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忍ぶどころかバイク乗り[日記:24/12/15]

いくらソシャゲを抱え持ちしているとはいえ、さすがに日々のゲームがルーチンワークすぎないか…ということで新しいゲームに首を突っ込んだり、サンドボックスなどゆるいタイトルを触る用意をしていた。

この時期における過ごし方として周回続きなことは個人的に収まりのいいモノにも思えないので、サンドボックスをだらだら起動しっぱなしにしたり、クリアしてから久しいタイトルをもう1周してみたりなどパターン化からの脱却を狙っている。
とりあえず惑星ゼーベスは年一で吹き飛ばしておかないと気が済まない。


本日のゲームばなし

いよいよなんでもアリになってきた

不思議ながらクールな絵面

待ちに待った大型アプデの実装ということで「Warframe」をプレイ。
メインは遠い未来の太陽系が舞台なのでそうした宇宙ゲーにありがちなぶっ飛びSFがメインとなる作品だが、今回はそんな遠い未来に迫る危機を打ち砕くべく1999年の大晦日にタイムスリップして歴史のターニングポイントを変える…といった内容のストーリーが展開された。

11周年を迎えた長寿SFコンテンツがこのタイミングでレトロフューチャーのような雰囲気を繰り出してくるのはとにかく新鮮で、両者とも”EXCALIBUR”との異名を持つフレーム(強化外骨格)と新キャラの衝突が特に印象的だった。
日頃から操作しているのはフレームの方なのでフルフェイスであることに何の違和感も抱かないハズのところを、生身の同名キャラを出すことで”表情の読めない怪物”として扱っているのはユーザー側への刷り込みがしっかりできているからで、長年追っているがゆえにこみ上げてくるものがあった。

「アトミサイクル」というバイクの実装によってプレイフィールがよりクールになって嬉しい一方で、もういよいよ”宇宙ニンジャ”という無理くりな言い訳すらも通用しなくなってきているのが面白い。よく「忍者じゃなくてニンジャだから」とド派手な行為を正当化させていたが、エンジン音を轟かせて街中を爆走するのは忍ぶ気持ちがゼロどころかマイナスに届いているのではないかと思う。まぁそういうところでこのゲームが大好きなのだが…

RPGをぶっぱなしてその乗り物を木っ端みじんにしてしもうたんじゃ

見た動画のかんそう

”らしくない”のがらしさ

ウルトラマンアーク第22話「白い仮面の男
前回の大規模アクションから打って変わって、今回は丸ごとミステリー。

人々の記憶から概念も含めた”コト/モノ”が少しずつ消えていくなかで謎の仮面の男が語るのは「忘れゆくことが人類が夢見た楽園たる平和」という理念。概念ごと怪獣という恐怖を消し去ることで平和をもたらす、というのは一見して正義を行っているようで不気味な悪としての姿を取っており、安寧を保った世界のまま静かに世界が歪んでいくシリアスな空気が魅力的に映る。

想像力をテーマとする本作にて恐怖や憂いといったネガティブな想像を否定して世界をモノクロにする相手に対し、誰しもイメージできる”雨”を軸にして「マイナスであっても連想される鮮やかな思い出」をカウンターとして立ち向かうユウマの前向きな気持ちがとても良かった。
何よりも丸ごと1話分の尺をフルに使ったミステリーを現代のウルトラマンでやってくれたことが嬉しく、久々にこうした回に触れて改めて「このらしからぬ絵面こそウルトラマンらしいなぁ」と感慨深さのような気持ちもあったり。そして30秒ほどしか主役が映っていないのに”ウルトラマン”が成立するシリーズとしての幅広さ、力強さも同時に感じる回だった。

ウルトラマンアーク、面白すぎるからもっとやってくれ…!

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