「あなたの記事を曲にします」企画で考えていることを全部書きました。
昨日、アーカイブを前提とした生配信を夜中にstand fmで流していました
結構がっつり30分くらい話したのですが、終わったらアーカイブ保存されてませんでした。
リアルタイムで聴いていた人はほぼ居なかったので、30分ムダになっちゃいましたね。
本当は同じ内容を収録し直すつもりでいたのですが、せっかくならちゃんと伝わったほうがいいと思ったので、音声ではなく文章でアップすることにしました。
テーマは「あなたの記事を曲にします」の企画について。
企画に参加いただいた方はもちろんのこと、そうでない方にも読んで頂けたら嬉しいです。
==========
1 そもそも
「あなたの記事を曲にします」企画では、人と人とのつながりや接点、コミュニケーションを増やすことをポイントにしています。
自分の音楽を見せびらかすとかフォロワーを増やすとかそういう趣旨は一切ありません。
何故そんなことを思いついたかというと、ステイホームで人とのリアルな接点が失われたうえ、配信ライブもどこか一方通行に感じられて違和感を抱いていたから。
セッションやライブには瞬間的な音のやり取りがあって、それは自己満足的なテクニック自慢大会じゃなく、互いのパートを尊重しあいながら自分のターンには言いたいことをちゃんと主張するというような、お互いの関係性の上に成り立つコミュニケーションだと思っています。
僕が音楽でやりたいことって突き詰めたらそういうことなので、配信とか、単に曲を作ってただアップするとかは、自分のやりたいこととは少し違うと思っていましたし、オンラインでそういったコミュニケーティヴな音楽をすることは不可能と思っていました。
そんな中note上の交流で他の方の記事とコラボする経験があり、その制作をする中で、もしかしてこの方法だったら自分のやりたいこととかなり近いところまでnote上で再現できるのではないかと思うようになったわけですね。
※このあたりの詳しい話はこちらの音声配信で詳しく語っているので、気になる方はもしよかったらチェックしてみてください。
そういった背景があるので、ただ音声投稿でアップして終わりじゃなく、解説の記事などとあわせて投稿すること、あくまでも応募いただいた記事をベースにすること、などにこだわっています。
2 企画に特有の現象
他意はありません。この企画で書く曲は、良い意味で変な曲が多いです。
わかりやすい構成やパッケージに則っていない場合も多いというような意味ですね。
これは考えてみれば当たり前の話で、自分の好きなように書いているのではなくあくまでもベースにしているのは皆さんの記事なので、たとえば小説だったら物語の展開を要素として音楽にも盛り込みます。
その結果、イントロとアウトロでキーもテンポも全然違うみたいなことが普通に起こりえるので、いわゆるAメロ・Bメロ・サビのような構成の曲と比較するとわかりにくい曲が多いような気がしますね。
だからこそベースになった記事を読んでもらうこと、あわせて曲ができるまでの過程や制作の背景を知ってもらうことが重要だと思っています。
その辺りがこの企画の中心的な趣旨だと捉えています。
3 制作の配信
現在は、制作の様子をstand fmの生配信で流しています(もちろんアーカイブも残してます)。
これは、企画をすすめているなかで思いつきました。過程をオープンにしておくことで、記事の内容がどういう風に音楽になったのか、よりわかりやすく、より伝わりやすく、より寄り添えるようになるのではないかと思ったのがきっかけです。
配信は10曲目のshinoさん「フィエスタ」から試験的に始めました。そのため応募順の前半のほうの方の制作では実施しておりませんでしたが、単に途中で思いついたというだけであり前半と後半で何かを区別しているつもりは一切ありませんので、その点ご理解いただけますと幸いです。
7/14にアップした11曲目cofumiさんの「ウケトッテ」制作から本格的に全工程の配信を始めましたが、やっていてすごく楽しかったです。
記事を書いた本人と、その記事から曲を作っている過程を共有することで、まるで一緒に曲を作っているかのような時間になりました。ユニットをやっていた時に、ボーカルと議論しながらギターで曲を書いていたあの雰囲気に似てるなーと。
うまくメロディが思いつかなかったり、レコーディングでミス連発したりとかなり恥ずかしい内容も含む配信なのですが、始めてよかったと思ってます。
4 課題
で、今、悩んでるのは、やっぱり生配信の部分です。
stand fmだと音声のみなので、僕が黙ったらマジで無音になるんですよね。。笑
作業している時間なので黙っていたり独り言をブツブツ言っていることも多いのですが、そこにPC画面共有でもあれば様子は違うのかどうなのか、その辺はまだ迷走しています。
聴きにくいとか、もっとこうしてほしいとか意見があればぜひお願いします!
