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古い思考習慣は意識の進化のお荷物だから

自分の言動は全て自分の欲求から始まっているということに気がついてからというもの、自分が嫌でたまりませんでした。

その状況から抜け出すための助けになったことは、「魂の光」の講座で習った「相反する対をなすもの」という考え方と先生のアドバイスでした。



「相反する対をなすもの」


「相反する対をなすもの」を私の知っている範囲の知識で説明を試みますとこのようになります。

・人間は本当は霊的な存在、魂であるのに、それを忘れて魂がいま宿っている器である「肉体+感情体+精神体からなる物質的な人間」(これを「非自己」と呼んでいます)を自分と誤認している。

・非自己が作ってきた性格(パーソナリティー)は、利己的な性質を持つもの。自我意識。

・一方、本来の自分(真我、魂、自己)は利他の性質を持つもの。霊的意識。

・「相反する対をなすもの」とは男と女、プラスとマイナス、陰と陽などのように性質が反対で対を成すもので、「魂の光」におけるこの言葉は、非自己(パーソナリティー)と自己(真我、魂)のことを指す。

・本当の自分に気がつき、自分の中にある「相反する対をなすもの=自我意識、パーソナリティーと霊的意識」のバランスを取って周りと調和しながら、この世を照らしていけるようになることをヨーガは目指している。


「自己チュー」から抜け出すために


そのようなことを知識としては知っていたことと、「急激に霊的意識を落とし込むことは危険」といった説明を講座で伺っていたため、「自己チューな自分」が嫌になったときには、パーソナリティーの性質をなくせない自分を傷つけるのではなく、「パーソナリティーもこの世で魂の心を表現するために必要なものだから」と一旦受け止めて、少しずつ利己的な自分を利他的な性質に置き換えていこう」と思いました。


ヨーガ個人指導の際にそんな自分の悩みや対処法(案)について先生に相談すると、ありがたいことに考えている方向性を確認できて安心することができました。

また、そのようなイメージは害毒にしかならないので、さっさと捨てて反対のこと(例えば損得勘定抜きに人を助けている自分)を列挙してみることを薦められ、実践しているところです。


古い思考習慣=お荷物は捨てて身軽に進もう


ヨーガに出会ってから、ネガティヴな思考に囚われて本来やるべきことをできていないことに意識が向くようになり、そんな無駄な時間を減らしてきたものの、「ダメな自分」を責めてしまうという古い思考パターンに足を取られてしまいました。


その間、苦しみましたが、「魂の光」の講座で教わった「相反する対をなすもの」と先生の助言に助けられ、「古い習慣=お荷物はさっさと捨てて身軽に進むことの大切さ」を理解できたので、長年使ってきた思考習慣にさよならをして道を照らせる自分に近づいていきたいと思います。