関西~岡山~紀伊の旅【14】紀伊半島一周
紀三井寺から名古屋まで10時間。 長時間乗る時は、座りっぱなしにならず時々立ってストレッチをするのがコツです。
新宮駅の乗り継ぎで、和歌山県から三重県に入り、管轄がJR西日本からJR東海となり、車両が電車から気動車(ディーゼル)に変わります。
電車から気動車に乗換えると、穏やかな加速で一層のんびりした気分になる一方、窓外の景色は「おだやかで広い海」から「山の間の湾の奥深くまで入ってきている海」となり、駅を出るとトンネルに入り、トンネルを出ると次の駅に着く、と景色が変わります。
旧国鉄の紀勢本線が全線開通したのは1959年だそうです。
最後に残っていたのが三木里~新鹿間だったとのこと。
三木里の次の駅(名古屋側)が九鬼でした。
陸路の道はなく、海路があるのみの港町だったのだと思います。
次の多気駅で「快速みえ」に乗り継いだのですが、次の松坂駅で大勢乗って来たので車内は大混雑になりました。
この後の停車駅は、松坂ー津ー鈴鹿ー四日市ー桑名ー名古屋と知っている名前ばかりでした。
多木ー名古屋間の所要時間(1時間半)の間に3つの発見がありました。
・津(三重県の県庁所在地)は単線&非電化区間、運行本数も少ない。
「何でここに県庁を作ったの? 桑名や四日市から来るのが大変なのに」
・多気~名古屋の一部区間がJRでないため青春18きっぷが使えないそうで、追加料金520円を取られました。(何故か車掌さんが謝っていました)
・乗っていた快速みえは、最大6分の遅れでしたが「何か急いでるみたい」と思っていたら、名古屋到着時刻は「定刻通り」でした。 ふと福知山線の事故@尼崎駅 を思い出した私。
名古屋の息子に「遅れそう」と連絡を入れていた私は20分ほど待たされるハメになりました(笑)