また、今後は具体的に配信する「場所」のことも考えたいなと思っていて。
場所というのはアプリとかプラットフォームの話じゃなくて、過程のどの部分を特に配信するか、というようなことです。
皆さんの記事も、自分の配信も、できるだけ多くの人に見てほしい聴いてほしいという気持ちは当然のものとしてあるので、そのためにはわかりやすいものであるべきなのか。
曲そのものもそうですけど、3時間の配信のうち半分以上黙ってたりギターポロポロしてたり、様子が分かりにくい配信だと届くものも届かなくなってしまうのか。
それとも、そもそもグッと狭い世界の中で凝縮していたほうがアツくなれるのか。
その辺も、今もまだ試行錯誤中の領域です。
何度も書いていますが、「こんな曲できましたおわり」ではやる意味がないと思っていて、記事と音楽とがコラボするとこういうやり取りが発生してこんな風にみんな繋がっていきましたみたいな、そこを大勢でわいわい楽しむことがポイントだと思っているので、それを実現させるための方法として具体的にどこの過程を共有するのが一番いいのか。どことかじゃなく過程そのものまるまる配信する今のスタイルが結局は一番いいのか。
そんなことを考えています。
妙案があったら教えてください(丸投げ)。
またこれはまだまだざっくりした考えですが、「記事から曲」の企画は締切などを切らずに継続して活動出来たら一番いいなーと思ってはいますが、自分一人ではどう考えても追いつかないので今はそれができません。
今後、誰かと一緒に企画を進めたりとか、制作できる人間を増やしたりとか、あるいは企画の根本的な趣旨は変えず、応募締め切りを作らなくても自分一人でまわるような内容に進化させたりとか、そんなこともできたらと考えております。
5 今後
第2回の「記事から曲」は、現在制作中のミエハルさんの作品を含めて、残り6曲です。
皆さん5月中に応募いただいているので、お待たせしては申し訳なく。できれば7月中にすべて完成させお渡ししたいと思っていますが、ペース的にはかなり微妙なところです。
かといって、今の僕の腕では、完成までの早さと作品の質はまだトレードオフの域を出ないので、急いで雑なものを作るのは本末転倒もいいところですから、そこはじっくり向き合って作ります。
そのため7月中にすべて、というのは確約できず申し訳ありませんが、たまに制作配信でも聴きながら今しばらくお待ちください!
制作過程の配信をしているstand fmチャンネルはこちら
6 最後に
最近は、Twitterに遊びに来てくれる方も多く嬉しいです。
最初の頃はnoteとTwitterは別物と考えていたのですが、ここのところ考えが変わりました。
Twitter側の仲間にも皆さんの記事をたくさん読んでほしいし、企画のこと知ってもらいたいなーと思っているので、もしよかったら皆さんも暇なときにツイートしてみてください。
「#あなたの記事を曲にします」 とか 「#記事から曲」、あるいは「#○○(曲名/記事タイトル/noterさんの名前etc)」など付けていただけたら僕探しに行ってイイネRTなどしますので、ご興味ありましたらよろしくお願いします。
最後になり恐縮ですが、この記事で企画のことを初めて知ったという方もいると思うので、これまでの記事と曲を引用しておきます。よかったら読んでくださいね~~
第1回企画時に参加いただいた方々
・清世さん
※今回の記事のトップ画像は企画で清世さんに描いて頂いたもの。ここぞで使用させていただきました。清世さんいつもありがとう!
・樹里さん
・あこはるかさん
・dbnさん
・nolyさん
第2回企画に参加いただいている方々
・すみかさん
・歌原香菜さん
・kesun4さん
・yuca.さん
・石宿アオさん
・清世さん
・小川 功治朗 さん
・そら~かたるもの~さん
・樹里さん
・shinoさん
・cofumiさん
第2回企画、これから曲を制作していく方々
※応募いただいた記事は、制作開始するまで敢えて読んでいません。制作スタートするタイミングになったら「スキ」を押しますので、それまでの間今しばらくお待ちください。
・ミエハルさん
・あこはるかさん
・せき@オリックス好き放送作家さん
・丸武群@峮峮(チュンチュン)応援noteさん
・Masakoさん
・ピリカさん