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[ワーオ!]秘伝の書

いくら好きでも、あんまり見てるとお互い息苦しくなるようだ。

いや、子どものことなんだけど。

そんなことに気がついて、以降我が家では、親はそれぞれ自分の好きなことをして子どもへの高すぎる関心をセーブしている。

旦那は宇宙戦争の映画ばっかりずっとみてる。
どんな出だしからでも、必ず宇宙戦争になるので傍でみていてちょっと面白い。
我が家に宇宙人がやってきたら、交渉は旦那に任せようと思う。

一方私は大河ドラマにハマっている。面白すぎるけど、和歌もよめないから、大河ドラマ気分を味わうのに鬼や妖怪に興味を持ち始めた。
キツネにばかされていないか確認する方法など妙な知識を蓄えてゆく毎日だ。

つまり、子どもにしてみれば、両親とも全く役に立ちそうにないことを熱心にやってる状況である。

そんな中、私は古本屋で(つまりブックオフで)最近「まじない秘法」という本を手に入れた。
積読で溢れかえる我が家なので、読まないかもしれないけど見た目が古びてて気に入った。私の「平安ごっこ」を盛り上げるインテリアアイテムとして申し分ない。ジャケ買いである。

それで今日、雨が降ってヒマだったのでちょっと中身を開けてみた。

こ、これは!!これはまさしく


おばあちゃんの知恵!!!


天ぷらの上手な揚げ方
蜜柑を長く貯へる法
土龍を花壇に入れざる秘法

足に豆ができたらキャベツ
(やってみたくて家族の足の裏みたけど豆はなかった。十字に切ったキャベツ貼るとすぐ治るらしい。)

なんか和む。

育児の秘訣の章もあった。

上手な育て方
猿の藝を仕込むには猿廻し自身が裸體になつて踊らぬと猿に藝が仕込めないそうです。子どもの教育は凡てこのコツが大切です。

宇宙戦争に備える父と
キツネか人か見分ける術を身につけようとする母…。

うちの僕ちゃん達が、将来どんな人間になるのか大変楽しみである。

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