自作珈琲焙煎機の開発6 Handmade Coffee Roaster
珈琲焙煎機の開発において、役立ちそうなガジェットを入手しました。
サーモグラフィカメラです。このようなものは高価だと思っていましたが、コロナ禍でも需要が増えたのかどうか、28000円程度で購入できました。
カメラがとらえた部分の温度が色で表示されます。
この撮影は購入してすぐもので細かなセットアップは何もしていませんが、すぐにこのような撮影ができました。
この画面で一番明るい場所は160℃以上であることがわかります。
焙煎途中、テイスティングスプーンで取り出した豆も当然ながら高温です。
これまでは内部に熱電対を入れて温度測定をしていましたが、温度分布を広く把握できるのがよいです。ただし、回転ドラムの内部のように、カメラが中に入れない部分の温度を測定することはできません。
今回、このサーモグラフィカメラを購入した目的は焙煎機そのものではなく、焙煎豆の冷却器の冷却効果を測定するためでした。
このように焙煎後の温度を何秒かおきに測定することで、焙煎豆の表面のんどがどのように低下していくのかがわかります。この日は、買ってすぐの練習でしたが、上手くつかいこなせるとよいです。画像をコンピュータに取り組むことも、容易にできそうです。
ちなみにこの日の焙煎は、やや深煎りでした。夏の暑い日の夕方でしたが、暑い日の焙煎は暑くてなかなか大変です。
今後上手く活用できるとよいです。