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ブルースの鳴子

「僕の奏でる声はどうしても説明に困る。」

なんだろ、

昔はなんか、

こう、
コンプレックスのような

でも、
コンプレックスじゃないような。

昔の動画を見返すと、どうしても聞いてられない。

嫌な声。

というより嫌な喋り方なんだろう。

自分が1番面白いと思いながら喋ってるみたいな。
自分でツッコミが上手いと思ってるみんなの中にいる、

あいつみたいな感じ。

でも、大人になってからは、
自分の声を聞けるようになった。

別に何かが変わったのかと聞かれれば、

状況が変わったというか、

伝えたいと思う意識に多少の違いはあるのだと思う。

少し話は変わるけど、
熱量のある話って聞いてられるよね。
なんか伝えたいんだろうなと思う、
あの独特な熱量。
僕はあの熱量を浴びせられる時がすごい興奮する。
別に僕自身に落とし込めなくとも、
理解できなくとも、
なんか心地良い
あの熱。
僕はあの熱量でシャンプーを流したい。
ちょうど良い温度じゃないかもしれないけど、
「あちっ」って言っちゃうかもしれないけど、
でも、あの熱量でシャンプーを流せたら、
スッキリしそうなんだよね。
……
……
……
足の指の間に靴下のゴミが挟まってないか気になった。
……
そんな夜。

あなたのサポート無しでは、もう考えられない。