ロバート下北沢、壁でのアート展示をはじめます。そして第一回展示のお知らせ
「ロバートの壁で、アートを展示できますか?」
きっかけはロバート下北沢とも関わりが深い、yosemicさんからのご相談でした。
yosemicさんについて↓
yosemicに関わりがあるアーティストたちの展示場所を探しているとのこと。
ロバート下北沢もアーティストやクリエイターの方たちを何らかの形で応援したい!という気持ちを常々抱えていたので、「我が意を得たり」と壁でのアート展示をはじめる運びとなりました。
ワークスペースやチルスペース、はたまたトイレにも(!?)アート作品が展示されます。
ロバート下北沢OPEN1周年である7月から、展示がはじまります。
展示は月ごとに変わる予定です。いつもとちょっと違う雰囲気になったロバート下北沢での作業は、普段利用してくださる方にとっても気分転換になるかもしれないし、アート作品に触れたことをきっかけに、ひょんなアイデアが降りてくるかもしれない。
ここでは、美術館やギャラリーほどの高い敷居をまたがなくても、アートと出会うことができます。
息抜きがてら、コーヒーを片手に作品をめぐるもよし。
展示を見に来たついでに、ちょっとロバート下北沢で本を読んだり作業をするのもよし。
アートと働く場所が一体となった場所で、それぞれの楽しみ方をみつけてみてください。
ロバート下北沢で展示してみたいな、と思った方は、最後にあるお問い合わせにぜひご連絡ください。
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記念すべき第一回目の展示アーティストは、yosemicのメンバーでもあり、アメリカでの活動後に日本でも週末フォトグラファーとして活躍している、Michael Yoshiokaさんの展示になります。
「普段何気なく見過ごしてしまう『なんでもない普通の日常』の美しさを見つめ直す」をテーマに、写真作品の展示をおこないます。誰しもが見たことある風景が、Michaelさんの視点でくり抜かれることによって、ハッとするような存在感を放ちます。
気になる展示の前に、Michaelさんがどんな方なのかを深掘るテキストインタビューをおこないました。
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Q. カメラをはじめたきっかけを教えてください。
Michael 留学をした時に、当時よく遊んでいた友人が大学で写真を専攻していて、彼の余ったカメラを借りて撮りはじめたのがきっかけです。
最初は全く興味もなかったですし、なんで高額なカメラにハマる人がいるのか不思議に思うくらいでした。
だけど適当に撮った写真が想像以上に綺麗に見えて、今では自分もどっぷりハマってしまいました(笑)。
Q. カルフォルニアではどういった活動をされていましたか?
Michael 趣味で写真を撮りつつ、友達に依頼されてポートレート撮影などをおこなっていました。あとはサーフィンをやっていたので、サーファーの写真を撮りによく出かけていました。(本当は今でも続けたいです!)過去に一度だけ、学校主催の合同展示会を市のギャラリーでやらせてもらえました。
4年制の大学に編入した際(アメリカでは2年制の大学で主要単位を取得してから4年制の大学に3年生から編入するのがポピュラーで授業料も比較的抑えられるため。)は、大学の広報で専属カメラマンとして働いて、色々な撮影をしました。本当は様々な大学内のクラブ活動へ同行して専属カメラマンになろうと思っていましたが、あっさり断られまして…(笑)。
ですが、ここの広報として働かせてもらったおかげで、本当にいろんなジャンルの写真を撮る勉強にもなりましたし、自分が撮った写真が大学のSNSやweb記事などに載る嬉しさも経験しました。
Q. 撮影場所は、どのように決めていますか?
Michael 基本的には近所とか家の近くですね。写真家、William EgglestonやIan Howorthに影響を受けて、今の自分のスタイルが確立しました。
カメラを持ちながら散歩して、気になるところへひたすら向かって写真を撮るだけです(笑)。
捻くれているのですが、皆が撮ってる同じような風景、いわゆるインスタ映えな風景をわざわざ出かけて撮りにいきたくないと思っています。
Q. 週末フォトグラファーとは、どういったものなのか、教えてください。
Michael 普段、平日はサラリーマンとして働いていて、おのずと撮影依頼や写真作家としての活動が週末限定になってしまうので、自分でそう呼んでいます(笑)。
なので、「週末メインで写真を撮る人」と思っていただければ間違いないですね(笑)。
Q. 今後、どのように活動されたいですか?
Michael 写真を撮ることが好きなので、欲を言えば副業程度での仕事の依頼が増えてくれれば嬉しいですね!ただ、写真はあくまでも自分を表現できるツールだと思っているので、今後も写真作家として展示会や自主制作のZineづくりにもどんどん力入れてアウトプットしていきたいです!
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展示は7月5日(月)から。下北沢のど真ん中にある場所での展示ですので、下北沢に遊びにきたついでに、ぜひふらっとお越しください!
【展示情報】
「Nothing Special #2」
日時:2021年7月5日(月)〜8月6日(金)
10時〜19時(土日祝は休み)
会場:ロバート下北沢(下北沢駅東口から徒歩1分)
〒155-0031東京都世田谷区北沢2-30-14重宗ビル3F
観覧無料【会場がコワーキングスペースのため、席をご利用の場合は2時間550円(税込)から】
*土曜日特別展示日*
2021年7月10日(土)13:00〜17:00
アーティスト在廊
*クロージングパーティ*
2021年7月31日(土)18:00〜21:00
アーティスト在廊
【Artist profile】
Michael Yoshioka
東京都出身。高校を卒業後アメリカ・カリフォルニアにある大学へ進学。6年半のアメリカ生活を終え、現在は東京を拠点に平日は会社員として働き、週末は写真撮影を始めとする様々なクリエイティブ活動をおこなう。
何気ない日常の空気を"くり抜く"リアルな世界観と淡い色彩が特徴。
instagram
【展示観覧の際のお願い】
・アーティストの展示をご覧になる方は、受付にその旨をお伝えください。
・コワーキングスペースのため、席をご利用の場合は受付で会員登録のうえ、2時間550円(税込)からご利用いただけます。
・ソファスペースでの展示のみ、コワーキングスペース会員様の予約が入っている場合は観覧することができません。こちらから予約状況をご確認のうえ、ご来場ください。
・作業中のお客様もいらっしゃるため、ご配慮いただきながらのご観覧をお願いいたします。
【展示希望アーティスト募集中】
展示をご希望の方は、下記項目への回答とポートフォリオを添付のうえメールにてご連絡ください。
審査のうえ、展示をしていただきたい!と思った方にはこちらからメールを返信いたします。
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・お名前
・メールアドレス
・展示をしようと思ったきっかけ
・作品を発表しているSNSなどあれば教えてください。
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連絡先→info@robert.jp
展示について
場所:ロバート下北沢(下北沢駅東口から徒歩1分)
〒155-0031東京都世田谷区北沢2-30-14重宗ビル3F
展示期間:〜1ヶ月間(要相談)
費用:場所代は無料。展示準備などにかかる管理費3,000円を、基本料金として頂戴いたします。(追加でかかる材料費などは別途相談)
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