シンプルに好感度アップする「ザイアンス効果」でごザイアンス|ムダ図解
人は誰でもできれば好感度をあげたいと思っています。なかには、俺は嫌われたって構わないって人もいるかもしれません。でも、そんな人も自分が販売している商品に対しては好感度を持ってほしいはずです。
じゃないと売上も上がらないし。
今日紹介するのはそんな好感度をあげる「ザイアンス効果」です。
聞いたことありますか。聞いたことないですよね。聞いたことないです。
変な名前の効果ですが、今日はこちらを説明をしていきたいとごザイアンス。
⭕️こんなときに使える
・商品への好感度をあげたい
・自分の好感度をあげたい
「ザイアンス」の意味
ザイアンスってすごい聴きなれない響きです。非常にSF感があります。
近未来SFの理想の地『ザイアンス』。人々はエネルギーを制御する物質が眠ると言われている伝説の地「ザイアンス」を目指して銀河で戦いを繰り広げていた、みたいな感じの印象です。が、違います。
ザイアンス効果の「ザイアンス」とは、提唱したアメリカの社会心理学者ロバート・ザイアンスからそう呼ばれています。なんだ、名前かぁ。ガッカリです。そんな名前の人がいるんですね。由来に意味が薄くてなんだか少し残念。
ロバート・ザイアンスは社会や認知過程に関して様々な業績を積み上げた人物です。ザイアンスは他にも25年連れ添った夫婦は顔が似てくるかどうかの実験などもやっています。実験の結果、25年間一緒にいると同じようなシワが刻まれそうな気がするって言ってます。根拠はありません。
そして、ザイアンスはジーン・ハックマンみたいな顔をしています。
一方、ソビエトのプロレスラーは「ザンギエフ」。別名"赤きサイクロン"です。筋肉こそ美学という考えで「掴んで投げることこそが最善かつ最良の戦法」と豪語しています。ザンギエフのスクリューパイルドライバーに吸い込まれて散っていった人たちは星の数ほどいるでしょう。
えっ? 知らないですか、ザンギエフ? ストリートファイターですよ。ストファイのザンギエフ。
ところで、こういう効果の名称とかって自分で命名するんですかね。「自分ザイアンスっていうんでやんすが、"ザイアンス効果"って名前でお願いします!」みたいな感じなんでしょうか。そのあたりの命名規約が若干気になります。
人の名前だと効果がわかりづらくて覚えにくいんですよね。マズローの法則とかも、名前で内容がわからない。
でも、そんなあなたには吉報がございあんす。
ザイアンス効果は、実は別名があり「単純接触効果」と呼ばれているんです。
うん、なんかわかりやすそうです。単純に接触するだけで効果でるってことですもんね。
「ザイアンス効果」とは
ザイアンス効果は、接触回数に比例して対象への好感度が高まるという心理現象のことです。何回も接触をしていると、そのものに対して"好き"という感情を持つようになるってことです。
【ザイアンス効果】とは
接触回数に比例して対象への好感度が高まるという心理現象
別名"単純接触効果"と呼ばれて、非常にシンプル。とにかく接触する機会を増やせば好感度があがるってことです。
単純に接触させれば効果が出るんでごザイアンス、と覚えましょう。
覚える意味がない人も覚えてください。せっかく覚え方を思いついたんで。
ザンギエフじゃないです。ザイアンス。ザンギエフだと語呂が悪すぎます。
効果が出るんでごザンギエフ。意味もわからないので注意してください。
あと、単純な接触ですからね。濃厚な接触じゃないですよ。そこは間違えないようにしてください。間違えると小池都知事に「密です!」って怒られます。
ザイアンス効果はビジネスはもちろん恋愛などの人間関係にも有効、ザンギエフは近距離戦に有効です。
人は、見た回数の多い商品を選ぶ傾向にあることが明らかになっており、人間関係においても接する機会が多くなるほど、警戒心がやわらぎ信頼や好意が増していきます。
ですので、ブログの商品成約率をあげたいときは、何度も商品名や商品画像を載せて露出を多くするのが効果的です。Twitterでフォローしてもらいたい時は何度もリプで絡んでみたり、好きな相手へ好感度上げるにはLINEしたりメールしたり、自分の露出を増やしていくことで好感度があがるみたいです。
ザイアンス効果は、実物や写真だけじゃなく音や匂いでも効果があることが実験で証明されています。
なので、商品名を連呼するようなCMは理にかなっているわけです。
特にお菓子系のCMは商品名を歌に乗せながら連呼しがちな気がします。
とても耳に残り、悪い印象は持ちません。
ポリンキー♪ ポリンキー♪ 三角形の秘密はね♪
ドンタコスったらドンタコス♪ ドンタコスったらドンタコス♪
ガーリガーリ君♪ ガーリガーリ君♪ ガーリガーリ君♪
たしかにこう並べるとすごい連呼してますね。音による反復はとても効果的です。
ただ、一方で匂いによる接触効果はどうなんでしょうか。そこは疑問です。
臭いものは臭い。どんなに嗅がされても臭い。好感度はあがりません。
父の屁を何度も嗅がされても、臭いです。父への好感度はだだ下がりする一方です。好感度が上がるわけがない。たとえ父が尊敬できるザンギエフであろうと、臭いものは臭い。好きにはなりません。
また、単純にしつこく何度も接触させればいいのかというと、やっぱり上限が決まっています。あまりしつこいとヤバイやつだと思われますしね。
実験の結果、10回以上接触をさせても好感度があがる効果は薄いようです。逆にいうと、10回までの接触のうちに勝負を決める必要があります。
「ザイアンス効果」の正しい使い方
⭕️正しい使用例
部下「取引先に何度も足を運んだら、契約が取れました!」
上司「ザイアンス効果だね」
❌間違った使用例
ザンギエフ「掴んで投げることこそが最善かつ最良の戦法である」
「ザイアンス効果」まとめ
ザイアンス効果いかがでしたでしょうか。
実は本文中に「ザンギエフ」も10回使ってみました。きっとザンギエフに対しても本文を読む前より、好感度が上がっているに違いありません。
これがザイアンス効果でごザイアンス。
少しでもタメになったらスキしてくれると嬉しいです!