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地学:地形:土質力学:大門の土砂崩れ地形(長野県長和町)

いつの時代かわからないけれども、大規模な土砂崩れが発生した痕跡が、はっきりとわかる地形となって現われている。崩れた土砂塊が麓に円形に堆積して、河川(大門川)の流路を大きく蛇行させている。河川閉塞(天然ダム)も発生したことだろう。その全容をドローン空撮で捉えた。山腹のえぐれた様子もわかる。

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国土地理院の傾斜量図で見ると、崩れた土砂が半円状に広がっている様子がよくわかる。

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これだけの模式的な土砂崩れの痕跡が明瞭な形で残っているわけで先行研究があるだろうと思って探しているのだけど、出てこないなぁ。
この土砂崩れ地形がある場所は上田と茅野を結ぶ大門街道の途中だから、古来より往来の多い場所。ここ1000年ぐらいの出来事だと記録が残っていそうな気もする。発生年代を知る手掛かりが何かないかな。

地上から見るとこんな感じ。崩れた山腹が凹状にえぐれているのは地上からもよく観察できる。

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