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心の傷と身体の傷


こんばんわ。
昨日から寒さが各地で増し、雪が降るところも見られるようになりましたが、皆様お変わりありませんか?
本日もこのnoteに目を通してくださりありがとうございます。

ただ、書き始める前に皆様にお伝えしたいことがあります。

今回の内容はレイプ、性的被害についてのものです。

内容が少々酷なものでもあるため、こういった類のお話が苦手でしたら迷わす戻るボタンを押してください。

もし読まれる方はそのまま、目を通して頂けると幸いです。
それでは、始めていきましょう。

目次
 ・私の実体験
 ・自分の身体について思うこと
 ・最後に


・私の実体験

まず始めに申し上げますと、これは私の実体験の話です。
ですが、私の記憶にはほとんどありません
時間の経過のためなのかどうなのかは分かりませんが、中学生に入る頃にはほとんど覚えていなかったように思います。

私が被害を受けたのは小学2年生の頃でした。

唯一覚えているのは、痛かったことや身体中触られたこと、そして相手が3人くらいいたことです。
痛かったというのはありますが、最後まではしていないと本人達は言っていました。
おそらく指とかを入れたのでしょうか。
今となっては知るよしもありませんが。

そして小学2年生の頃だったので、この頃はいじめにも遭っていました。
そのせいなのか痛かったことなどはあまり気にせず「そういう遊びがあるのだろう」くらいの感覚でいたことを覚えています。

ですが、母とその母の友人と一緒にご飯を食べに行った時、私が何も気にせずそういうことがあったということを話しました。
二人の表情が見る見る変わり母の友人は涙を流し、母は怒りで言葉が出なかったそうです。
そして、私の両親がその男の子の家に向かい話をしに行ったことを後から教えてもらいました。
その後、私は「あまりあの子達と関わらないように」と念を押されたことを覚えています。

まぁ、当時の私には何故そういう風になったのかも理由はちゃんと理解していなかったのですが。


・自分の身体について思うこと

私が当時されたことをちゃんと知ったのは、小学生の高学年くらいの頃だったと思います。
ですがこの頃はそんなに気にすることはなかったです。

だいたい中学2年生くらいの頃でしょうか。
自分に好きな人ができた時、私は改めて「レイプされた」ということに気付き、どういったことをされたか覚えてないからこそ私は不安と後悔でいっぱいになったことを覚えています。

「まるで自分が汚いもののように感じる」と被害を受けた方達は言いますが本当にその通りです。
どうでもいい人には自分の身体を他人と体を重ねることなんてないでしょう。
ですが、それをやられるということはどんなに時間が経っても「自分は汚い人間」としか思えないのです。

今となっては他人と身体を重ねることがあっても何も思いませんが、時々ふと思い出します。
そして今も尚、私は性行為自体を気持ちの良いものだとは思いません。
相手がしたいからする。そういったことの繰り返しです。

これを治せるのかと聞かれたら、私には確信を持って「治せます」とは言い切れません。
私自身、まだ克服できていないのですから。
身体の傷は時間が経てば心の傷に変わる。
そのことを今の私がきちんと受け止めて、前に進んでいくしかないのだと。
例え克服できなかったとしても、生きているのですから。
自分の体についてもきちんと受け止めねばなりませんね。

・最後に

今回のnote、いかがでしたでしょうか?
これは私自身が個人的に思うことであって、性的被害を受けた方全員がこういう風に考えるのかと問いかけられたら、そういったことはありません。
克服できている人は克服できています。

ですがもし、ご自分の身近なところにこういった方がいたら。
そしてパートナーがそういった方であったら。

もし、そんな話を聞いたら決してこちらから蒸し返したりはせずに、相手の話をきちんと聞いて欲しいです。
そして一緒にいろいろ考えていったり、話を聞くだけでも支えになっていることを忘れないでください。
こういう話を自分から好き好んでしようという方はまずいないです。

話してくれるだけで、相手はその方に信頼を置いていること。
もしかしたら助けを求めているのかもしれないということ。

このことを忘れないで頂けると幸いです。

それでは長くなってしまいましたが、最後まで目を通してくださった貴方、本当にありがとうございます。
それではまた、次のnoteでお会いしましょう。

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