【所感】飯田隆「言語とメタ言語」
以前書いたnote「【読解】飯田隆「言語とは何か?」」では未読だった、飯田の「言語とメタ言語」という論文を、まずは流して読んだ。訂正の意味を込めて本noteを書く。
「言語とメタ言語」では、「「言語の外に立つ」ことはできないが、「言語の外には出られる」(『分析哲学これからとこれまで』148頁」)」という主張がなされていた。これは、世界(実在)の側を、人間(認識)が、正しく指し示すことができるのか?というある種の認識に関わる懐疑論に対する応答とみなすことができる。つまり、言語を