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FreeCAD1.0 基本的操作法14/ドラフトワークベンチ(6)

こんにちは、ロック204チャンネルです。
今回は、基本的操作法第14回、ドラフトworkbenchの続きを解説して行きます。

最初に、Draftワークベンチのオフセット、トリメックス、ストレッチについて解説します。

オフセットコマンドは、選択したオブジェクトの各セグメントを指定された距離だけオフセットするか、選択したオブジェクトのオフセット コピーを作成します。

オフセットの操作手順について詳しく説明します。
まず、オブジェクトを選択し、オフセットボタンを押すことで、オフセットタスクパネルが開きます。
このパネルでは、オフセット距離を設定するためのオプションが提供されます。
3Dビューでポイントを選択するか、数値を直接入力してEnterキーを押すことで、オフセットを実行できます。
右側の図では、オフセットの例が示されており、元のオブジェクトとオフセットされたオブジェクトの関係を示しています。

オフセットのオプションについて説明します。
OCCスタイルのオフセットチェックボックスをオンにすると、特別なオフセットスタイルが適用されます。
このスタイルでは、オープンドラフトワイヤが両側でオフセットされ、新しいエッジが丸いコーナーで接続されるため、視覚的に滑らかな仕上がりになります。
特に、2つ以上のエッジを持つ平面オブジェクトに対して効果的です。
また、新しい非パラメトリックオブジェクトが作成され、コピーがオフの場合は元のオブジェクトが削除される点も重要です。
コピーを作成する場合は、Cキーを押すか、[コピー]チェックボックスをクリックしてモードを切り替えます。これにより、元のオブジェクトをオフセットするのではなく、オフセットコピーが生成されます。

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