漫画セシルの女王が好きで、ミュージカルSIXが楽しみという話
中高が吹奏楽部だったので、演奏する側としてはミュージカルの音楽は物語があり、楽しい演目が多かった。そしてオペラ座の怪人もミス・サイゴンも吹奏楽で曲を知ってから鑑賞した。どちら(前者は映画、後者は舞台)も観た後余韻に浸りまくってしまうドラマ性があった。ミス・サイゴンに至っては好きすぎて数年は観劇を欠かさない時期もあった。
と言いながらも、ミュージカルがとても好きかというとそうでもなくて、ここ数年は誘われれば行くくらいだった。(いざ観劇すると「楽しかった!」となるのだけど)
華やかさや非日常の物語としては面白いけど、非日常ゆえに自分が共感できる要素があまりないので、強くは興味が持てなかったのだった。あとは、年を重ねると考え方も変わって、昔は感動していた部分に疑問を持つようになってしまったりする。
そんな中で、1月から来日公演、2月から日本キャスト版公演が始まるミュージカル「SIX」をとても楽しみにしている。
そもそもSIXの存在を知ったのは、漫画「セシルの女王」にハマったのがきっかけ。エリザベス一世に仕えた家臣が主人公で、当然父親であるヘンリー8世とその王妃たちの話も出てくる。そしてほぼ全員がウルトラハードモードな人生なのだが、本当にこういう性格と信念で生きていたのではないと思いそうなほど、生き生き、時に自分の人生に必死に描かれている。あとは、時折飛び出す登場人物たちの素直な心の叫びが笑っちゃう。
来日公演、日本キャスト公演の発表があったのが9月ごろ。当初からセシルの女王とのコラボが発表されていて、そこから海外公演のYouTubeで動画を見始めた。観劇というよりはLIVEに参加しているようなスタイル、そしてとにかく6人全員強い女で観ていて元気が出る!
本編ではないが、ロンドン塔でのイベント動画も素敵ー。シスターフッドを歌う作品に若い女の子たちが熱狂している姿を見ると、明るい未来を感じる。
これはもたもたしてると売り切れる…!と思い、来日公演と日本キャスト公演のどちらも販売開始後即購入した。
それとは別に、かねてからそろそろアジア以外に海外旅行行きたいとも思っていた。私の職場は、2024年年末はあまり有給取らなくても8連休なので、例年よりハードルが低い。
最近興味があることといえば…コーギー、紅茶、スコーン(もちろんクロテッドクリーム付のもの)。行きたい名所はロンドン塔。これは、今こそイギリス行くべきだな?!
ということで、イギリス旅行も決めてしまった。そうなればもちろんウエストエンドも行かなければ!
そんなわけで、なんと2024年末はウエストエンド、年明けは来日キャスト、日本キャストと三公演参戦予定です!まだ公演観てないけど、YouTubeで毎日動画見て楽しみを募らせる日々🥰
先日セシルの女王のコラボイラストが公開されて、さらに喜びに拍車がかかる。好きな作品同士のコラボをリアルタイムで楽しめるのって幸運だなあ。ジェーンシーモア推しなんだけど、この絵のキャサリンオブアラゴンかっこいいしかわいい。
円安とか燃料高で旅費は大変だけど!!!!!
行きたい気持ちが昂った時に行った旅行はずっと心に残る思い出になると思うので、楽しんできます。