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大商ニュースで紹介されました

町工場から世界へ
大阪・関西万博に出展

Road to 2050 快適な社会生活への第一歩

2025年大阪・関西万博を舞台に、中小企業グループが「いのちにカを与え、生きていることを楽しめる未来社会」を目指して未来の車いすを共創する。「あなたと一緒に、安全に移動したい」。
そんな想いが込められた
①座面が水平を保つ車いす
②ハイカラな車いす―—の2つを開発し、展示する。

座面が水平を保つ車いすは、走行中に傾斜面に差し掛かっても、座面が常に、水平に保つ。坂道や段差でも、介助者の負担も軽減する。

ハイカラな車いすは、機能性だけでなく、デザイン性も追求する。日本の伝統的な「和」をテーマに、見た目の魅力を高めることで、車いすのイメージを一新する。

開発のきっかけは、2023年1月、大阪商工会議所・大阪信用金庫の「身近な課題や世界のお困りごとを大阪の町工場が解決します!」プロジェクトにニシ卜発條製作所(大阪市)西尾光司・専務取締役が参加し、同年4月に関係者と出会ったこと。
グループ幹事企業である二シト発條製作所が車いす走行性改良プロジェクトを説明した際、金属加工を得意とする三共製作所(東大阪市)、設計を得意とする三和機電工業(堺市)が賛同し、プロジェクトが始まった。
その後、様々な分野の企業や大学が協力し、開発体制が構築された。

「大企業ならいざ知らず、中小企業には無理だろう・・・・・・」。開発当初は、そんな声も聞こえてきたという。しかし、「社会課題を解決したい」という強い思いが、開発の原動力となり、中小企業ならではの意思決定の速さや柔軟性を活かしてプロジェクトを進めてきた。

開発チームは、「Road to 2050」を掲げ、万博後も車いすの開発を継続し、2050年には「誰もが移動を楽しめる社会」の実現を目指す。
そのため、万博での展示を通じて、車いすメーカーや介護施設、観光施設などにアピールし、販売につなげたい考えだ。将来的には、ユニットの販売だけでなく、オリジナルブランドの車いす開発も視野に入れている。

ニシト発條製作所(代表企業)、三和機電工業、三共製作所、旭電機化成
【問合せ】中小企業振興部 電話06-6944-6461
万博出展の詳細はこちら(QRコード部分)
https://www.osaka.cci.or.jp/reborn_challenge_monokakou/

大商ニュース 2024年12月10日


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