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しあわせになるコミュニケーション

 前回の記事に続いて、「ウェルビーイング(前野隆司)」を参考にしながら、私たちが幸福感を感じるコミュニケーションとは何かを考えていきたいと思います。


1. 夢や目標について語り合う

 コーチングを受ける方の中にも、未来のイメージを鮮明に持つことが大好物!という方が多数おられます。実は私もその仲間でして、数か月、数年先のイメージを鮮明に描いてもらうことで、ワクワク感が止まらなく、強い幸福感を感じます。

 これは非常に不思議なことに感じるのです。良き未来を描いたとしても、現状が何か変わるわけではありません。ですが、未来のイメージを強く持っただけで、その未来を叶えたい、という希望が幸福感を持ってきてくれるような気がします。

 やり過ぎると何となく良くない気もしますし、未来像を描こうとすると醒めてしまう人もいますので、場面は選ぶのだと思いますが、AIにできないコーチングの一つであるような気がします。

2. 思いやりと感謝を示す

 人とのつながりを持つこと、特に思いやりや感謝を持って対話をすることも、幸福アップに寄与します。

 身の回りを見ると、ボランティア活動をしている人は幸せそうな顔をしている人が多いように感じます。あと、地域コミュニティで活躍しているような人もそうですかね。カウンセラーやコーチなど、対人支援をしている人にも、幸福そうな人が多いように思います。

 感謝について手軽にできる方法として「感謝日記」が以下の記事で紹介されています。興味深いことに、週3回と頻度高く感謝日記をつけるよりも、週1回の方が効果が高いそうです。それは意外ですね!

3. ポジティブな言葉や行動を取る

 私が昔、プレゼンがとても上手だったときに、話し始める前にニッコリ笑う事をジンクスにしていました。口角を上げることで、ポジティブな気持ちになり、自然と心地よい気分で、よく通る声で話ができていたことを思い出します。

 言葉ですが、3Sワード、3Dワードというものがあります。

3Sワード 「すごい」「すてき」「すばらしい」
3Dワード 「どうせ」「でも」「だって」

 普段、自分が使う言葉に3Sワードを多く登場させ、3Dワードをひっこめるだけでも、場が明るくなるように感じます。私はとくに「すばらしい」を頻度高く使いますかね・・・どんな場面にもピッタリきますので。

4. 自分らしさを確立して発揮する

 私が心理関係のことを学び始めた時に、自分の価値観を知るためのワークを実施したり、コーチングの中でフィードバックを受けたりしたのですが、自分の価値観をしっかりと把握できるだけでも、こんなに気持ちが楽になるものなのか、と実感できました。

 その後、「ミッション」という考え方も知り、自分の人生の目的を設定すると、自分の行動の一つ一つが、そういった目的に沿っているという認識を持てますので、更に、日々の充実感(幸福感につながるような)を感じることができました。

 自分らしい生き方をしっかりと言語化して持っておき、それを日々の人とのつながりで発揮するだけでも、(生き方は変化していくものではありますが)、幸福感を高めてくれるのに役立つようです。

最後に:ゴーリンの幸福度マップ

 最後に、ゴーリンの幸福度マップという、幸せになるための因子をまとめたものがありますので、ご紹介をします。こういった要素を大切にしながら暮らすことで、幸せが高まってくるのですね。

https://tenshoku-academia.com/work-happy/より

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