観戦!4月19日 B3プレーオフ さいたまvs徳島 あるいは23-24シーズンのブロンコスまとめ[酔狂自己満籠球備忘録#27]
さいたまブロンコス、東京羽田ヴィッキーズ、(たまにアルバルク東京)を応援している凡人バスケファンが、自分のためだけにバスケをいろいろ語りまくる気まぐれ連載企画、酔狂自己満籠球備忘録(SJBB)。
B3リーグプレーオフ準々決勝第1戦の観戦記です。
いきなりネタバレですが我らがブロンコスはこの第1戦と翌日の第2戦に連敗し、ここで敗退となりました。
ブロンコスのシーズン終了に伴い、予定にはなかったけど今シーズンの総まとめとして綴りました。
読んでいただけたら嬉しいです。
🏀北浦和ベーカリー事情 その2
日本のパン屋さんはとてもおいしい、というマキシーのSNS投稿に、同じパン好き男子として好感を持たずにはいられずに始まった、北浦和周辺のパン屋さんを巡る冒険第2弾。
今回訪れたお店はこちら!
ボンドール 北浦和西口駅前店
さいたま市周辺で6店舗を展開しているボンドールさん。駒場体育館とは反対側、北浦和駅西口を出てすぐのところにあります。
パンはセントラル工場で作ってるのかな。
素材にこだわらないと出せないしっかりした味で、クロワッサンサクサクで美味しかったです。
2階はレストランだしケーキとか焼き菓子も売っていていろいろ気になります。
PayPay使えます。←重要!
写真は撮り忘れましたので、ホームページのリンクを。
北浦和のパン屋さんを巡る冒険、また来シーズンお会いします。気になってる食パン専門店があるので必ず訪れたい。
🏀2024.4.19
スティックバルーン、ゲットできました!あざっす!
1階の特設席も気になったけど、プレーオフでも普段通りの意識で、2階席からの観戦となりました。
最前列に陣取れば距離感は1階と変わらない。これが最高駒場たる所以。
今プレーオフは暗転なし。
昨シーズンは暗転とペンライトの演出がありました。今回はそれよりも、特設シートにこだわった印象。そっちの方がニーズあるはずだし、コロナが完全に明けてるってとこもその判断に影響してるのかな。暗転も盛り上がるけど、まぁなきゃないで良いっすよね。
空席が目立ったのも事実。
プレーオフといえども平日の試合で無料配布なしとなると、これがブロンコスの現在地ですかね。サッカーも野球もシーズン始まってるし。
しかし金曜夜に集った871人の熱量は最高でした。
「仕事サボってきた人🖐️」というたみぞーさんの問いかけに、けっこう手が挙がってましたね。
徳島ブースターもけっこう多くて驚きました。遠くからはるばるありがとうございます。ぜひ北浦和ベーカリーを堪能してください。
入場もプレーオフバージョン。
ひとりひとり選手がボールを受け取って、それぞれ持ち味をアピールしながらシュート。
最後に泉さんが登場してコーナースリーを華麗に決めてくれました!現役復帰あるか!?
🏀試合は
試合の入りのところで立て続けに2本相手にスティールをとられたりしてペースを握られてしまいました。
今思えば、この序盤の流れを2試合通して完全に覆すことはできなかったかな、と。
ブロンコスはドーソン選手に川邉をぴったりマークにつかせるディフェンス。
どのへんを及第点にしていたかはわからないけれど、とにかくこの川邉のディフェンスが凄かった。
僕の中でこの試合は川邉亮平の試合でした。
ただ、川邉がドーソンにつく関係上フェイズがシューターをマークしなければいけない逆ミスマッチが発生していて、そこで内藤選手に2本連続で決められてしまったのも痛恨でしたね。
1ピリの後半から2ピリにかけてはレオやマキシーなどベンチスタートの選手が良いリズムを作ってくれて一進一退になりました。五十嵐さんも良かったですね。
48-53。
予想通りハイスコアの展開で前半終了。
しかし後半は一変。
徳島はオフェンスリバウンドにまったく参加せず、シュートを打ったら引いて守るという極端な戦術。
ブロンコスはスリーポイントで打開したいところだったけどなかなか決まらず勢いに乗れない。
残り3分で同点に追いつく粘りを見せたけど及ばず惜敗。
スリーポイントもそうだけど、フリースロー9本落としたのも痛恨でした。
プレーオフの重圧の中で、ちょっと弱気になったりちょっと迷ったりしたことで発生したひとつのミスを、取り返すのはとても難しくなりますね。
徳島は役割が明確で迷いがなかったし、やることが徹底されていた。
チームとしてブロンコスが劣っているとは思わないけれど、大事な試合で遂行できるかできないか。
立ち上がりの流れを、最後まで覆すことができませんでした。
今シーズン最後の現地参戦となりました。
通算3勝1敗。痛い1敗です。
🏀次の日の試合
スタメンを前日から3人入れ替えて臨んだ第2戦。
