってみんながくれるから
たのしい毎日とは言えないけど 栄養は足りてるから
ギリギリでいつも生きてるなんて 気取った言葉も出てこない
誰のために生きるでもなく 誰かのせいで傷つきもしない
自由なのかも知れないけど そんな毎日おくってる

ぼくは

生きてていいかわからない どうすりゃいいかわからない

かわりばえのない毎日で エサをもらって生きている
たまにケンカもするけれど そんなに他人と近づくことも少ないのさ
うれしいことなんて無いけど かなしみにひたるのは カッコ悪い

毎日 街をパトロール
何かが落ちてないか探してる
空を見上げて 思いをはせる 星が落ちてこないか想像する

つのる未来への不安 あせる現在への不満
イラ イラ イラ イラ
生きてていいかわからない 生きてていいかわからない
イラ イラ イラ イラ

夜 ねむたいけど ねつけない
いつもの不安がやってきて ぼくの眠りの邪魔するのさ
いつかいいことあると期待して 期待はいつも ハズれてる
ぼくは答えがほしいんだ

生きてていいかわからない どうすりゃいいかわからない
生きてていいかわからない 死んでもいいとは限らない
僕は答えが欲しいんだ

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槇本大将
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