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屋台の豆腐脳
旅では夕食に何を食うかが優先されるが、もっと大事なのは朝食をどうするかということだ。ホテルのあり合わせのブッフェで甘すぎるオレンジジュースと薄めのコーヒーで取り合えず腹を満たすこともおおかったが、カリカリのベーコンと目玉焼きそれにベイクドビーンズがあれば大いに満足していた。
朝食はその国の文化や習慣を知るためになるべく現地の人がたべる朝食をたべた。時には屋台の朝食をおおいに楽しんだ。モントリオールのエッグベネヂクト、ブラジルのパステル、タイのお粥(ジョーク)、それにアメリカではエッグマックマフィン、恥ずかしながらこれがロベルトの朝食の定番だ。
中国の朝食はホテルの目の前にあった、屋台の、豆腐脳に揚げパンを足した朝食がいつしか常食になっていた。
今は野菜ジュースとヨーグルト。健康に気を付けだしたらつまらない朝食になってしまった。