NEXTフェスを触る[日記:24/06/14]
今週はゲームをやろうやろうと思ったまま結局何もせず、みたいな勢いでほとんどやりたいゲームをプレイできていない。ストレスを溜めながらマスターデュエルをボーッと回しているのはさすがにマズいと自分でもわかってはいるのだが…
本日のゲームばなし
待ち望んでたやつと偶然出会ったやつ
Steamでリリース予定のゲームの体験版が一斉に楽しめる「NEXTフェス」イベントがやっていたのでそういえば、と覗いてみたら気になった作品があったので軽く遊んでみた。
まずは「Lushfoil Photography Sim」
写実的なグラフィックのマップを自由に歩き回れるウォークシムで、気に入った瞬間は一眼レフによってスクリーンショットに収めることができる。体験版ではアルプスの湖畔を30分間の制限つきで歩くことができた。
なによりも土や苔、葉の一枚に至るまで現実と見劣りしない繊細さが詰まっており、枝葉に向かって全力でズームしてもテクスチャっぽい粗さが見られないところが魅力的だ。さすがに水辺に浮かぶ落ち葉や岩壁にぽつんと生える小さな葉などはやや”ゲームっぽさ”を感じてしまうが、それでも全体を俯瞰した時のリアリスティックなビジュアルはそれだけでも楽しめる要素になると思った。
ゲームで写真を撮るのが好きな人にはもちろん、ピクミン2のEDとか、そういう自然を拡大したような雰囲気が好きな人にも刺さりそうな感じがした。自分は両者に当てはまるのでかなり期待度が高い。
もともとこのゲームの初報はだいたい3年前とかになるので、ようやく手元で動かせるところまで開発が進んだと思うとなんだか感慨深くもある。早く製品版リリースしてくれ~!
次に「ミラージュフェザーズ(Mirage Feathers)」
緻密なドット絵と奥行きが印象的なシューティングゲームで、体験版では冒頭のボス戦ステージを遊ぶことができた。YouTubeでのんきに過ごしていたらいきなりおすすめに出てきてとにかく目を引いたので、慌てて駆け込んだ。
グラフィックは2Dだが、目まぐるしく動く下方の風景や、敵機が放ってくる弾道が明瞭な弾幕の数々によってとにかく立体感が強く伝わってくる。システムや操作感に大きな違いはあるが、大雑把に表すなら「新・光神話 パルテナの鏡」の空中戦パートをずっと続けているようなニュアンスが分かりやすいか。
新パルテナの雰囲気で終始プレイしそうになったが、遊んでいる感じだと移動できる幅が相当にあるようで枠組みに収められている圧迫感はそれほどなかった。というよりも枠として考えて避けること自体が間違いなデザインであるように思える(明らかに面で攻撃してくる敵がいる)ので、もっと思うように飛んでいいということだろう。
情けないながら自身はシューティングとパズルだけはどうにも苦手なところがあり度々残機を枯らしてしまったが、3D酔いもかくやというほどギュンギュン画角が動いて疾走感満点、移動で合わせてのオートロックによる一斉掃射など…
全体で見て開放的に遊ばせてくれる印象が強かったので、枠の中で細々とやり抜くジャンル本来への苦手意識を取り払えそうな魅力があった。
やはりプレイアブルは筋肉モリモリマッチョマンより、これくらいかわいさに振ってる方がオタクとして手が伸ばしやすい。
見た動画のかんそう
人の不幸はなんとやら
ホロライブ所属のVTuver「大空スバル」のホラゲー配信。
もはやそのあたりでは知らない人はいない「Five Nights at Freddy's」をプレイしているワケだが、そろそろ10年目を迎えるシリーズながら何度見ても恐怖を徹底的に煽ってくる構造の色褪せなさについ手に汗握って見てしまう。このゲーム500円…?想像より安くね…?
こうしたアイドル的なVTuberのホラゲー配信というと、とにかく沈み込んでリタイアのように初回が終わってしまったり、逆に耐性の強さからあっさりと終わってしまうケースが多いのだが、大空スバルはデビュー当初のチャレンジをリタイアしてからの4年ぶりのリベンジということもありちょうどいい塩梅で進行していたのが印象的だった。
冷ややかに野次を飛ばしてくるリスナーに反発する空元気を恐怖から数秒後に打ち破られる期待通りのリアクションを見せつつ、それなりのテンポの良さでシステム理解をしていくので急激なブレーキがかからずに”配信らしく”ゆったり楽しめた。
にしてもこの配信、低確率イベントに遭遇しすぎである。本人の魅力を知るついでで見てほしい。