FreeCAD1.0/基本的操作法(1)平面図の作図から3Dプリントまで
こんにちはロック204チャンネルです。
今回は「基本的操作法(1)平面図の作図から3Dプリントまで」についてお送りします。
今回は、3Dプリンターで造形物を作成するまでの流れを「箸置きの作成」を題材として説明したいと思います。
最初に、フリーキャドで平面図を作成し、それを立体化して行きます。
そして作成されたモデルをスライサーと言われるアプリに入力し、3Dプリンター用のデータを作成します。
そして、このデータをSDカードに保存し、3Dプリンターで造形物を印刷する流れとなります。
それでは、平面図の作成から3Dプリントまでの作業を以下の項目で説明して行きます。
1.起動画面
2.スケッチを起動する
3.作図平面を選択
4.スケッチの画面
5.スケッチジオメトリ
6.拘束ツール
7.スケッチを立体化する
8.3Dプリンターで印刷する
こちらはフリーキャドの起動画面です。
画面上部にはメニューバー
その下には、よく使用するツールがボタンとして表示されています。これをツールバーといいます。
左画面には、パネルと言われる領域があり、ここではタスクやモデルの作業が表示されます。
また画面下部には、ステータスバーが表示されています。
この部分では、エラーメッセージなどが表示されます。
画面中央の右側では、「新規ファイル」、「最近使用したファイル」、そしてその下に「サンプル」が表示されます。
それでは、最初に「パラメトリックパーツ」を選択します。
すると左の図のような表示となります。
ここでツールバーのworkbenchに「Part Design」と表示されていることを確認してください。
もしこの表示がない場合は、この部分の下三角を選択し、項目よりPart Designを選択しましょう。
次にタスクバーを選択し、補助ツールより「スケッチを作成」を選んでください。
この時、補助ツールが表示されない場合はツールバーよりスケッチのアイコンをクリックします。
「スケッチを作成」をクリックすると、この画面が表示されます。
ここでは、描画するスケッチ平面を選びます。
左パネルまたは右の作図画面より、描画したい平面を選択しましょう。
ここではxz平面を選びます。
こちらはスケッチの画面です。
右側の大きな画面が作図を行う画面となります。
座標軸は、右下に表示されていますので、どの平面に対して作図しているかを確認することができます。
また、右上には視点を変更するサイコロツールがあります。
左のパネルには、上より「ツールバーメッセージ」
その下に図形の拘束状態を表示するウィンドウ。
最下部には、作図した要素が表示されます。
作図を行う基本的ツールとしてスケッチャージオメトリがあります。
左より、「点」、次に「ポリライン」、「直線」、「円弧」、「円・楕円」、「四角形」、「正タ角形」、「長円形」、「スプライン」、そして「構造ジオメトリの切り替え」ボタンがあります。これは補助線への切り替えを行うものです。
またした三角のしるしのついているアイコンは、複数の選択肢を表示することができます。
これらの詳細については次の動画で説明します。
スケッチャージオメトリの使用
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