もしかしたら、第1戦と第2戦でスタメンを入れ替えるのは事前に決めていたのかもしれない。いろんなセットでたたかえるのがブロンコスの強み。うまくいかない時期も長かったシーズンだけど、そういうチームを作ってきました。
前日の反省を活かして抜群の立ち上がりを見せたけど、徳島はそれを覆す勢いがありました。
この試合もスリーポイントのパーセンテージが上がらず、なかなか勢いに乗れない。
語り継がれる名シーンとなった、MINORIさんのレッツゴーブロンコスコール。
B3TVでも声を確認できました。
あれが始めから予定されていたものではないとすると、4ピリのオフィシャルタイムアウトだから、本来は『The Magic Clap』が流れるはずだったんですね。
でもレフェリーがファウルのグレードを確認し始めちゃったので、タイミングを逃してしまった。
これはワイルドガールズにしてみると、シーズン最後のパフォーマンスになるかもしれない場が失われてしまった動揺が、絶対あったはずです。
そこであのコールって考えると、もし予定されていたものでなかったのなら、なかなかすごいシーンでしたね。
🏀
ここを勝ち上がれば福井との対戦が待っていました。
今シーズンホームで負けなしの絶対王者。
その福井と、福井のホームで対戦し、勝てば昇格という、今シーズン最後にして最大のチャレンジになるはずだった。
そこにたどり着く前にシーズンが終わってしまった不完全燃焼感が、まずひとつめの悔しさ。
たとえ福井に打ちのめされて終わったとしても、その方がスッキリして潔かった。
チャレンジすらできなかった、というのが悔しいですね。
そして、こんなことも考える。
福井というとてつもなく大きな壁を前に、本来の力を出しきれなかった、ということも、あったかもしれない。
まずは徳島を倒さなければいけない、という構図。
負ければ終わりのプレーオフだから、次は意識せずに、当然徳島に勝つことだけに専念するべき。
もちろんチーム内でもそういう話はしていたと思う。
でも、とてつもなく大きな相手だから、恐竜だから、完全にそれを払拭することは、なかなかできないよな。
意識しないように、って考える時点で意識はあるのだから。
それを考えると、やっぱり3位以上になっておきたかった。そうすれば、福井と反対の山に入れたから。
今シーズンに関してはレギュラーシーズンの順位が大きく影響したし、ってことは、勝てたはずのあの試合やあの試合を落としてたのが、最後に響いたなって言えますね。
そして、今シーズン、このチームで昇格したかった、というのが、ふたつめの悔しさ。チームは変わってしまうものだし、1年経てばみんなひとつずつ歳をとる。
でもさ、昇格とか順位だけが全てじゃないよな、とも思っている。
最高のチームで一緒にたたかえたってことが、選手たちもそう思ってくれているなら、それは彼らのキャリアにとって大きな財産になるはず。
そうであってほしいなと思うし、これからもそうなれるように、少しでも後押ししていきたいって思っています。
うまくいかないシーズンでした。
それでもプレーオフをホームで開催できた。
敗戦から数日経った後の個人の感想だけど、悔しさよりも、ここまで連れてきてもらった感謝の方が大きいです。
次のシーズンが始まると見れなくなっちゃうと思うから、レギュラーシーズンのスタッツをここに残しておきます。
JJもありがとう。
🏀衝撃の契約満了ラッシュ そして
さて。
この記事を纏め上げていたまさに昨日から今日にかけて、自由契約リスト入りの報せが相次ぎました。
チームは変わるものだとはじめから思っている。上を目指すためにチームは変わり続けなければいけない。それがプロスポーツ。
でも、まさかこんなに一気にいなくなってしまうとは。
果たしてこれで積み上げはできるのか不安になってしまうところもあるけど、これはきっと勝算があるのだと信じるしかないですね。
チームは変わってしまうけど、絶対に変わらないものもある。
途中に果てしない空白期間があるので自慢はできないけれど、bj1年目から3年くらい、ブロンコスを応援していました。
当時のホームゲームにも鳴り響いた、ブースターから自然発生する「レッツゴーブロンコス」コール。
声を出して応援できない時代を乗り越えて、BROに受け継がれています。
いろんな理由でブロンコスを応援し始めた、不特定多数の人たちが集まって作り出す、平均1500人くらいの空間が最高にちょうどいい。
これが5000人になったら変わってしまうのかもしれないけど、そこでまたその時の最高空間が見られたら嬉しいです。
僕自身も変わり続けるからどうなるかわからないけれど、これからもずっとブロンコスを応援し続けたいと、今は思っています。
今日もありがとうございました。
それでは、最近のヘビロテ曲を最後にお聴きください!
Blasterjaxx & Timmy Trumpet 『Narco』