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”奥空さん構文”からアヤネを推している

ブルアカに数多いる生徒の中で自身が最初に推しとなったのが奥空アヤネなワケだが「アヤネが好きである」という感情にどうにも整理がつかないまま日々を繰り返していた。

だが、誰が言ったかもわからない…こんな構文がある!

奥空(アヤネ)さんの良さを知ってるのは俺だけなんだよな…

しかしブルアカユーザーが奥空アヤネを語る際にじんわり広まっていたこのフレーズ、これを見てやっと自身の感情を理解できた。なぜ奥空アヤネへの熱がこれほど芯を持てているのか考えてみよう。


”確かにそこにいるが目を向けられていない”感

メガネズレてるやつ、定番ながら良い

さっそく上記の構文に触れるが、アヤネの魅力を表すとするなら”認知されている存在のはずなのに自己主張をしない”ところにあると感じている。もちろんビジュアル的な可愛さは当然として成立しているし、パッと見で「かわいくない」と取ることはできないだろう。
しかし制服を着崩さず自身よりも社会のルールへの意識を前提としている内省的なビジュアルから、観測範囲にはいるが恋愛対象としての目を向けられ慣れていない点が彼女のかわいさの理由だと思える。

そしてそんなアヤネを推す際にマイナー精神のようなものも内在して生まれたのが”奥空さん構文”だろう。もちろんアヤネを推しているユーザーの全てがそうだ、というワケではないが、少なくとも自分は

  • リリース当初数少ない正統派メガネ枠

  • 自己主張の弱い繊細さ

このような点からアヤネが好きになったし、全体から見て母数の少ないアヤネ推しであるという事実にマイナー精神を滾らせて楽しんでいた。

意外とすぐオドオドする

この差分はまだ病に効かないが、いずれ効くようになる

かなり直球な知的デザインを持ったアヤネだが、少しイレギュラーに踏み込むと急激に弱ってオドオドしだすところもかわいいと言える。ルルーシュ?

メガネ属性というのは往々にして理知的な面を徹底して崩さない冷静さが求められることが多く、ブルアカであれば音瀬コタマや各務チヒロあたりがその傾向にあるだろう。
アヤネは通説のある状況においては冷静さを保つものの、それが通用しなくなる急なハプニングになると突然弱りを見せて先生に泣きついてくる。この不意に姿を見せる小動物的な魅力は絆ストーリーなどで見ることができ、ある種のギャップとしてキャラ性に大いに彩りを与えている感覚がある。

爆速のデレ

この差分はすでに病に効くことが証明されている

このキャラやけに初期好感度が高くないか…?

先生はシロコに抱えられてアビドスに到着するという相当情けない登場をしているが、どうやらアヤネにとってそこはさして重要な問題ではないようだ。押せばすぐ倒れるようなチョロさを逐一見せてくる。

いわゆる「こっそり禁断の恋を夢見ている」タイプのキャラで、慌てた拍子にふと内面をこぼしてしまう描写がかなり多い。マイナーだから推している節があるタイミングで急に弱みをさらけ出すので、当然ながら推すしかないのだ。

つまるところ

水着メモロビで全てを許した

奥空さん構文から改めて自分の感情を言語化でき、なぜ好きであるかを明確にできたことは自身にも説得力が生まれたような気がして心が落ち着いた感覚がある。

正直無印のメモロビでメガネを外したことに関してはキム・ヨンハ統括Pと解釈が違ってしまい相当残念な気持ちになったが…しかし奥空アヤネと邂逅できた事実だけで十分相互理解をできたので、今一度感謝するしかないだろう。

俺とキム・ヨンハを巡り会わせてくれてありがとうスティーブ・ジョブズ。ありがとうティム・クック。



相当に難産だったがどうにかまとまった文章になって良かった

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