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[考察]千利休とは何者か

賑やかな鳥の声に起こされて
夢から醒めた。
ぼんやりとながら
夢に現れた男のことを考える。

その男の名は


千利休。



いったいどうして
あんな奴の夢を見るのだろう

忘れてしまいたい
苦手だった歴史のことは

きっとゴールデンウィークで
疲れたせいなのだ

私は先日「疲れた時にB'zの稲葉さんが出て来た」といってよこした素性のしれない女のことを思い出し、かなり羨ましく思った。

どうして彼女は芸能人で
私は千利休なのか?

不公平である。

しかし私はただでは転ばない女だ。

そこで今日は
千利休について私の思うことを
ここに書き連ねてみたいと思う。

くだらない私の記事を
毎日楽しそうに
鼻くそをほじりながら
読んでくださってる皆さん

ごめんなさい
今回は大変ためになる
とても格調ある歴史のお話です
(もちろんウソ)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

千利休とは何者か?

その問いに関する
私の今の所の回答は…



そっこらへんに
転がってる
前からあった茶碗に
千金の価値を与えた男

である。

これではまるでただの詐欺師だが
千利休のすごいところは
その価値の与え方、それに対する情熱が尋常ではないところだ。

彼は彼が持つ力を
全てこれに使った。

堺のイケイケ商人という身分。
これは多くの武将や有名人と繋がる人脈となる。
こうして繋がった人と人を結ぶことで千利休は自分の価値が爆発的に上がることを知っていた。
しかし、時に敵対する有名人同士が繋がるにはもっとらしい口実が必要である。
そこで利休が考案したのが
「茶の湯」である。
「茶の湯」の創造に利休はこれまた自分の持ってる全ての力を注いだ。

仏教の概念、建築、庭の造形、美術品の鑑賞法、中国あたりからありがたそうな言葉を探し出してはこれまたありがたそうな坊さんに掛け軸を書かせてみたりもする。それっぽいルール所作も作る、能などを参考に動きまでそれっぽく作る。

武将たちはこれを面白いと思った。それまでは部下に褒美として米をやらねばならなかったのだが、利休にオッケーをもらったら茶碗で良いのだ。

こうして利休の始めた壮大なお遊びに有名な武将達が続々のっかっていき、「茶の湯」という文化が生まれた。

そしてその文化は利休なき後
数百年たった今日でも
大変ありがたがられているのである。
そして実際に私もその世界に魅せられている。一回も茶会に行ったことはないけれどもだ。

利休が勝手に作ったルールを大真面目に考えて茶の湯を楽しむこともできる。

あいつは天才だからな。

ところが私の思う茶の湯最大の楽しみは
利休が自ら作ったルールで、ルンルン気分で茶室で待つ間、外の腰掛けで隣り合わせた武将と、コソコソ重要な取引話をし、さらにはその合間合間にくだらないはなしをすることだ。


これは銀座のクラブも同じではないかと思う。
こちらも行ったことがない。

全て妄想である。

どうか本気にしないでいただきたい。
ただ利休は面白い男だと私が思っているということは本当である。

今日も朝からなんのはなしですか

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