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2024年9月 日帰り京都旅行 京都府立植物園を散策する

 2024年9月。今年100周年を迎えた京都府立植物園へ。
 と、その前にちょっと寄り道。

 今や全国的に有名になってしまった縁切り神社・安井金比羅宮を参拝。
 将来のことで悩んでいるので、おみくじを引きに来た。あと、お守りを新調したくて。

 おみくじ、半吉。
 世の中のおだしきことを朝夕に乞祈りまつる神の御功徳。
 世の中が平穏であれと願い、世のため人のために日々天神地祇に祈っていれば、神様のお助けを得て己にも幸福が訪れるのである。

 自分のことで精一杯なのだが、もっと周りを見ろということだろうか。 にしても、半吉は微妙だ。
 安井金比羅宮のおみくじは、個人的によく当たると思っているので、おみくじのお言葉をありがたく頂戴して今後に活かすことにした。

 祇園四条駅から京都河原町駅まで歩き、四条駅で烏丸線に乗り継ぐつもりが、何を思ったか勘違いして七条駅に戻ってしまった。仕方なくそのまま京都駅へ。
 気を取り直して烏丸線に乗り換え、京都府立植物園へ向かう。

 北大路駅で下車し、賀茂川沿いを歩く。
 9月も終わりがけになり、だいぶ涼しくなったと実感する。歩いても、暑さでバテることがなくなった。

 植物園に到着すると、何やらイベントが開催されているのをよそ目に温室へ。

 温室、でかい。温室に入るには別途料金がかかるので注意。

 最初に目に飛び込んできたのは、ラフレシア。世界最大の花で、異臭を放つ。

 こちらは、マングローブの木。何気に初めて見た。こんな根っこなのか。

 順路の通りに進んでいく。

 熱帯の植物。

 独特な形状と色。熱帯は植物の数が多く、生き残るためにそれぞれ独自の進化を遂げたのだと推測する。
 進化することを選択したものだけが、生き残る。それは人にも同じことが言えるのかもしれない。

 植物園だけど、なぜかウーパールーパーがいた。私がじっと見つめていると、うにょうにょ動き出した。かわいい。

 植物と人間、そしてウーパールーパー。何ともシュールな状況だ。

 極彩色が美しい。これぞ熱帯。

 熱帯のエリアを抜けると、夜にしか咲かない花が展示されていた。

 神秘的。神秘的すぎる。魅入ってしまった。
 夜に咲くのにも、きっと意味がある。そのことを考えているだけで日が暮れそうだったので、次へと進む。

 私はここで、高山植物に惚れた。控えめで静か、それでいて力強く咲く小さな花たち、かわいすぎる。
 熱帯の植物とはまた違った厳しい環境で生き抜く高山植物。胸が熱くなる。

 こうやって見比べてみると、形状も色彩も全く違うことが分かる。

 この植物は何?どういうこと?
 おもしろい。

 こちらは、植物園イチオシの花。シラサギに似ている。

 温室を出る。
 外には、秋の花が咲き誇っていた。

 ヒガンバナ、見られて良かった。秋を感じる。

 コキアは紅葉目前。

 あ〜、楽しかった。植物は奥が深い。
 昼食をとるのも忘れて植物を見てしまった。京都駅で高価なドリンクセットをいただき、帰路についた。

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