てんこ盛りの総合エンタメ映画~「ムトゥ 踊るマハラジャ」
2021年になって映画に関する記事はいくつか投稿してきたが、実際に最初に見た映画はこちら。1995年公開「ムトゥ 踊るマハラジャ」
新しい年は明るい気持ちで迎えたいということで。
初めてみたインド映画。
独特のテンポ・間に戸惑いつつ、ストーリーやアクションはしっかりしていると感じた。何より歌とダンスは魅力的なのがよい。ヒロインも美しい。
正直言って、観るまではただ歌って踊ってのどんちゃん騒ぎの映画かと思っていたが、いやいやどうして。なかなかのストーリー展開ではないか。根本は、いわゆる貴種流離譚モノ。つまり今は不遇をかこっているけど実は高貴な生まれで最後には元の地位に収まってメデタシメデタシ、というパターンである。そこに、恋の三角関係だとか、カーチェイスやアクションが盛り込まれることで、総合エンタメに仕上がっている。
特に、馬車によるカーチェイスのシーンは圧巻である。名画「駅馬車」も顔負けではないだろうか。
ガンアクションはないのだが、バッタバッタと馬車や御者が倒れていくのだが、これは大丈夫なのか⁉と思うような演出なのだ。どうやって撮影したのだろうか。
あとピンポイントだが、決めポーズのような、スカーフ?を使ったこのアクションが気に入ったので、最後に紹介しておく。
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