STEAM教育の開発7~北海道での珈琲焙煎
滋賀大学、三重大学と続いたSTEAM教育のイベント。今度は北海道教育大学・未来の学び協創研究センター主催のセミナーとしての開催です。
オープニングは火薬で発射するモデルロケットを飛ばそうということで、広い場所で実際に飛ばしました。
この後に校舎の近くで珈琲焙煎をしました。この日は気温が30℃以上と北海道でも珍しいくらいの暑さのなかでの焙煎となりました。
横浜から段ボールで送った焙煎機ですが、やはり北海道に着くまでに、つぶされたりしたようで、カバーが少しへこんでおり、一番重要な回転部分の軸もぶれていました。焦りましたが何とか動くことを確認して焙煎をしました。
20名ほどの参加者の皆さんに珈琲焙煎の説明をして、これがいかにSTEAM教育と結びつくのかを説明しました。
気温が高いのは焙煎には問題なく、屋外でしたが風もなかったので、1ハゼ、2ハゼときちんと音を確認して、中深煎りで焙煎ができました。
最初に焙煎機の開発をはじめたときには。まさか北海道で実演することになるとは予想していませんでした。何かを作るということは、このような展開もあるということが楽しいです。
時間の関係で2回しか焙煎ができませんでしたが、参加者の皆様には飲んでいただくことができました。
この他にもSTEAM教育の一環として椅子を作った取り組みの報告もありました。
また、午後からは台湾のSTEAM教育の調査に関する報告などもさせていただきました。
開発した珈琲焙煎機の紹介動画はこちらです。
機械設計・金属加工の一環として取り組んできた珈琲焙煎機の開発がいろいろと派生して、まさにSTEAM教育の実践になっています。毎回のイベントでは技術教育関係者以外の方にもご覧いただき、感想をいただくことなどできて、こちらもよい学びになっています。
STEAM教育の開発のまとめは下記にあります。
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