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我が強いにはわけがある

前回は症状をざっくり書いたけど、

だから今回は私がこうなるまでに何があったかを詳細に書いていこうと思うんだけど、

でもその前に、私の性格について書いておかないといけないかな。

私はめちゃくちゃ我が強い。

いいかえれば気が強い。

自己主張が強い。

よく悪く言われる性格だと思う。

でもこれにはちゃんと理由がある。

だって…だって…本当は私弱いのに。

読者にとってみれば漠然としてて申し訳ないんだけど、

中学生くらいの頃、クラスメートが友達に対して思いやりをもった行動ができることをしていて

私にはそれが理解できなかった。

「えっどうしてそんなに人に優しくできるの?」

「えっそんなふうに友達を誘って断られる恐れがないの?」

「どうしてみんなそんなに余裕があるの」

そもそも「友達」と呼んでいいのかわからないし

何度もなかまはずれやかげぐち、わるぐちを言われてたし(まあ私もやり返してたことはある)

「友達」かもしれないけど全然信用してないし

ちなみに「恋人」も全然信用してなかった

いつか私から離れてくかもしれない

その時のための心の準備をしておかなくちゃ

そんなことをして余計に大切な人との間に距離をつくっては傷つけてきた

私には私を守ってくれる人がいないと感じていて

私を攻撃されたときやり返してくれるのは私しかいなくて

私を守れるのは私しかいなかったから

孤独だったから

一人で強くなるしかなかったんだよね。

まあ今だから言える話なんだけど。


そう、だから私はとても我が強い。

でも、もう一つだけ我が強い理由を書きたい。

私は、「ものすごく考える」性格であること。

何をするにしてもよく考えるから、楽観的でテキトーにやってる人に対しては

「どうして私はこんなに考えているのに」

「どうしてそんなに気楽に生きていられるの」

って純粋に悔しくなったり疑問に思ったりしつつ、ムカついちゃったりもする。

いわゆる「クソ真面目」だと言われたこともある。あと「責任感がある」とか「向上心がある」とかね。

塾講師やってた頃、初回に受け持った授業で

「私にとっては初めてでも生徒にとってはベテランの先生と変わらない授業料を払っているんだから自分にできる最高のクオリティの授業を提供しなくちゃ」

と、誰に言われるまでもなく心底から思いながらやるタイプだ。

自分はクソ真面目ですって話ばかりだとつまんないからその先に行こう。

真面目すぎて、完璧主義、完璧じゃないと落ち着かない。「流されるまま」が苦手。一つ一つ自分で熟考して納得しないとモヤモヤが残る。

大学の講義も、「どうしてこの先生はこんなこと言うんだろう、するんだろう」って疑問を持ち始めたら出席ができない。

卒論も、「私が書きたいことが私の語彙力では伝わらない、わかってもらえない」ってことに気づくともう本当に書けなくなってくる。(無理やり書いたけど)

そんな感じの超不器用な人間。

私にとっては世間体よりも、どんなことも自分で内省することが1番価値のあることなんだ。


我が強くていじめられやすくて

自分を自分で守るために

自分の考えに自信を持つために

熟考しては攻撃的になる

でも本当は守ってくれる人が欲しいだけで

そのままのあなたでいいんだよと言われたいだけで

いつも泣きながら暴言を吐いてしまう


それが、元来の私でした。

夫と出会ってからはかなり人生変わったので

それもまたどこかで書きます。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

この記事読んでちょっとでも何か思ったことあったら、いいことでもわるいことでもコメントをもらえたらうれしいな。

あなたのこと忘れない